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2014年9月

ひだエアパーク・スカイホリデーに行く

 2014年9月27日(土)、御嶽山が噴火している真っ最中、高山市のエアパーク祭に行ってきた。↓800メートルの滑走路を持つ飛行場のハンガーと管制塔はこんなもんです。

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↑駐車場の半分は他県ナンバーの車ばかり。CANNON砲みたいなCANONを抱えた空男が何人かおりました。

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↑ベトナム人はバイクのことをホンダと呼ぶ。日本人は軽飛行機のことをセスナと呼ぶ。これが本当にセスナ社のヒコーキなのかは私も不明。平凡な日本人です。

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↑私的には、こういうエンジン付のモーターグライダーが好きです。これでノンビリ飛びたいね。

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↑当日、午後1時よりアクロバットパイロット・室屋さんによるアクロが始まりました。この機種はエクストラ300というらしい。そう300馬力です。セスナは約200馬力。

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↑↓追いかけて撮影するのは難しいですな。プロの写真家には頭が下がります。

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↑この傾けたままの横移動テクニックをなんて言うのか分かりません。

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↑着陸後、スモークでバーンナウトを披露。室屋さんカッケー。

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↑↓グライダーによるアクロバットも披露されました。バイロットは元747の機長。エンジンが無いので無音ですが、滑走路でのローパスでは「シャー」という風切音がけっこう大きな音で聴こえ、飛行機にかかる抗力を実感しました。

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↑グライダーを引っ張るのはセスナではなくてハスキーというヒコーキ。10年ほど前、私もこのお祭りで搭乗体験させてもらいました。コクピットを覗いてビックリしたのは速度計がノットじゃなくて、なんとマイル表示だったこと。ヤンキーのヤード・ポンド法好きにはマイル。

 ちなみにフランス、ロシアは高度にメートルを使います。世界の航空業界では距離や速さの単位にノット、フィート、マイル、メートルが混在しています。統一してや。

 今、まさに御嶽噴火で登山者が被災されている最中、ほんの数十キロしか離れていないこの地でノンビリ飛行機見物していて申し訳ありませんでした。

 災害に遭われた方々、ご家族の皆様、

   お見舞い申し上げます。

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ソステヌートペダルの出番

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 ベートーベン、交響曲7番第2楽章ピアノ版の練習も中間部に突入。佳境に入ってきた。

 歳のせいと頭の悪さで、なかなか進んでいかないが、変奏曲形式なので楽曲の切り替えがはっきりしていて練習は楽しい。

↑の小節から主に右手の親指でテーマを弾きつつ、原曲ではバイオリンのスタッカートで演奏されるフレーズの伴奏を残りの4本の指で弾かなければならない。ここで困難にぶち当たる。ここは楽譜を手に入れて最初に全ページを眺めたときからウーンと悩み、一番難しい演奏だろうと予想していたところ。

 親指でドを押さえつつ、10度音程上のミを弾かなければならない。無理であります。指が届きません。

 どれくらいの間隔かと申しますと、パソコンのキーボードだと上段一番左のEscキーからF12までの距離です。編曲したリストは、聞くところによると10度音程の和音を、まるで6度音程でも弾いているがごとく楽しそうに弾いたという。リストさんよ、手の小さい人のことを考えチクリ。

 だが、リストは楽譜にペダル記号を3小節目まで入れていた。これならペダルのおかげで親指のドの音から指を離したまま残りの指で伴奏ができる。小さい手の人はこれで弾いてください、というわけであるが、ここで、また疑問が発生する。2小節目は私の手でもペダル無しで弾けるのだ。ここはオクターブ音程内であり、ペダルは必要ない。なぜこうしたのだろうか。しかも、このペダル記号は10度音程超えのある残りのフレーズに在ったり無かったりする。ここがまた意味不明である。

 それに、ペダル(正確にはダンパーペダルと言います)を踏んでしまうと、ピアノの弦がすべて響いてしまい、伴奏のスタッカートがしまりの無い音で鳴り、音楽効果が無意味になってしまう。どうしたもんだろう。

