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新型ジムニーで鷲ヶ岳登山

2019年5月5日、新型ジムニーでオフロード走行を楽しんだ。

 目的地は岐阜県、高山市と郡上市をまたがる鷲ヶ岳登山道。ここは8年前だったか、KLX125で走った思い出の地。年月はアッという間ですな。

その時もガレ道のダートを4輪で上るにはジムニーじゃないと無理だな、と感じたもので、それを実際に貫徹することが出来た。

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 こんなようなダートが続きますが、ここはまだ走りやすく四駆2速ギアの20キロ走行で進みます。最近設置したHUDの高度計は海抜1250メートルあたりを指している。

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 今来た道を振り返る。途中、一か所15センチほど大きく凹んだ所があり、ローモード四駆に切り替えジワジワとクリア。普通のセダンだったらバンパー下回りをガツンと打つはず。

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 下道から20分ほどで「いっぷく平」に到着。ここに上るにも最初、舗装路となっているが、急なダートコーナーに変わり、四駆でないと登るのは難しい。登山道案内板とは別移置に車上荒らし注意の看板があった。悪い奴はとんでもないとこに居る。

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 後方に霞んで見えるは白山連峰。

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 郡上市側の林道。8年前もここを攻めてやるぜと誓ったが、今だ未踏。

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 ここが一応終点ということですが、前回に無かった林道がこの先に500メートルほど出来つつあります。恐らく将来、郡上市側と繋げる計画だろう。標高は約1450メートル。

 いや往復12キロの短いコースだけれど楽しかった。ジムニー初心者にはオススメの林道です。外気温は頂上で17度と涼しいもんですが、ダート走行とは体が熱くなるもので、下りでエアコンを入れました。下り途中、オフロードバイク集団がやってきて、停車してやり過ごした。もちろん同じオフローダー同志、手を掲げて挨拶。

 

 

