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カルメン純情す

邦画メモ、NO,91

1952年、松竹、103分、白黒スタンダード

監督: 木下恵介、 撮影: 楠田浩之、 音楽: ビゼー、黛敏郎、木下忠司

出演: 高峰秀子、小林トシ子、若原雅夫、淡島千景、三好栄子、東山千栄子、村瀬幸子、

坂本武、日守新一、斎藤達雄、堺駿二、望月優子、多々良純、須賀不二男、

北原三枝(デビュー)

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 木下監督、一作目がヒットしたからもう一本、高峰カルメンで作ってくれと会社から言われ,渋々撮った作品だと思う。

 ほぼ全編、カメラの構図は斜めになっているのも、なにかヤケクソ感があるが、チョット前衛的実験作としては評価できる。ただ、一部のお客さんには画面を見て酔ってしまう人もいたようだ。

 一方、自分は酒に酔って鑑賞したので画面酔いの方は、どーってことなかったが、ストーリーが良く分からなかった。俳優さんがガチャガチャと暴れている感じ。でも、それが面白かった。

 私の好きな俳優さんばかり。特に三好栄子さんの大活躍には目を見張った。あんなにセリフを唾を飛ばさんばかりに喋っている、この怪優・三好オバサンを初めて見た。

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 また、レッツホニャララ堺校長のオトッツアン、三枚目コメディアン堺駿二が結構二枚目ダンサーとしてカルメンの相手役をしていた。意外でした。

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 この映画は木下作品の中でもほとんど無視されているようだけれど、一見の価値はあると思う。

 ケバイ、メークの高峰秀子が観られる作品でもある。前作に続きカラー化出来なかったのは予算の関係か、あるいは室内シーンが多く照明に難があるためか。

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 キネ旬第五位だったそうな。興業的にはヒットしたようだ。

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