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2015年2月

横文字バカとは

 また、政治家や役人が、諜報やその機関のことを「インテリジェンス」というカタカナ横文字にしてブチ上げてきた。

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 評論家もテレビの討論会で、それを分かり易い日本語に置き換えて言えばいいものを、政治家が国民をケムリに巻くためにブチ上げた横文字をそのまま馬鹿みたいに使っている。

 その評論家クンのなかにはこんなことを発言した方もいるのだが。・・・・

・・・・「役所や政治家が横文字使う場合は、大抵うさんくさい事を誤魔化す為、本質を分からなくさせる為、突っ込まれると困るような事をする時に使う。」

・・・・そう思うのなら無理な横文字などオウム返しで使うなっちゅーの。

 いままで、政治家クンがブチ上げてきた口に出すのもハズカシイ横文字というと、マニュフェスト、コンプライアンス、スキーム、アジェンダ、ガバナンス、レジームなどがあるが、なんで日本語で言えないのかね。日本人がカタカナ英語の横文字を使うとバカに見えるんだよ。言ってることが信用できないんだよ。分かってんのかね。チミたちは。

 自分は中学生のころから政治家というのは詐欺師の次に信用できない人種だと断定してきたが、今だ人をケムリに巻く横文字政治家がいるということは、これを証明していると思う。

 以前、ある自らスポーツカーも運転するカーメーカーの社長が新車発表会で「・・・・さらに先進技術をデベロプして・・・・」と発言したときには爆笑してしまった。これはもう喜劇。東宝社長シリーズでのアメリカ外遊帰りの森繁社長かいな。

 政治家さんよ、社長さんよ、横文字使用はバカ発見機だよ。お止めなさい。

 私は完全にバカなのでサムタイム、ブロクで横文字使ってますけどね。って、これじゃルー大柴か。

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物理バカとは

 ちょっと前、ネットのあるぺージで「なぜ宇宙ステーションの中は無重力なのか」というテーマが話題になり、自分はこうコメントした。

・・・・「無重力というのは間違った言い方で、宇宙船の高度でも0.9G位の重力が地球からかかっている。それがステーションが地球を周回するために発生する遠心力と地球の重力がつり合い相殺され物体の重量が見かけ上ゼロになっているだけなので、無重量と言うべきだ。」・・・・

 すると、意外にも、この解説のおかげで今まで悶々と分からなかったことが理解できた、という反応がいくつかあった。つまり、人工衛星の飛行する理屈や発生する現象を理解していない人がいるということである。

 これはどういうことなのだろうか。実は自分も無重力以前に、人工衛星の飛ぶ仕組みを解説するのに必ずといっていいほど引き合いに出されるこの図解説明が子供のころ理解できなかった。

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 ボールを遠くに投げても地球に着地する。どんどん速く投げれば遠くに落ちて、しまいには秒速8キロの速さで投げると永遠に地球を回ることになる。これが人工衛星が地球に落ちない理由である。

 なぜ理解できなかったのか。一つは自分の頭が悪く読解力が無かったこと。もう一つは自分がアマノジャクな性格の上、自分の経験で起こる余計なことを考えてしまうことで、つまりボールを遠くに投げて落ちるのは空気抵抗が働くためで、いくら高速でボールを投げたところで、地球を永遠に回ることなどありえないと思ったからだ。どうしてこれが人工衛星の説明になるのか不思議だった。

 大人になって考えると、つまり、このイラストの解説には・・・・

「地球に空気がないものと仮定する」、

「投げる速度は地球からの高度によって変化する」、

「ボールには地球とは逆方向に遠心力が働いている」、

・・・・ という文言が欠けていると分かった。しかも、ボールが地球を周回するとき、ボール自体は無重量になっているという説明もたいてい欠けていることが多い。肝心なのは日常誰でも体験して理解している物理現象である遠心力というものを解説に取り入れていないことで、結局、言葉足らずなのだ。

 こういうイラストを使った説明をする先生や参考書著者は、一つの物理バカと言えるのではないか。生徒があらゆる考察をすることに頭が回らず、自分は分かっているから、これだけの説明でもすべての生徒は分かるだろうという思い込みをしている。

 今だに日本人が、地球を回る宇宙船の中は「無重力」だと言ってしまうのは、こういうイラストを黒板に描いて教える物理バカ先生が学校に居るからだろう。

追記: 地球から垂直に上昇して、高度100キロ以上の漆黒の宇宙空間に到達すれば、もう無重力状態だと勘違いしている人もかなり居るみたいだ。日本の理科教育はどこか間違っているのではなかろうか。

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ロボジー

邦画メモ、NO、93、NHKBS

アルタミラピクチャーズ、東宝配給、111分

監督: 矢口史靖、 撮影: 柳島克己、 音楽: ミッキー吉野

出演: 五十嵐信次郎、吉岡由里子、濱田岳、チャン・カワイ、田畑智子、和久井映見、小野武彦

 

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 誰がどう見たって人が中に入っているとしか思えない着ぐるみロボットを、本物の人型ロボットだと、大衆のみならず理工学生までもが信じてしまうというタワケタ話の映画。

 だけどテンポがいいのでお終いまで楽しく観られた。監督はこのタワケタことが面白いとコメディー映画にしたのだろう。コメディーのなかに1人暮らし老人の哀愁も込められている。

 映画を観る前から、ロボットの中に人が入っているように見えてしまうことを、どうやってゴマかしてデッチ上げるればよいかを自分で考えた。

 人の動きというのは曖昧で雑である。つまり、ロボットの動きにファジー制御を取り入れてワザと不安定で不正確でギクシャクした人間ぽい動きにしたと記者会見で公表すればいいのではないか。あの理工科女子学生はこの技術に憧れたということにして、これを脚本に盛り込めばいいのだが、そういう展開ではなかった。こっちの方向で制作しても面白い映画が出来たと思うが。

 ミッキー・カーチスの老人力演技が良かった。電話ガイダンスの番号案内に癇癪を起して切ってしまうところは爆笑した。自動販売機でカップ酒を購入するしぐさや、ちゃぶ台で御茶漬けをさらう動きなど自然でうまい。

 ミッキーの演技はいいのだが、やはり最近の邦画のやり方なのか、この監督さんのカラーなのか役者のオーバーな芝居が気になった。それは前作の「ハッピーフライト」でも感じた。特にエンジニア三人組の太っちょ。元々プロの役者でないので仕方ないが、ああいうアクションは昔の香港映画や大映系ドラマにあったが、最近の夜9時台のテレビドラマ、特に漫画やコミックが原作のもので再び見せられるようになってきた。私はどうも鼻につく。

 コスプレ会場で、誰もロボジーの存在を気にかけないというシーンがあるのは、アイロニカルな上手い脚本だと思う。

 エンドクレジットのダブル・ミッキーの歌とバンドがいい。・・・・ 五十嵐信次郎とシルバー人材センターの「MR,ROBOT」

 そのエンドロールでチョコチョコ現れる、柳原良平風のちょっと動くイラストがまた面白い。

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