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サボリ再放送番組が地上波にも

 
正月に入ってから引き続き、プレ還暦爺のボヤキをもう一発。
 
地上波のテレビ番組を観ていたら、嫌な予感のする事態があった。
 
 「この番組は○○年○○月○○日に放送されたものです」・・・・
 
 というテロップは、BS民放番組において、新聞のテレビ欄や番組一覧表データに再放送である(再)の文字を示さず、視聴者に、まるで作り立ての番組であるかのように装い、過去に放送された番組をタレ流す常套手段のテクニックである。これは視聴者からのクレームを回避するための保険として流されるテロップとも言える。
 
 つまり、BS放送局の番組編成は「時間を埋めるために再放送番組でもやっとくか」という精神で組まれているのだ。 これは今更、私が指摘しなくとも、どの局も一日で流されている半分以上の番組が再放送であることから、視聴者が誰でも感じていることだ。
 
 追記: 以前、自分が指摘したBS再放送についての同様記事
「BSの再放送いいかげんにシーヤ」
http://five-of-nine.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/bs-a635.html
 
 こういう視聴者を騙す卑怯な再放送を、自分は「サボリ再放送」と命名しているが、これがとうとう地上波の番組にまで登場しだした。
 
 「この映像は○○年○○月○○日に放送されたものです」・・・・
 
 これが、地上波で放送される、例の「警察24時・・・」という類の、事故や事件に遭遇した警察のドキュメンタリー番組でテロップとして流されていたのだ。
 番組は午後7時から開始するゴールデンタイムの堂々とした長時間番組で、タイトルには、たしか「2016年の総決算」という類の文字が踊っていたのだが、結局、時間内、半分あまりの映像は2015年以前に放送された、見た記憶のある再放送映像であった。タイトルはウソなのである。
 
 自分はこんなBS的卑怯番組を地上波で初めて体験した。(懐かしドラマ再放送は除いて)
 
 民放局は他局のマネが得意である。これをきっかけに(再)のマークのない、数年前に放送済みなのに、まるで初放送であるかのようなフリをした「サボリ再放送」番組が、今後BSに続き地上波でも続々と現れるだろう。
 
 こんな手間もかからず元手もいらず、スポンサーにゴマを擦っているだけの再放送番組は、放送局にとってはBS放送で味をしめてから、まことにラクチンでオイシイやり方となってしまったようだ。
 
 恐らく、放送局の番組企画・編成責任者なんて、一日机で新聞でも読みながら鉛筆を転がして過ごし、夕方5時前、重役イスにふんぞり返りながら、
 
 「オマエラ再放送でも観てろ!!!」 
Photo
 
というような態度で「フン!」と鼻を鳴らして部下の提出した再放送の企画書にポンとハンコを押し、スラスラ・スイスイスイと退社しているんだろう。
 
 民放テレビ放送で大事な事は、タイミングにC調に無責任ということか。番組企画・編成・制作なんて、再放送を何回も流して、楽して儲けるスタイルとなりつつある。気楽な稼業ときたもんだ。

 こういう制作態度に視聴者は敏感である。ますますテレビ離れが進むこと請け合いだ。提供しているスポンサーさんも、心しといたほうがよろしい。
 

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