BBCによる「トムとジェリー」のオーケストラ
オープニングテーマから始まり、さらに記憶にある数々のおなじみのフレーズや付随する楽器や道具による効果音、そしてトムの激痛絶叫・・・・あの、「あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー」の声はたしかハンナかバーベラのどちらかの声を録音したもの・・・・までやっちまうという。
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オープニングテーマから始まり、さらに記憶にある数々のおなじみのフレーズや付随する楽器や道具による効果音、そしてトムの激痛絶叫・・・・あの、「あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー」の声はたしかハンナかバーベラのどちらかの声を録音したもの・・・・までやっちまうという。
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・ブラックコーヒーにゆで卵、そしてピーナツバターを塗ったパンにレーズンを乗せ半分に折ってサンドイッチにしたやつ。
刑事コロンボのメシというと、旧作ではクラッカーを砕いたやつをチリソースにふりかけるというもの・・・(あれで腹の足しになるのかね?)・・・だったようだけど、これが1990年代のシリーズとなると、↑のメシが追加された。
これだって腹の足しになるのか分からんけれど、レーズンはカロリー追加となって多少、忙しい捜査活動でのエネルギー不足を補えるかもしれない。
で、どんな味か試そうと、ピーナツバターはアメリカのもので作ってみました。
たいして旨いもんじゃありませんな。レーズンがゴリゴリする。
あるエピソードでは、コロンボが捜査現場の人んちの冷蔵庫から勝手にジャムを取り出して、さらに上塗りして食べようとするシーンもありましたが、どうやらそれが彼の一番贅沢な携帯食のようだ。
アメリカ人の弁当というと、ピーナツバターのサンドイッチが定番のようで、それに追加でジャムやゼリービーンズを挟むという、日本人からみたら味覚音痴と言えるような食べ方をする。
新・刑事コロンボは最近のBSで観るようになりました。初見であります。
今のところ一番印象にあるのはミセス・コロンボが殺されるというエピソードかな。彼女を埋葬する墓地のシーンから過去にフラッシュバックするというのが今までになく、ちょっと変わってて面白い。
でも、ドライな旧作と違い新作シリーズは、なにか人間関係や男女関係のドロドロが目立って、自分の好みではないです。ファンにも賛否両論の声があるようですな。
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「子供たちはこれを観てないと、
翌日、学校で友達との会話に入れなかった。」
-- 西條康彦 --
テレビで「ウルトラQ」の放映が始まったのは50年前の1966年1月2日のお正月で、自分は小学校1年生だった。
雪国であるこちらの学校の冬休みは期間が長いため、1話「ゴメスを倒せ!」と1月9日放映の2話「ゴローと五郎」の放送は冬休み中だったことになる。12日ごろ冬休みが終わり学校が始まると教室内のクラメートたちの集まりでは「ウルトラQ」の話で持ちきりだった。
しかし、自分は彼らの話の集まりに参加できず、机に座ってじっと彼らの興奮している話し声を聞いているだけだった。なぜなら「ウルトラQ」を観ていなかったから。いや、観せてもらえなかったからである。
そのわけは、以前にも書いたけど、絶対君主である父親がNHKの7時のニュースを観るためテレビを独占していたからだ。もし、「ウルトラQ」が7時半の放送だったらリアルタイムで観れたかもしれない。
が、しかし・・・・うちのオヤジが怪獣ものは毛嫌いしていたので、これまたチャンネルを切り換えくれず、観れなかった可能性が高い。
親父はテレビで観るSF・特撮物は大好きで、円谷作品でも特に毎年お正月に放送される映画「宇宙大戦争」は好んで何度も観ていたが、同じSF作品でも、不意に画面にカイジュウが現れると・・・・「妖星ゴラス」でトドラが現れるシーンなど・・・「ヘヘヘー」と小馬鹿にしたような笑い声を発し、即座にチャンネルを換えることが常だった。オヤジの頭にはキグルミ怪獣イコール子供だましという式が成りたっていたようで、したがって息子である自分にも見せるべきマジメなものではないという信念だったのだろう。
