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2017年2月

「スパイ大作戦」のことなど

 テレビ「スパイ大作戦」がBSで放送され、毎回観ていて、青円盤にも保存している。
 
↓あのテープレコーダーは、永くアイワ製だと思っていたが、知らないメーカーの日本製だった。それともアイワのOEM製造か。
 
 
 ・・・・番組はCM付きで2本分を2時間とちょっとオーバータイムで放送しているので、そのまま番組表を使って録画すると、AFモードでも25ギガの円盤に番組4本分が収まらない事態となる。それを4本録画するには、番組データを利用せず、きっかり120分に指定録画すると無事4本が一枚の円盤に収まった。なお、ANモードは画質が落ちるので自分は利用しない。・・・・
 
 これをDVDソフトで全エピソードを購入すると4.5万は要るだろう。放送は有難いことだ。
 
 BS民放番組の約7割は再放送で、それを告知しないでダラダラと何回も流しているので、これにはいつも憤慨しているが、たまにこういう粋な事をしてくれる。
 映像はリマスターされていて、実に鮮明。50年前の番組とは思えないほど。シナモンのバストショットとなると、より色っぽく見せるため、ソフトフォーカスにされているのがハッキリと分かる。昔のテレビでは気が付かなかった。
 
 それにしても、番組内ではジムもバーニーも元気だけれど、二人とも、もう故人か。シナモンとローランもウィリーも自分の親くらいにご高齢となられた。感無量。
 
 この番組がリアルタイムで放送されていたのは、自分が小学4年生から中学生のころだった。小学生のときは、時間帯が夜10時台だったので、観るチャンスが無かったし、当時、両親が不和の為、ほとんど家庭崩壊していてテレビどころでは無く、親戚の家に退避していて、そこで偶然、この番組のオープニングを観た。カラー放送を観たのは人生これが最初で、真っ赤なタイトルと機関銃の効果音が強く印象にある。小学6年くらいから、再放送も含めてようやく落ち着いて鑑賞できた。
 その小学生4年のころから、友人の影響で電子工作を始めていたので、バーニーのエレキ仕掛けには目を見張って、彼に憧れもした。エレクトロニクスという言葉を覚えたのもこの番組がきっかけ。
 
 そういえば、5年生の時、テーマ音楽のドーナツ盤を買ってきてステレオに掛け、一人悦に入っていた。「おはようフェルプス君・・・」の大平透のナレーション後から始まるラロ・シフリンのレコード演奏は、テレビで流れるサウンドトラックとはオケの編成も違う凝った音楽だった。このテーマが5拍子のリズムを採用していることは、ずっと後で知った。
 
 
 その子供のころは、番組内のいろいろな小細工や解決法に「ホーッ!」と感心したものだが、今、再見してみると、ツッコミどころ満載。例えば、ニセの列車の窓のバックにリアプロジェクションで景色を映写して、列車が動いているかのように騙すなんて、ガキの使いやあらへんで。
 
 今後、いかに納得できるフェイクと脚本に出会えるか楽しみ。
 

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大巨獣ガッパ

邦画メモ、NO,103、NHKBS
1967年、日活、シネスコ、カラー、84分
監督: 野口晴康、 撮影: 上田宗男、 音楽: 大森盛太郎 
特撮協力: (株)日本特撮映画
出演: 川地民夫、山本陽子、和田浩治、藤竜也
 
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 対象は小学校低学年までの怪獣映画。
 そして日活最初で最後?の特撮怪獣映画。
 
 特撮シーンはどこかで見た記憶、東宝特撮シーンからのデジャブ現象が起こる。東宝怪獣映画をギュットと圧縮している感じ。
 
 その東宝特撮の欠点も踏襲してしまっている。それはミニチュア撮影シーンにおいて、ハイスピード撮影を省いたり、2、3倍程度の低回転でカメラを回していること。特に火山の噴火と船舶、潜水艦シーンのプール撮影や、工場群の破壊場面ではそれが顕著で、まるでオモチャのCM撮影のようだ。全然実写感が無い。炎と水の現象を本物らしく見せるのが特撮技術の一つなのだが、あれではヒドイ。第一、せっかく時間をかけてスタッフが精魂こめて制作した工場群などのミニチュアセットをアッサリと撮ってしまうのもモッタイナイ話ではないか。
 
