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火垂るの墓

邦画メモ、NO,97、NHKBS

2008年、パル企画、100分

監督: 日向寺太郎、 撮影: 川上皓市、 音楽: Castle In The Air.

出演: 吉武怜朗、畠山彩奈、松田聖子、江藤潤、高橋克明、松坂慶子、長門裕之、原田芳雄

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 この実写版が野坂の原作とどう違うかは分からないけれど、高畑アニメ版とはかなり違う。

 やはり、アニメ版を意識して、脚本と構図は徹底して換えられている、これは監督の人情として致し方ないこと。私も監督だったら高畑作品のマネはできない。

 アニメ版との比較を楽しむのではなく、ひとつの映画作品として退屈せずお終いまで観られた。ただし、泣かせ所はアニメ版に軍配が上がり、描写は淡々としている。

 松坂慶子が意地悪オバ(遠縁?)さんを演じているが、アニメ版よりもっと徹底してワルである。アニメ版では彼女の言うことに一部理があったが、松坂のは大人が見ても嫌なヤツ。

 松坂慶子さんて、「蒲田行進曲」のころより芝居が上手くなったような気がする。ま、年の功ってやつですか。彼女の滑舌はNHKの渡邊あゆみアナのように滑らかではっきりして耳に残るもの。

 清太役の吉武怜朗という俳優を覚えた。やすき節上手いすね。

 亡くなった母を兄妹が偲ぶフラッシュバックのシーンの後には火垂るが舞っているカットが入る。

 音楽は前半、ホラー映画調のピアノの冷たい音色を用いた曲で、兄妹が意地悪オバの家から脱出して防空壕で生活するところから暖かいギターの音色を使ったものになる。

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