ということで、オヤジは「ウルトラQ」も子供といっしょに観て、大人の鑑賞にも耐えられるSF特撮作品だという判断には至らなかったみたいだ。オヤジよ、怪獣の全く出ないエピソードもあったんだけどな、アレには。
親父には生前、1954年「ゴジラ」をどのように評価していたか訊いてみたかったものだ。
さて、「ウルトラQ」は放送開始の半年?ほど前からテレビで予告編のCMを流していた。これははっきりと覚えている。それには「宇宙からの贈り物」の1シーンを使っていて、ナメゴンが洞窟内に現れ、二つの伸びた目ん玉から点線のような光線を発するカットがあった。
これが子供心に怖くて強烈な印象を与え、番組への期待感を盛り上げるものだった。自分は放送開始1作目はこのナメゴンのエピソードだと心待ちにワクワクしていたが、当日は「ゴメスを倒せ!」が1作目となっていて、上記の通り、とうとう観れなかったが、後で「あれ、どうしたの」と不思議に思った記憶がある。
これは、ウィキペディアによると、直前に変更となる事情があったようで、当初はやはりCM予告通りナメゴンの篇が1作目となるはずだったらしい。
今は御高齢となられた当時の制作スタッフの皆様。子供というのは、案外こういう細かいことにも気付くもんなんです。
自分が「ウルトラQ」や「ウルトラマン」を心置きなくテレビの前で観れたのは、数年後の夕方の再放送でのことだった。オヤジが帰宅する時間前である。
オヤジと自分が夜、一緒に観た唯一の円谷プロテレビ作品は「マイティジャック」で、これにはカイジュウは一切出てこない。同じくカイジュウが出ない「怪奇大作戦」も観れなかった。オヤジの趣味ではなかったらしい。
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2015年6月12日、フジテレビ地上波で午後7時から2時間番組で放送された、
「見逃せない瞬間MAXまばたき禁止!な海外最新驚き映像大集合!!」
のプロデューサーとディレクターに拍手を送りたい。
この手の衝撃映像番組でありがちな、司会者とひな壇タレントによるオシャベリでお茶を濁しながら少ない映像本数で著作権費を抑え、時間伸ばしするという手法を排し、一貫して分かり易い大きなテロップで解説しながら次から次へと映像だけを大量に紹介してくれた。これはグッジョブ!!!!。映像量はスタジオひな壇アリの場合の3倍はあったのではないだろうか。
かつて、こういう番組は日本テレビなどでは矢島正明さんのナレーションで、やはり次から次へと映像を流してくれて飽きなかったものだが、いつごろからか、衝撃映像からスタジオに戻り、こんな具合でダラダラと進行する流れになってしまった。
司会・ いやースッゴイ映像満載でしたねー、Aさん、どれが印象にありますか。
A・ あのバイクで飛んじゃったところズコかったですねー、大丈夫ですかアレー。
司会・ あれイタイじゃ済まないでしょう、病院行でしょー。Aさんも道で何かスッゴイ経験したことはありませんか。
A・ 実は小学生の時に自転車で転んで走っているダンプの下までザーッとコケたことがあんですよー
全員・ 「えーーーーーー!!!」
この後、Aの自己体験を長々と説明。
司会・ もう一つAさんの体験に匹敵するようなスッゴイ、バイクの衝撃事故映像があるんです。いってみましょう。
映像を流すもクエスチョンマークで肝心な箇所を隠し、ひな壇の何人かの驚いた顔のアップと「えーーーーー!!!!????」、というSEでコマーシャル。コマーシャル後、衝撃事故に至るまでを実際映像と再現ドラマで長々と紹介。
( ま、こういうところはCMも含めて三つくらいの早送りでぶっ飛ばすからいいけどね。民放の番組はほとんどHDDに録画してから観てます。 )
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・・・・全国の放送業界を目指している学生諸君よ、テレビ局に就職したら、こんな小学生にでも出来る楽な台本作りと番組構成、誰にでも出来る簡単なお仕事で年収1500万もらって安泰ですぞ。
今回のフジテレビの衝撃映像番組は、こういう視聴者をバカにした進行を採らず、ほんとうにテレビの前から離れられない、本来の形に戻してくれた。プロデューサーとディレクターさんよ。あんたはエライ。
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先日、BS12で「泣いてたまるか」を観ていたら、ゲストに岩松マコさんが出演していた。
この番組は1966年ごろ制作されていたので、恐らくマコは「砲艦サンパブロ」の出演後、日本に呼ばれたのだろう。あるいはプロモーションのついでかもしれない。彼の役柄はアメリカから短期の英語の先生として日本の高校にやってきたというもの。