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新型ジムニー、インプレッション

2019年3月16日
納車から3週間たった新型ジムニーのアレコレ・インプ
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 こんな雪道なんざ屁でもねー、って、これくらいは2駆でもいけますけどね。だけど登りで停車した後の雪上坂道発進は、2駆ではデフロックが付いていないと雪面を1輪が掻きむしりながらズルズルと後退することが多い。だが新型ジムニーの4駆ならこんな場面でも戦車のごとく、グイグイと安定して進めた。
・エンジン
  最初、アンダーパワーには戸惑ったが、思い出してみると、38年前、免許を取得してファーストカーとして乗り始めたダイハツ・ミラクオーレ550cc、約30馬力、トルク約4キロ、重量600キロ台の加速感、速度感に近く、そのうちに悟りを開いて気にならなくなった。思うにハイパワーは三日で飽きるけれど、ローパワーは三日で慣れるのである。スターレットではターボパワーにまかせて遅い車はバンバン追い越したが、ジムニーではその気にもならない。それだけ事故率が減り、自分の血圧も高くならず、安全と健康にもよろしい。
 意外だったのは、2000回転以下でも結構トルクがあり、1速・2速でグイッと車体を押し出してくれること。この感覚は人生2台目の車、ダイハツ・シャレード・ディーゼルターボに近いトルクを感じた。その時のエンジン音も少しディーゼルっほく(3気筒のサウンド)、懐かしい。
 走り出してさらにトルクのある美味しい回転数は3000から4000あたりで、そこをキープすれば1トンの重量を感じずグイグイ進められる。ただし、その間、エンジン音は軽トラのごとくガーガーとうるさく、瞬間燃費計はリッター・10キロ以下を表示する。信号の停止から流れに乗って加速するには、5000チョットまで引っ張ってシフトアップすれば、そのトルクバンドに納まるので加速が失速することはない。
 4速・5速ギアで2500回転付近を使って時速50キロから60.70あたりで巡航すると、極端に静かなエンジン音となり、NHVの無いシッカリした車体・室内の相乗効果で快適な走行を楽しめ、燃費もリッター・20台から30台となる。このギャップが激しい。
 なお、クラッチミートではアクセルオフでも回転数がすぐに下がらないエンジンなので(フライホイール効果?)一呼吸おいてからクラッチを繋げないと、ギクシャクすることとなる。ここは慌てず慣れるしかない。
 前車、スターレットのようにギアのアップ・ダウンで素早くスパスパと繋がらないので自分としてはここは不満な点。シフト感覚は1速が少しガリるが、2速からは普通かちょっと良いというところ。ギアチェンジはワイヤー制御だったFF車・スターレットのシフト感覚のほうがジムニーより良かった。
 4WDのレバーは最初、ゴリゴリした手応えで入ったかどうか不安だったが、これも慣れた。
・ブレーキ
 重い車体と直径の大きなタイヤのせいで、普通車クラスの頼もしいブレーキが装備されていて安心感がある。この車で峠の下りやコーナーをガンガン攻めるようなことはないので、必要十分の性能。踏んだ時のフィーリングは「カックン」でもなく「フンニュー」でもなく自分の好みに合っていて100点。
・室内空間
 この車を前から見ると、なんと可愛らしく小さいんだろうと、やっぱり軽自動車だなと感じてしまうが、車内に乗り込むと、なんて広いのだろうと呆れてしまう。前車、スターレットが狭すぎたのだ。自分の今の軽自動車に対する認識が狭すぎたのだ。テレビでやったが、ガタイのあるプロの格闘家でも乗れてしまうのだから、実際に自分が乗り込んでも納得した。シートに座ってみてポジションに違和感はないが、特に快適というものでもない。座り心地はまったく普通。60キロ・70キロで巡航するときはシートを少し倒してリラックスできる。
 ペダルポジションはこれも自分には問題なく違和感は無かった。40年前の軽自動車というとタイヤハウスの容積が下回りを邪魔して、三つのペダルが少しオフセットしていたもので踏みづらかった。なお、MT車にはフットレストが無いが、これもまったく問題ない。左足はフロアーに落ち着いて置けた。シフトレバーもベストポジションで、スッと左手が握りに届く。
