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JAXAさん、撮り方下手です。

 もうH2ロケットが打ち上がった20数年前から感じていたのだけれど、どうして日本のロケットの打ち上げ映像って、ああ地味なんでしょうか。

 海外のロケット、例えばロシアのソユーズにしても、毎回打ち上げの迫力映像に圧倒されてしまう。ソユーズなんて、H-2Aロケットより身長も胴回りもちょっと小さいサイズなんですけどね。それがすごい巨大に見えてしまう。

Photo
 

 ところが、日本のロケットの打ち上げ映像ときたら、とても50メートルもある物体が上昇しているように見えない。

↓H2Bのこのアングルでの撮り方はないでしょう。

 思うにこれは映像の撮り方、カメラのポジションが悪いからなんですな。

 これは、ちょうどアレです。昔の日本の怪獣映画で特撮ファンから揶揄された撮影アングル、「神様目線」というもので「怪獣がちっとも巨大に見えない」のと同じ理屈。

 JAXAの発射台撮影ポジションはロケットのはるか手前の組立塔てっぺんで、ロケットより高い位置にあるんですな。あんな位置から望遠で撮ったのではダメです。もっと低いところ、「人間目線」になる組立塔の一階出入り口のへんにもカメラを設置して撮ってください。

 それから、GOPROでもいいから、同じ低い地上アングルからカメラを複数設置して、その映像をユーチューブにアップして見せてほしい。GOPROの2.3台衝撃でぶっ壊れてもかまいませんがな。

 NASAはチャレンジャー事故いらい、発射では各ロケット周辺のマルチカメラで、しかもハイスピード撮影してます。万一の発射事故の際の事故原因解析に使うためです。

 発射台近辺のカメラは組立塔からだけではなく、ロケット発射台裏側のガス抜き口からも撮影してほしい。

 たとえば、こういう撮影シーンケンスはいかがですか。

 ① ウォーターカーテン散水、メインエンジンの点火までを正面から組立塔屋上カメラ望遠でアップ。

 ② SRB点火前まで、発射台裏のガス抜き口側から推力全開燃焼ガスで水蒸気となって高速に噴き出る白煙のカットを裏山からアップとロングで。

 ③ 正面に切り替え組立塔屋上からSRB点火の望遠カット。これは今まで通り。

 ④ 組立塔1階入り口カメラからのロングショットでロケットのボルトが外れ持ち上がるまでのカット。これは点火とリフトオフはほぼ同時なので、時間遅れで見せる。

 ⑤ 組立塔屋上からロケットの上昇を自動追尾。これも今まで通り。

 JAXAの広報さん。これくらいやってくんなまし。あんな映像だけでは世界の人にも日本のロケットはソユーズより小さく低性能と勘違いされまっせ。

 なんせ一般市民は長く大きいロケットほど高性能と思い込んでいますさかい。

 日本人は「能ある鷹は・・・」とかのせいで、こういうことが下手なんですな。

↓JAXAさん。コレ、参考にして。

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