その一シーンで柔道部の部員が彼に柔道の相手をけしかけるのだが、部員は意に反して彼にコテンパンにやられてしまうのであった。
その時のマコの払い腰や足払いの技の見事なこと。カッコイイのなんの。
「いっぽん!!!」、 下窓で覗いている一人は沢田雅美。
ま、演技ですから相手はワザとセーダイに掛けられていますけど、動きも素早く素人でないことはよく分かる。マコさん柔道もやっていたのですな。
「砲艦サンパブロ」では港の桟橋でゴロツキどもに追いかけられた彼は全力疾走しているけど、このカットで相当な運動神経の持ち主だと感じていたものです。
・・・その後、彼は桟橋の柱に縄でつるし上げられますが、撮影時、本当に痛く苦しかったとDVDのオーデイオ・コメンタリーでマコさんは語っておりました。蛮刀で胸を切られ血が滴るカットの小道具の仕掛けもバラしておりました。
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少年時代の夏休みに観たテレビと言えば、以前「タイムトンネル」を挙げたけど、円谷プロの「マイティジャック」も自分にとっては思い出深い夏休みの番組だったといえる。
が、当時の放送時間を調べると、1968年4月から6月末までとなっている。するとまだ夏休みではなかったわけだが、自分にとって夏休みというイメージがあるのはオープニングテーマの歌詞のせいかもしれない。
♪あおい海に はえるかげ 、オー イッツ ザ マイティジャック 、遠い南のさんごしょう 、朝日が波に光るころ・・・・
・・・で、これは完全にサマーではありませんか。だから夏休みのテレビということになってしまうのだ。
だけど、2番の歌詞にはツンドラや雪という言葉が出てくるので、南国だけをテーマにした歌という訳ではないのですが、当時、ツンドラなんて言葉は知らなかったし、2番はあまり、なじみがありませんでした。
尚、英語の部分、Oh it`s the Mighty Jack が、何て言っているのか今まで不明でした。ネットで歌詞を調べて分かった次第。
続編の「戦え!マイティジャック」は実際に夏休みころから放送されたようだけど、怪獣が出てくるという子供向け路線に変更されたので、結局、親爺にチャンネルを換えられてしまって観られなかった。特撮好きの親爺の頭の中には、怪獣=子供だまし= 観るに堪えない特撮物、という式が成り立っていました。私がこれを観たのは、かなり経った後の夕方の再放送だったと思う。
「マイティジャック」の特撮は、当時、「ああ、これでようやくサンダーバードに匹敵する、大人の鑑賞に耐えうるものが日本のテレビ番組にも出てきたな」と感じさせるもので、特にMJ号のドック内注水シーンの描写、ハイスピードカメラを使った水上からのジェット噴射離水シーン、着水シーンなどは円谷プロ作品の中でも「サンダーバード」を超えた屈指の特撮名シーンと断言できる。
しかし・・・・ピプリダーなどの小型飛行体が出てくると、ハイスピード撮影を省略した、その水中描写や空中飛行カットの操演などは、どうしても「ウルトラマン」のレベルに落ちてしまうなー、子供向けの特撮だな、と思った記憶があります。
今現在、こうしてユーチューブで当時の映像を見てみると、モデルの表面に汚しなどの演出が施されてなく、プラモデルのようにオモチャっぽく見えていて、いったいスタッフは「サンダーバード」をどう見ていたのか、本物らしく見せる気があったのかと思ってしまう。
当時、自分は「サンダーバード」よりも、同時期に放送されていた「原潜シービュー号」の、実際にプールの水中内で撮影されたフライイング・サブなどの実写と見間違えるような、L.B・アボット特撮シーンと比較せざるをえませんでした。富田勲の壮大なテーマ曲に匹敵する、大人の鑑賞に耐えうるべき特撮シリーズが、結局、中途半端に終わってしまったことは、今もって残念に思います。
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2013年11月に購入した「逃亡者」のDVD全シーズン120話を、2014年2月下旬ですべて観終えてしまった。
このテレビドラマは本国アメリカでは1963年から1967年にかけて放送されていたので、だいたい4年分の放送を、朝ドラ感覚で1日に1本から、時には3本立てで鑑賞したことになる。
ストーリーは1本読み切りが多く、キンブルは毎回、いきなりアメリカのどこかの州のどこかの町に現れる。だから1本観ると、次はどこでどんな事件に巻き込まれるのかと楽しみで、ついつい続けて次の回を観てしまうことが多かった。
