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2017年3月

仮面ライダー・エグゼイド

 日曜の朝、テレヴィジョンのスイッチを捻ると、横並びに民放3社は例のナントカ学園の軍国少年理事長の顔を映し出していた。あの騒ぎにはサッパリ興味が無いので、チャンネルを回してテレ朝の仮面ライダーをチラッと観てみた。
 
 
 「仮面ライダー」という今でもシリーズ化されている特撮ヒーロー番組は、初登場が1971年で、自分では中学1年の頃。
 
 私的には当時から特撮番組はミニチュアを使ったハイスピード撮影特撮物しか観なかったので、等身大のヒーローが等身大の怪人・怪獣と戦うという設定に興味をもたなくなっていた。
 同じころ、「ウルトラファイト」という円谷プロの怪獣のキグルミが、どこかの造成地や空き地で、ただ戦うだけという番組があり、ミニチュア特撮抜きで橋やビルも壊さず、ドツキ合いしている展開に、「こんなのアリかよ」と憤慨したものだ。・・・当時夢中で観ていたファンの方、スミマセンネ・・・
 また大人ぶろうとした生意気盛りだったので、ああいうものは小学生以下が対象で、ヒゲの生えだした中学生は、もう卒業すべきという意識があったのだ。
 ということで、自分の仮面ライダーの記憶としては、出演俳優は藤岡弘さん、カレが負傷して交代した「柔道一直線」にも出ていたアノ人、小林昭二さん、死神博士のアノ怪優ぐらいのデータしか頭に無いのである。これは、仮面ライダー・ファンからブッ飛ばされても文句の言えない存在だろう。
 
 そんな人間が最新の「仮面ライダー」のロケシーンを10分ほど見たところの感想というと・・・・。
 まず、カット割りの多さに驚いた。「ウルトラマン」より圧倒的に多いと思う。この理由は、キグルミスーツでは表情の変化が出せないので、あらゆるアクションを、あらゆる角度の方向からカメラで動きを捉えて感情を表現するためのやり方だと思う。
 マルチカメラ方式で撮影する手もあるが、それでも編集作業は手間がかかってしまうし、カメラもカメラマンもタダではないので、結局1台のカメラを使って細かく演技をカットして撮影収録していることだろう。その演出絵コンテは膨大な数ではなかろうか。また、現在はデジタル撮影なので、メモリに長時間分の撮影データが記録できるため、可能な限り撮り貯めしておこうという方針も考えられる。
 ということは、その膨大なカット割り撮影のために、ロケ現場では太陽光線の具合もあり、一日の撮影許可時間内で終わらせねばならず、テンヤワンヤのあわただしさで収録されているのが予想できる。
 これはスタジオ内でのミニチュア特撮の現場と次元は違うが、同じレベルでの重労働なのではないか。
 
 スタッフ、俳優、スーツアクターのその努力と辛抱に頭が下がる。
 
 もう一つ、以前から気が付いていたこと。
 
 東映系のこの手の特撮ヒーロー物の撮影・収録現場での照明が、独特の光線具合で面白い。人物にあらゆる方向からライトや銀レフよって淡い光線を当て、顔やボディに影を生じさせていないのである。この光線は時にはギラついた強いものもある。
 これはヒーロースーツのデザインを影によってムラを生じさず、満遍なくよりカッコよく見せるためと、これまたイケメン俳優を均等にカッコよく見せるための処置ではないだろうか。メロドラマや殺人事件ドラマなどの夕方のシーンで、ワザとツラに影を落とすのと効果が逆の方法である。正義のヒーローに影があってはならないということだろう。
 

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いつまでこのテレビカメラ使ってんだい

 この21世紀の世の中、テレビ撮影のアイテムで気に食わないものが一つあって、コイツがそう。
 
ショルダー式テレビカメラ
Photo
 
 いつまでこれ使ってんだい。 もう40年以上もスタイルが進化していない前近代的存在。ナンデでこんなドデカイ重いものを肩にしょって振り回わさなきゃならんのだ。ひょっとして中身は真空管式か?。 これを見るたびにこれを想像してしまう。
 
Tow
 
 戦場であのショルダーカメラを使うとTOWミサイルと間違われて狙撃されることがあるという。 こんなもの戦場取材では危険ですらありうるし、スポーツ中継などではアスリートや運営スタッフへの邪魔や妨害になることもある。
 
 現在、4Kカメラでさえ小型ドローンに搭載できるサイズと軽量化が進み、また防振・ユレ画面対策も施されているというのに、なぜ今だあんなミサイル型カメラが使われ続け、その手持ち振動でブレブレの画面がテレビで放映されているのか、自分には理解不能である。
 
 21世紀のテレビカメラは現在の技術でも、こういうスタイルのものになってていいはずなのだが・・・。
 
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「ショルダーカメラは無意味だ」
 

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