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2016年12月

アポロ13号帰還での疑問

 BS民放で映画「アポロ13」吹き替え版を観たが、もともと140分ある内容をCM付きの2時間版にしたもので、オリジナルより少なくとも50分はカットしてあるズダズタ作品になっていた。    
 映画は、まるで事故の経過を描写するだけのドキュメンタリータッチの別作品のようになっていて、あらためて民放で映画を観るものじゃないなと思った。
 
 それはそれとして、このアポロ13号インシデントを復習してみると、ちょっと疑問が発生したので、メモしてみたい。
 
Apollo_7_3
 
 事故は地球から月に向かう約32万キロ離れた空間で発生した。 もう月までは6万キロを残すところまで到達しているが、ミッションアボート決定で帰還するため、二つの方法が検討された。
 その場で機械船のエンジンを逆方向に噴射して直ちに地球に戻るやり方と、時間がかかるが月を周回して戻る方法。
 結局、機械船のエンジン破裂を不安視し、後者の帰還方法が採用され、それは成功したが、乗組員の着陸船内長期滞在となって、生存を脅かす事態も発生したのである。
 
 ここで自分は直ちに反転して戻る、直接帰還方法として、別のやり方を考えた。
 
 それは、機械船のエンジン噴射がアカンというのであれば、代わりに月着陸船の下降エンジン噴射を行い、燃料を使い切った後、着陸船エンジン筐体部分を切り離し、加速に不足する分を月上昇船のエンジンを使うダブル噴射による推進力とする二段ロケット加速方式で帰還する方法。
 
 つまり、アポロ13号帰還ミッションでは月上昇船のロケットエンジンと燃料は使われずじまいだったのである。これを使う選択肢があったはず。
 
↑上昇船ロケット噴射離陸は3分あたりから
 
 燃料を使い切った後の月着陸エンジン筐体を切り離せば、全体質量が減って、よりスラスターによる軌道修正もやり易かったはずであるが。・・・
 
 自分の考えた、この第三の直接帰還方法が、なぜ検討されなかったか。原因としては着陸・上昇船の二つのロケット噴射でも反転加速に不足していたということが考えられるが、実際はどうなのか、私のやり方が可能なのか、アポロ13号事故に詳しい専門家の方、ご教示お願いします。
追記:  この個人的疑問は下記、コメント欄にて解決しました。
 
 
 

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