第三シーズンまでの白黒作品では、アメリカの片田舎が舞台になることが多く、1940年代の丸っこいピックアップトラックなどが画面に登場して、レトロな雰囲気をもりあげてくれたが、そういう場所ではたいがい、キンブルという、よそ者を嫌うシチュエーションに展開するものだった。
カラー化された第四シーズンからは都会で事件が起こることが増える。また、プロデューサーが交代したせいか、殴り合いなどのファイトシーンも増えた気がする。そういうときは、リマスターされた鮮明な画面ではデビット・ジャンセンの代わりにスタントマンが演じていることがはっきりと分かった。
さらに、うつむき顔のデビット・ジャンセンに女心をくすぐられる女性視聴者のために、女性ゲストとの恋愛シーンも盛り込まれるようになっていた。
最終回は前・後編に分かれるが、いきなり終わらせたような感じが否めない。もうちょっと、この無実の男のロードムービーを観たかったものだが、「逃亡者」の元となった実話に信憑性の問題が発覚し、視聴率も落ちて終わらざるをえなかったようだ。
この最終回の前編では、ジェラード警部が、キンブルの妄想にすぎないと断定していたはずの片腕の男を取調室で問い詰めて、事件当日のアリバイを厳しく追及する。そこでは、憎々しかったジェラードが実に頼もしく見え、全エピソードのうち、もっとも見応えのあるシーンとなっている。
・記憶に残るゲスト
ロバート・デュバル、テリー・サバラス、レスリー・ニールセン(極めてマジメな役)、ウォーレン・ウォーツ、ドナルド・プレザンス、ウィリアム・シャトナー、ミッキー・ルーニー、チャールズ・ブロンソン(スペシャルゲスト)、ティム・オコーナー
↑ジェラードの妻・マリーも一緒に、無実になったキンブルを見送ってほしかったなー。
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「逃亡者」のDVD、全シーズンを観終わって、ちょっと気が付いたことをメモします。
まずオープニングにロングバージョンと短縮バージョンの2種類があること。
この二つには、矢島正明さんのナレーションの違いとともに、挿入されているカットの違いがある。
ロング版と短縮版の違い。
赤字・黒字がロング版。赤い部分のみが短縮版のナレーション。
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「リチャード・キンブル、職業医師」、「目的地、州刑務所の死刑執行室」
「リチャード・キンブルは、その妻を殺害した罪に問われ、死刑の宣告を受けた。しかし、法律は神ならぬ人間の手によって作られ、人間が執行するものである。恐るべき誤審はここに生じるのだ。」
「リチャード・キンブルは無実であった」、「だが、彼は自分の容疑を晴らすに足る事実を立証できなかった。」
「彼は妻の死体を発見する直前、片腕の男が家から走り出すのを見た。しかし、その男はついに発見されなかった。」
「彼(リチャード・キンブル)はこの世の名残に外を見つめながら、自らの運命をじっと考えていた。窓の外も自分の将来も暗黒だった。」
「しかし、その暗黒の中にも、運命の計り知れぬ力が潜んでいたのだ」・・・・
追記: 矢島さんのナレーションは、各エピソードごとに微妙に異なるバージョンが存在し、毎回、録音をしていた可能性もある。
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ロングバージョンにはキンブルが小川を逃げているカット(2種類のBGMがある)の前にカエルのカットが継ぎ足され、
列車事故後の現場でのカットが短縮版と映像が違っている。(短縮版は脱線した列車の前をたくさんの乗客が移動していて、ロング版は乗客が乗車口から助け出されている)。
一方、短縮版には客車内で、ジェラードからもらったタバコを吸うキンブルの顔のアップが継ぎ足されているが、ロング版ではこのシーンは二人の引きのカットだけである。
このオープニングの違いはどうしたものだろうか。時間にして10秒違うくらいのものであるが、本編やCMの時間の都合によるものなのか。
尚、後のシーズンでは、これらとはナレーションも違う、スチル映像が挿入されたバージョンになるのはご承知のとおり。
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リチャード・キンブルの素性。
↑番組冒頭での主演者・共演者・ゲスト紹介の演技が静止している映像は、カメラスタート後にカチンコを打つまでのスタンバイ映像を使ったと思われる。
・リチャード・ディビット・キンブル、職業医師。