 直線配置のインテリアはレトロ調で懐かしいが、プラスチッキーで安い車という感じはする。これはメカやフレーム方面に金を使った車なので、こういうところは犠牲になっていて仕方がない。パワーウィンドウのボタンがあんな所にあるのも、メーカーが言う、分厚い手袋をしたまま押せる大きさと移置にしたというのは言い訳で、実際はコストダウンの為だと思う。ドアトリムにあったほうが断然使いやすいはず。
 メーターパネル類が六角ネジで締められているのは頼もしく、自分は好きだ。実際にパネルからビビリ音など一切せず、剛性感がある。
 XGタイプの後席はベンチシートだが4人乗車は難しくなく、ペット専用ということはない。これもスターレットよりも足元は広い。
 さて、ラゲッジスペース。後席を倒すと荷物を支えるものが無く、コーナーリング中、荷物はアッチ・コッチと動きまわる、オプションにあるかどうか知らないが、抑えるネットなどが欲しい。
 前席のヘッドレストを外して前・後席を倒すとフラットとなるが、足を前席に向け寝そべるには、XGタイプだと頭の部分に凹みがあり、この部分を埋めるクッションが必要になる。ネットの話題ではXGタイプはフル・フラットとならないとあって、自分は車内泊出来ないと勘違いし、注文した後ショックを受けたものだが、実際は少し工夫すれば問題なく車内で寝られるのでホッとした。これはスズキのパンフレットで説明不足なのが原因でもある。
 車中泊出来る・出来ないかは、レジャーよりも災害避難の時に体育館で寝かされるか、プライベート空間で気兼ねなく体を伸ばして寝られるかという重要性をはらんでいて、これは今後の自分にとっては極めて重要なファクターであった。ジムニーを選んだ理由はここにもある。
・乗り心地・静寂性
 ジムニー女子という言葉まであるそうで、新型ジムニーのデザインとカワイさに惚れて女性にも人気が高いようだ。でもスタイルだけ気に入って購入を検討している方。試乗だけは絶対やったほうがよろしい。車とは地面の凸凹を抑えて新幹線のように揺れず、心地よく快適に走るものという固定概念は、独立サスペンションを備えた普通の乗用車、あるいは電子制御のエアサスやアクティブサスを備えた高級車に当てはまるもので、ジムニーには該当しない。その理由はジムニーが採用しているリジットサスペンションにあり、これは昔のトラックやボンネットバスに使われていたもので、道路の凸凹は、たとえ1輪だけでも素直に車体全体に影響を受け、ちょっとしたマンホール周りの膨らみや、傷んだアスファルトをタイヤが踏むと、小波に揺れ動くボートのように右へ左へと体や頭が振り回されることになる。独立サスの車に比べ、決して乗り心地の良いものでは無いのだ。
 だから試乗せずにジムニーを購入し、普通の乗用車のつもりで初乗りした人は「こんなんじゃなかった」と後悔するハメに陥るだろう。リジットサスは悪路走行で車体の下周りのクリアランスにメリットがある方法で、頑丈さも取り柄であるが、乗り心地優先ではないので、これを知っていないと大袈裟な話、長い車生活に支障を受けることになる。リジットサスと独立サスとの違いはジムニーのパンフレットにイラスト付で説明されているが、当然ながらリジット型のメリットだけの解説である。
 ついでに剛性感とやらについても。
1980年代から「間違いだらけのウンヌン」を長年出版し続けていた、ちょっと太めのモータージャーナリストが日本車の剛性の低さを欧州車と比較してしきりに指摘していたが、彼も存命なら新型ジムニーには文句をつけないだろう。乗車して走り出すと、まるでスチールの缶詰の中にいるようなシッカリ感があるし、車から降りてドアを閉める時も、「バムッ」という軽自動車とは思えない剛性感のある音を聴かせてくれる。走行中、ちょっとした地面の凹凸でも車体は上述したように揺さぶられるが、「ミシリ」とも歪みによる振動・ノイズが発生しない。
 そのボディ剛性のおかげか、新型ジムニーは旧車から乗り換えたファンにも静寂性が高くなったと認められているようだ。まず、アイドリングが静かで、これは40年前の2気筒・3気筒の軽自動車を知っている人には、普通セダンの4気筒エンジン車と間違えるものだと思う。その時、ハンドルはまったく振動していない。4気筒のスターレットでさえブルブル震えていたものだが。そして走り出してどうかというと、エンジンがガーガーと高回転で回っていて燃費計がリッター10キロ以下を指すとき以外は、オーディオを楽しめる環境となり、これがリッター30キロ以上を指すトップギア巡航走行、リッター40キロ台・50キロを示す下り坂走行では、誰もが満足できる静寂性だと思う。