 一方、唯一のフル・ハイスピード撮影で目立ったのは、孤島の巨大石造が地震で倒壊するシーンで、石造本体や岩山の岩石か落下する崩壊は実写感があり、迫力があった。たぶんカメラを5倍で回していると思う。
 
 ハイスピード撮影は高価なフィルムを大量使用するので、当時は予算の問題で泣く泣くノン・ハイスピード撮影としている事情もあったかと思うが、制作側は「子供が観るんだから、あれでいいだろう」とナメていなかったか。もし観客を小学校3年生以上も対象としていたならば、これは間違っている。
 
 そのノン・ハイスピード撮影は、日本の子供向け特撮テレビ番組の定番方法で、1960年代から70年にかけての当時の自分も、テレビ「高速エスパー」、「仮面の忍者赤影」、「空中都市008」などの特撮のオモチャ然としたシーンに腹を立てたり、学校で友達とそのひどさを語って笑いあったものだ。
 高価なフィルムを使わずに済むデジタル撮影となり、CG合成、VFXとなった現在でも、特撮番組のミニチュア撮影は、昔の旧態依然としたノン・ハイスピード映像のようなチョコマカした動きの物理現象を無視した映像で済ますという方針だったら、何度も言うが子供をナメないでもらいたい。
 
 「子供というものは、大人向けの特撮映像を見たがるものだ」、「だから、子供向け作品だからといって手を抜いてはいけない」・・・・シルヴィア・アンダーソン。
 
 これは映画「サンダーバード6号」DVDでの彼女のオーディオ・コメンタリーの言葉だが、現在活躍中の特撮マンにも、この言葉を知ってもらいたいものだ。
 
 本編の方では、いつも思うのだが、日活のシネスコレンズのシャープさに感心する。画面の端っこ、隅々までボケ、ニジミが一切無い。日活だけ他社と違うレンズなのだろうか。
 
 川地民夫、山本陽子、藤竜也さんたちがピチピチとして若いこと。
 
 映画の冒頭、船の中でモールス符号が鳴っているが、その内容は「VVV JAKMNEJJSH5T」だった。VVVは試験信号発射の意味だが、残りは心得のあるスタッフが適当に打ったものだろう。

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「スパイ大作戦」のコリンズ

 もうアマチュア無線には0.1パーセントしか興味がなくなったけれど、BSの「スパイ大作戦」を観ていたら、画面にコリンズの無線機が出ていたので、ここでメモしときたい。
 無線はしなくとも、この真空管式のアナログ無線機を眺めるのは今だ好きなのです。
 
Photo
 
 それは第二シーズン・エピソード「雲上のマイクロフィルム」、原題「The Astrologer」でのこと。
 
某国の旅客機、DC-7?に搭載されている、大統領直通無線機という扱いだった。
 
 画面の無線機で上段のKWM-2はトランシーバーなので、これ一台あれば通信に事は足りるのだが、下段に75S-1の受信機が設置してあるのは、電話機に繋いで同時通話にするためかもしれない。
 ただし、バーニーがワニ口クリップで小細工したコリンズは↑の2台とは違うもので、機械は何なのか不明だが、その電話機と中継するフォーンパッチの機械なのかもしれない。コレクターの方、教えてください。
 
追記: 再見したところ、やっぱりバーニーはKWM-2本体を取り出して細工していた。その上蓋を開けた中身は出力トランスがいくつも並んだものでKWM-2とは違うものだった。
 
  さて、このコリンズの無線機、よく見ると、マークが外されているうえに、チューニングダイヤルがオリジナルと違うものに交換されている。コリンズ社に使用許諾が得られなかった為の苦肉の策とみられる。
追記: 映画やテレビドラマに映る製品のメーカーロゴは、タイアップ以外は大体消されているのが普通ですが。
 
 ずーっと以前、交信相手の局長さんから、「スパイ大作戦」にはコリンズの無線機がよく登場すると聞いていたので、今回納得いたしました。さて、この次にはどのエピソードで見られるか楽しみ。
 
 私のコリンズです。日本で組み立てられたもの。
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