出身地、インディアナ州スタッフォード(架空の街)、ここで33年間過ごした。
学歴・経歴: コーネル大学医学部卒、ニューヨークでインターン、ロンドンのガイス病院、シカゴ記念病院の医局員を務め、後、開業医。専攻は小児科・産婦人科。朝鮮戦争で衛生兵をやっていた。(各、固有名詞の病院も創作の可能性あり)
家族: 母親-エリザベス・キンブル死去、父-ジョン・キンブル医師(引退)、後、心臓発作で死去、妹-ドナ・キンブル・タフト、弟-レイ「レイモンド?」、妹ドナの夫-レナード・タフト。
妹ドナに二人の息子、つまりキンブルの甥が二人いる。その一人長男ディビットを演じているのはビリー・ムーミーで、吹き替えは「宇宙家族ロビンソン」のウィルと同じ山本嘉子さん。
・ リチャード・キンブルはローラースケートがめっちゃ上手い。またクレー射撃で州のチャンピオンになったことがある。ボーイスカウトだった。
・ リチャード・キンブルは警察の姿に恐れ、日々、逃亡生活を送っているにもかかわらず、平気で無免許運転をしている。(あるいは偽造免許証を使用)、彼は大型トラック、トレーラー、フォークリフト、ブルドーザーを運転出来る。
・ 一度、保安官に逮捕され、留置所から脱出する際、糞ジェラードをぶん殴って気絶させている。尚、幾度となく警官を殴って気絶させ逃走していて、少なくとも傷害と公務執行妨害の罪は存在する。
・ 副保安官となって、犯人を護送し、その模範的行動によって警察官となるよう推薦されたことがある。
・ 東宝「フランケンシュタインの怪獣・サンダ対ガイラ」のスチュワート博士役はリチャード・キンブル、いやデビット・ジャンセンが当初キャスティングされていたが、彼のスケジュールの都合でラス・タンブリンが代役した。・・・・土屋嘉男さんのコメンタリーより。 タンブリンの日本語吹き替えはキンブルの睦五郎さん。
・ 撮影に使われる車両はフォード社のものがほとんど。
・ 第二シーズン、「死刑囚の身代金」は黒澤映画「天国と地獄」にインスパイアされている。
・ 第二シーズン、25話でキンブルは初めて警察の銃弾で重症を負う。
・ キンブルが逃亡中、手にした収入の最高金額は1000ドル。二番目に多く手にした金額は500ドルで、旅客機を使って現場を去った。
・ 第三シーズン、第9話「錯乱」前篇のエピローグ後にジャンセン自身が次週・後編の紹介をしている。
・ 第三シーズン終了の30話で、子供が通信販売で銃が購入できるアメリカの社会問題を、保安官の声を通じて視聴者に訴えている。尚、このエピソードには、かつてジェラードの息子を演じたカート・ラッセルが違う子役で出演している。この回の監督はリチャード・ドナーで、このころから子役の演出は冴えている。
・ 第四シーズン第1話のどしょっぱなから保安官による銃撃で足を負傷する。このシーズンより、プロデューサーはアラン・A・アーマーから、ウィルトン・シラーに変わってアクションシーン、ファイティングシーン、ラブシーン、カースタントが多くなる。
・ 第四シーズンよりキンブルに一万ドルの賞金がスタッフォードの新聞社によって懸けられることとなる。
・ ゲストを吹き替えた役者さん・声優さんたち。私の分かる範囲で、・・・羽佐間道夫、納谷悟朗、田中信夫(不良役多し)、家弓家正、城達也、小林昭二(出演多し)、穂積隆信(出演多し)、織田政雄、山田康男(不良役多し)、増山江威子、武藤礼子、山本嘉子(子役、娘役)、波平、タラオちゃん(子役)、フネさん(出演多し)、愛川欽也、小松方正、若山弦蔵、小沢重雄(出演多し)、金内吉男、久松保夫、吉沢久嘉、小林修、富田耕生、市川治、森山周一郎、雨森雅司、塩見竜介、中村正、小林清志、中田浩二、久米明、田口計、三東昭子、浦野光、大塚周夫(ブロンソン)、松島みのり・・・
・・・・昭和の役者さん、もうお亡くなりになった方もいるけれど、いつまでもお元気で。
・ スタートレックファンはウィリアム・シャトナーとディフォレスト・ケリー、ジェームズ・ドゥーアンがゲスト出演しているエピソードがあるのでお楽しみに。スコッティの吹き替えはマッコイの吉沢久嘉さんが演じている。
・ 劇中の音楽で一部チェンバロを使った楽曲は、後に「刑事コロンボ」でも使われている。(未確認)
・ キンブルは銃撃により3回足を負傷し、脇腹と左腕を1回負傷している。足の負傷では自分で手術して弾丸を摘出したことがある。
・ 第四シーズン28話「森の人」はバリー・モースが監督として演出している。
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ジェラード警部の素性。