 昭和ヒトケタ生まれで自ら「不躾」を宣言していたモータージャーナリストは、かつて「64デシベル以下の静かさであれば高級車といえる」と発言していたが、平たん路や緩い下り坂を、お巡りさんに捕まらない安全速度で流していれば、新型ジムニーはこれに匹敵するかもしれない。
 尚、オプションとしてカーナビ・CDラジオ(カロッツェリア)を装着しているが、本体温度が上昇してくると、内蔵の冷却ファンが回りだして、これが結構、耳触りなシューシュー音を発し、静寂性をスポイルしている。
・ハンドリング
 納車は冬期の2月ということでスタッドレスタイヤを装着して初乗りしたのだが、その状態だとハンドルは軽く、女性の細腕でも車庫入れ、ユーターンなどの取りまわしは楽だと思う。しかし、現在ノーマルタイヤに換えてみたところ、結構ハンドルが重いことに気づく。これも試乗で確認すべき。
 ハンドルのメカはシャープな操作のラック・ピニオンではなく、旧車に多い、ダルな感じと言われているボール・ナット式であるのだが、自分はハンドル操作では前車スターレットとの差を感じなかった。ただし、道路のうねりや凸凹ではトレッドやホイールベースが短いせいか、細かいハンドルの修正が要る。こういうところはリジットサスによる車体の揺れとともに、運転の疲労を誘う因子になっているので、オフロードが得意の車の特徴であると考え、悟りを開くしかない。
 なお、本屋で売っているドライブ入門の本を開くと、必ずFR車のコーナリングではオーバーステア・・・ウンヌンと解説してあるものだが、アンダーパワーの為か、ジムニーではコーナーで内側に車体が巻き込むような挙動は感じられない。
・燃費
 64馬力で1トンの車体を引っ張るジムニーのガソリン喰いはファンも「仕方がないもの」と認めているようだが、自分の場合、(信号5つくらいの市街地)2割、(時速50-70キロの国道・県道)7割、(時々4駆の林道・低速走行)1割という走り方でリッター16キロをキープしている。(満タン法計測と平均燃費表示どちらも)これには満足していて、前車スターレットととほぼ同じ燃費なので正直ホッとした。購入する前は、MT車でも良くてリッター12キロくらいだと覚悟していたので、これはうれしい誤算であった。ただし、これはゴー・ストップの少ない田舎に住んでいる特典かもしれない。
 なお、高速は全く走っていないが、このジムニーのフロントウィンドウは着陸する旅客機のグランドスポイラー、スピードブレーキが立ったようなスタイルなので、空気抵抗に逆らう分だけでもガソリンがかなり消費されるはず。高速は90キロくらいで走行するのが経済的にも安全にも無難だと思う。
・その他、コマケーことガタガタ言うと
 4WD走行は路面が濡れていれば舗装路でもタイトコーナーブレーキング現象は起きない。・・・いや、確認出来ないような気がする。まだ、あまり四駆にしていないので判断しかねるところ。尚、私の姉は一つ前旧型のジムニーオーナーであるが、全くこの現象のことを知らずにドライの舗装路でも四駆走行してきたという。これだけでもジムニーがタフだと言える証拠であるが、メーカーサイドでは「故障の原因になるので絶対にやらないでください」というPRをしていて、自分は姉のマネはやらないつもり。恐らく、姉貴のジムニーの動力伝達系はジワジワと傷んできているのかもしれない。
 車内空調ファンの強さは4段階であるが、1のときのファン音は静かなのに、2にすると極端に大きな音を発する。これも新型ジムニーの静寂性をスポイルしている。
 キーの無線ボタンが敏感すぎてスボンのポケットの中の動きで勝手にロックがオン・オフになってしまう。
追記: このキーの幽霊現象は、ポケットの中以外でも自然に発生しているようで、システムエラーの可能性がある。
追記: 後に財布に入れていたスペアキーのボタンが、自分のポケットのケツの圧力でオン・オフしていたと判明。
 坂道発進アシストが有難い。これが、クラッチ合わせでも行けるような、田舎の踏切前のちょっとした傾斜でも効かせてくれて、よく気が利く賢いやつ。
 