フルネーム- フィリップ・ジェラード、遠近両用メガネを愛用している。趣味は息子との釣り。
、逃走するキンブルに、窓越しに一発拳銃を発射したことがあるが当たらず。キンブルにより間接的に命を助けられたこと1回、負傷してキンブルに手当され命拾いしたこと1回、銃弾を防いで命を助けられたこと1回。
妻- マリー。夫婦仲は良くない。
息子- フィリップ・ジェラード・ジュニア、もう一人弟がいる。
第二シーズン、第3話で糞ジェラードのファーストネームと息子の名前が明らかになった。
このエピソードでの息子役はカート・ラッセルだけれど、第一シーズンの、あるエピソードでは違う子役が演じていた。今回、ラッセルはゲストスターとして正式にクレジットされているので、今後のエピソードでも共演として登場するかどうか注目しよう。また違う子役だったら怒るよ。
カート・ラッセルは1951年生まれなので、現在、還暦を過ぎている。としゃー取りたくねーな。
この子の吹き代えは、恐らく「サザエ」さんのタラちゃん役の声優さんだと思う。もう50年もあの声やっているのね。すごいもんだ。(注: このDVDボックスでは吹き替えているゲスト声優さんの情報が載っていません)
「宇宙家族ロビンソン」でウィルと戦ったときのラッセル吹き替えは小宮山清さんだった。
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片腕の男の素性。
自称- フレッド・ジョンソン。(別名-ガス・エバンズ)
年齢- 47歳…前後、血液型- B-
演じるはビル・ライシュ(Bill.Raish)、1905-1984。第二次大戦で右腕を無くす。1930年代はダンサーだった。1962年、カーク・ダグラス主演の「Lonly and the Brave」で好演。後「逃亡者」の10のエピソードに出演。バート・ランカスターのスタンドインを長く務める。晩年は演技指導もした。
第四シーズン、第2話「静かなる暗黒街」では出演する全エピソードの内、唯一、スーツ姿で登場する。
To be continued.
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↑ナレーションの「正しかるべき正義も、時として盲しいることがある。」 ・・・・ この「盲しいる」・・・ 原語ではblind justice ・・・ という日本語の文学的表現は、耳で聞いたのではどういう意味か自分の知識が未熟のため、初見以来ずーっと分からなったものだが、後で漢字を見て納得した。
アメリカの1960年代TV番組「逃亡者」のDVDを全話揃えて約1か月。ほぼ毎晩2話ほど視聴して、現在は第三シーズンの終わりまで観終わってしまった。それで、このドラマで気が付いたことを幾つかメモしたい。
・ ゲストの役者は使い回しが多い。同じ俳優・女優が違う役名で何度も出演している。まあ、番組は3.4年かけて放送されているので、視聴者は気にならないと思うが、それにしても多い。記憶にある特に目立つ人ではテリー・サバラス(3回)、裸の銃を持つ男(2回)、ティム・オコーナー(3回)、ウォーレン・オーツ(2回)、ロバート・デュバル(2回)、・・・・デュバルは、あのツラだから鬱屈した暗い人物役ばかり ・・・・ その他・各州、郡の保安官・刑事役、知らぬ女優さん、チョイ役さん、悪役、チンピラ、子役など、いつか見た人ばかり。これはクイン・マーチンプロダクションの特徴なのだろうか。おなじプロダクションの「FBI」なんかはどうだったかな。
・ 高齢者のゲスト俳優の名演技を楽しめる。おそらくサイレント時代から活躍してきたベテラン役者さんが良い味を出している。キンブルが仮の宿とする下宿屋のバアチャンなどウマイ。
・ リチャード・キンブルは、ほぼ毎回、人を救っている。彼は医者なので肉体的に人を救護するのは当然として、傷ついた人の心まで救済して現場を去っていく。どこかで仕入れた情報では、キンブルはキリストを表しているという。なるほど。
・ ドラマの進行は、ACT1からエピローグまで5つの章にはっきりと区切られ、起承転結の展開が小気味良く分かり易い。このやり方は、このプロダクションの番組の特徴。こういうスタイルのものは最近見かけなくなってきた。
・ 回が重ねるにしたがって、キンブルを追うジェラードの心の揺らぎを微妙に描写する演出がある。これはネタバレになるので詳しいことは伏せたい。キンブルがジェラード本人や彼の家族を助けているんですな。決して1話読み切りではないのです。
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