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スターレットからジムニーへ

2019年2月21日、
 23年乗り継いだスターレットから新型ジムニーに乗り換えた。
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スズキ・デューラーにて。
 2月に入って新型ジムニーは、昨年の7月5日の発売日から1週間以内(1年分完売)に注文したドライバーに続々と納車されているようで、頻繁に道路で見かけるようになった。そういう自分も7か月待たされてようやく対面、納車することが出来た。(MT車)
 
 注文時、試乗していなかったので、スズキ・デューラーで車のカギを受け取り、走り出しての第一印象は・・・予想はしていたが・・・
「遅せーーー!!!」
「重てーーー!!!」
 まあ、これはどうしても、ほぼ同じ重量で2倍のパワーがある前車、スターレットと比較してしまう訳で、要するにパワーウェイトレシオが倍になった感覚ということである。
 
 それとクラッチミートが、なかなか自分には慣れない。
 現在、乗り始めてからほぼ3週間経っているのだけれど、今だにギアとエンジン回転とのシンクロに失敗し、クラッチを擦ることがある。特に1速から2速へのシフトアップ時に多い。
 これはフライホイールが大きめになっていることに原因があるかもしれない。それと自分の鈍くささにもある。
 以後、日を改めてその他モロモロ・インプレッションをしたためたい。

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スターレットと最後のドライブ

2019年2月20日
 23年間乗り続けてきたスターレット・グランツァVと最後のドライブをした。
行先はいつもの山坂道で時間にして1時間くらいのもの。
途中で停めたところで最初にして最後の記念写真を撮る。
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 この時点で走行距離は30万4000キロ。アチコチにガタがきているが、エンジンはまだまだ元気。ただしオイル漏れがあるので、オーバーホールは必至。
 BSのディスカバリーチャンネル、エドさんなら簡単にレストアし、さらにコンピューターのROM変更、インタークーラーを大型に換え、トルク20キロ・170馬力くらいにしてしまうだろう。それで3500ポンドくらいなら、再びお買い上げしましょう。
(あのエドさんは実は俳優さんで、直している演技をしているだけという噂も耳にする・・・)
 男性の平均寿命のうち、人生の四分の一をコイツと付き合ってきたわけで、明日の新車納車と下取りでは、肉親との永遠の別れに近い気持ちとなるかも。・・・実はもう5日前のことなんですが。
 さて、このスターレット、その後どうなるかな。スクラップになるのかな。
 生き残るなら、アメリカではたしか26年経ったものしか販売できないからまだ3年足りず、現時点では送れないのだが、オークションに出されれば、イギリスかオーストラリアのマニアが探し出して引き取り、レストアして使うという可能性が残っている。そうだとスクラップさるよりうれしいんだが。   
 ひょっとしてエドさん(ホストはマイクだったっけ)の番組に登場したりして・・・。

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猫の團十郎、負傷する。

2019年1月は正月早々凹んだ。
 まず、親のアルツハイマー認知症が次のステージに入り、昼夜そのケアで疲労した。これはクスリを換えたことで収束した。が、今度は尿漏れがひどくなり、紙パンツを一日に2度交換することになってしまった。まあ、これは自分も赤ん坊のとき親にやってもらったので仕方のないこと。
 人間に次いで、猫の團十郎のほうは、発情期に入り、ゴロツキ猫とのファイトで顔の右側面を噛まれ、膿が溜まってホッペタが、お多福風邪ようにポンポンに腫れあがってしまった。
 自然治癒を期待したが、傷口から黄色い膿がタラタラあふれ出してきて、見かねて病院につれていくハメとなった。それがこのザマ姿。
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 團十郎は病院では大人しかったが、家に帰ってきて、エリザベスカラーを付けたまま、それまでの我慢を爆発させたごとく大暴れして外に脱走しようとした。それで止む無くカラーを外して逃がしてやったのだが、これは本当はいけないこと。ドクターさん、すみません。
 そもそも家猫にせず、放し飼いにしていること自体、猫のためにも近隣にも良くないことなんです。わかっているのだけれど、自分はそこまで出来ない。
 その後、幸い巻いた包帯がかなり頑丈で、一週間は團十郎が手でカシカシやっても外れず、そのうちに治癒した。
 2月に入り、團十郎は増々発情し、気温は氷点下にもかかわらず、昼夜近所でアウアウ鳴き通し、近隣に迷惑騒音を振り撒いた。
 道端で團十郎に会っても私とは分からない様子で退く有様。もうこの時の状態は目つきも変わり、機知外になったとしか言いようがなかった。しかも何日も部屋に戻らず、その間、ご飯も食べずにいたはず。この時はつくづく猫ってタフな動物だなと思った。
 秋ごろには去勢手術でもやらなければなるまい。

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猫の團十郎、甘えんぼうになる

 半野良のブッサイク猫、團十郎は大分私に慣れ、猫専用出入口・バッタンドアから家に入ると、腹が減ってなければ私の膝にピョンと飛び乗り甘えるようになった。(膝で暖をとるためでもあるが)
 そこでマッサージしてやると、ネコ定番のゴロゴロ現象を発生するが、このゴロゴロという表現はちょっと文芸的なもので、実際は自分には「ググググ」や「ギギギギ」というふうに聴こえる。また、口や鼻からは「ブヒヒ・ブヒヒ」と豚みたいな音を発生することもある。
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 野良猫というのは1年間、家の中で飼っても人に慣れず、手を近づけるだけでも「シャー」と威嚇して拒むのもいるもので、そう考えると3か月前から飼いだした團十郎は早く慣れたほうだと思う。餌をやりはじめた当初は、自分はおろか餌にも恐る恐る近づくほどで、まして体に触ることもできなかったものだ。
 ただし、私に慣れた現在でも、ネコの習性か、ノラ生活だったためか、大変チキンで、私が新聞紙などを持って部屋に突然入ってこようものなら、普段と違う雰囲気を感じてビビリ状態となり、一目散にバッタンドアから外に逃げようとする。こういうところが犬とはちょっと違うデリケートさを感じる。
・猫用バッタンドア
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 壊れた本棚の側板がピッタリと窓枠にはまったので、それに下に穴を開けてエアキャップを2枚釣り下げたもの。ちょっと気密性に難があり、團十郎が通った後はエアキャップを整えないとポッカリと開いたままになる。
 最初、團十郎はこれの意味が分からず、窓の外で佇んでいたものだが、最近は出入り方法を完全に学習した。

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猫ってアホちゃうか

2018年11月25日
 半飼状態だったノラ猫の「團十郎」は現在では80パーセント家ネコになった。残りの20パーセントはノラ状態で、それは何かというとトイレ(自宅の庭)に行くときと、近所のパトロールに行くアウトドア行動。
 昼か夜、寝るときと腹が空いてきたとき、バッタンドアから自分の部屋に侵入して、カリカリとネコのおやつを食べ、部屋の中でしばらく寛いだあと自分の膝に飛び乗りゴロゴロと甘える。
 そして、ネコジャラシで遊んでやるのだが、ここで猫の心理が今一つ分からない。
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 猫っちゅうのは、この時、ご主人様が「自分と一緒に遊んでくれている」と認識しているのだろうか。それともネコジャラシのネズミを本物と思って追いかけているのだろうか。
 ニセのネズミには糸がついているのだが、自分が思うには、はたして、これで人間が操っていることを猫が理解しているのかどうかは疑わしい。ニセネズミを追いかけている最中、つまりハンティング中は全くこちらのほうを見ないからだ。
 犬は人間とボール遊びをすると一緒に遊んでくれていると理解していると思う。ボールを犬に見せて「遊ぼうよ」と語りかけると大喜びするし、遊んでいる最中もボールを投げようとするご主人の顔を今か今かと、凝視するものだ。
 猫の場合はどうなのかね。 
 ここがちょいと分からない。
 

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スターレット、30万キロ達成

2018年11月12日、
 22年間乗り継いできた愛車、スターレット・グランツァVの走行距離が、とうとう30万キロに達した。
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 状態はどうかというと満身創痍。
ずーっと露天駐車だったし、思えばあまり大事に乗って来なかったからかな。ゴメンな。
現在の症状は、
・エンジン・・・・・動力メカそのものはターボ機関とともに調子は良いが、ラジエーターが劣化し、いつ破裂するか分からないという。その水温を制御するサーモスタットも壊れ、下り坂ではオーバークールしてしまう。したがって冬場は暖房が効きにくい。(修理見積ではラジエーター交換も含め約8万)、最近は水温センサー断線のためCPUが誤判断して燃料噴射が不調であったが、これは簡単な修理で回復。
・エアコンの故障・・・・部品無しのため修理不能。
・サス・・・・リアのショックが軟になり、ブッシュ類も劣化のためコーナーで「ギシギシ」と鳴る。
・錆・・・・下回りリベット溶接のところに発生。尚、整備士によると各所パイプ類も錆ているという。
・NHV・・・・ビリビリ・ジリジリ・ジージー・コンコン音がヒドイ。車体が歪んできたためか。
 
 と、いう状態で、だましだまし走っているが、来年1月に新車がやってくるので、それまで、なんとかもってくれればいいのです。頑張れやスターレットちゃん。お前にも「別れのワルツ」を弾いてやるからな。
 
 自分のスターレットより、ブログ「なんだらかんだら」のピロQさん愛車サイノスは、大事に乗っておられるためか、スターレットより以前の車(あるいは同時期)であるのにもかかわらず、調子がよろしいようです。

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猫を飼い始める

2018年10月
 のら猫を半分飼っている。
これがブッサイクなやつで、常に目ヤニが垂れていて、体つきもエサを定期的にやり始める前は他のノラより痩せて貧弱だった。
 飼うようにした理由は、このネコの鳴き声が小さく、やたらミャーミャー鳴かず、「ハウーン」というオネダリしているような可愛い声だったから。この「ハウーン」にはまいってしまう。
 家の周りをうろついているノラは他にもクロ、シロ、サバ、が居て、みんな体格が良く活発でエサを十分もらっているように見えたが、このブッサイク猫だけエサにありついていないようで、私が作ってあげたダンボールのベットもクロなどに押しのけられて占領されてしまうこともあり、彼らに隷属されているみたいで、そんなことも愛おしく感じた。
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 このブッサイクは最初は人に警戒してなかなか近寄らないのでオス・メスが分からず名前のつけようがなかったが、しだいに接近し始めたある日、後ろ向きでしっぽを上げたときにニャン玉が見え、オスと判明した。それで顔の目ヤニの模様が歌舞伎の隈取模様みたいなので「カブキ」と呼んでいたが、今は役者名の團十郎にしている。
 大人のノラはなかなか人に慣れないというが、團十郎も最初はエサをやっている最中でも頭を撫でようものなら、反射的に嫌がって退いたが、2か月ほど経った今では、ネコのオヤツをあげた後、自分の膝にピョンと乗ってきて、顔の周りやケツの上のマッサージを「ゴロゴロ」言いながら委ねるようにまでなった。
 これから冬に向けてどんどん寒くなるので、室内飼いに慣れさせようと計画しているが、ノラにはノラの世界があって、外で自由に自然をパトロールできる彼らの幸福を奪うことはできないかもしれない。今でも、室内でエサを食べた後、しばらく部屋でくつろいでいるが、10分くらいで出口を求めてソワソワしだす。それで、冬でも出入りできるバッタン・ドアを部屋のどこかに設置しようと計画している。

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めっちゃ涼しい

2018年8月18日午前6時半の気温
(上)室内
(下)屋外
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 つい、一週間も前は一日の最低気温が23度台ということがあり、これでも名古屋、岐阜に比べれば熱帯夜とまではいかないので涼しい方だけれど、時には熱帯夜ギリギリセーフの24度台となる寝苦しい夜が続いていた。ところが今朝いっきに10度近く下がってしまった。標高1000メートルの盆地にある高山市荘川町六厩のアメダスでは、今朝の最低気温は7度台だった。ヒーターが要りますがな。
 こんなことは自分の人生で記憶にない。
おそらくこの先5年以内に、高山の最低気温もとうとう25度を突破し、熱帯夜という文字が予報に載るかもしれない。
 飛騨高山の夏の夜も最近はクーラー点けっぱなしでありますが、今日だけは使いませんでした。

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