 ここで、考えられるのがソステヌートペダルの使用。それは3本あるペダルの内、真ん中のヤツのことで、MTの車でいえばブレーキペダルと同じ位置関係。クルマのブレーキは常に使用するが、ピアノではソステヌートペダルは忘れ去れた存在のもので、竪型ピアノや昔の廉価グランドピアノではこのペダルが存在しないものもある。それほどめったに使われないし、楽譜でこのペダルを使用せよという記号も、あるのかないのか見たことがない。

 つまり、このペダルは奏者の判断によって使われるものらしいのだ。

 このソステヌートペダルの機能は、音を保持したい鍵盤を弾いた後(押した後)、瞬時にペタルを踏むと、押した鍵盤の音のみ指を離しても鳴り続けているというもので、これをこの曲で使えば、1小節目はドの音を鳴らせつつ、手を離したまま上の伴奏をスタッカートで演奏させることが出来る。これは手の小さい人にとってはまことにありがたい存在と言える。

 さっそく、このソステヌートペダルを使って演奏すると ・・・・人生初めての経験・・・・ ダンパーペダルよりスタッカートを効かせたメリハリのある演奏をすることができる。ただし、ペダルを踏んだり離したりするタイミングの取り方は練習を積み重ねて慣れるしかない。

 おそらく、リストがこの編曲の仕事をした当時は、ピアノにはまだソステヌートペダルは無かったのではないか。彼は1886年まで存命であったが、そのころになると現代のピアノとほぼ同じものが生産されていたから、彼が老いて写真に写っているころには、このぺダルの機能は知っていたと思う。

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ベートーベンの交響曲を弾く

 エド・ハリスが鼻を特殊メークしてベートーベンを演じる映画、

「Copying Beethoven」・・・・邦題は「敬愛なるベートーベン」という文法的におかしなタイトル・・・・で、私の好きなシーンがある。

 ベートーベンの住むアパートに映画の主人公である写譜師の女性が尋ねると、ベートーベンの部屋の階下の住人である御婆ちゃんが階段で佇んでいる。ここにいるとベートーベンの作曲している音楽が漏れてきて、誰よりも早く彼の音楽が楽しめるという。先日もこんな素晴らしい曲が聴こえたと御婆ちゃんがウットリしながら口ずさむメロディーが、交響曲7番、第2楽章の導入部テーマ。

 この御婆ちゃんが感動したこの音楽は当時の初演でも大好評で、第2楽章のみアンコール演奏されたという。かくいう自分も、ここ5年来もっとも気に入る音楽となってしまった。

追記: この曲を初めて耳にしたのは映画「不滅の恋/ベートーベン」だったと思います。「のだめナンチャラ」とかがきっかけではありません。

 なんとか、これをピアノで弾けないかと思案したら、リストがピアノで弾けるよう独奏曲、および連弾曲(あるいは2台のピアノ用)に編曲していたことを思い出した。そこでアマゾンで取り寄せたのが↓の楽譜とCD。

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CDの奏者はシプリアン・カツァリスですが、はっきり言って全楽章とも素晴らしい演奏です。特に第4楽章はスタンディングオベーションものです。

↓第2楽章は14分45秒あたりから。

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↑1ページ目を弾いてみると映画の御婆ちゃんのように自分でもウットリとした顔になってしまう。ただし、2ぺージから難しくなるんですな。なんつーっても鍵盤の帝王、「ピアノはオーケストラの代りになる」と豪語したリストですから、まるで四本の手で弾いているように聴こえるテクが散りばめられています。恐らく自分はお終いまで弾きこなせないと思う。

 でも、この編曲、ベートーベンのシンフォニーは好きでも、リスト嫌いな方、ピアノが嫌いな方は邪道だと思われるかもしれない。また、リストが自分のピアノテクニック誇示のために編曲したものだと思われるかもしれないが、当時、楽譜出版社から、家庭のピアノでベートーベンの交響曲を楽しむという目的でリストに依頼してなされたものなので、誤解されないように。

追記: 当時、リストはリサイタルでこの編曲集を弾くことがあったそうで、必ずしも家庭用という目的だけで出版されたものではないらしい。

・ 2014年9月現在、楽譜の4ページ目まで攻略終了。指の届かないところはオクターブ上下に移動させて演奏。3ページ目の演奏はくたびれます。

↓四手用編曲の演奏

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旭座、30年間ありがとう

ここ、土肥中唯一の映画館が2014年9月1日、閉館してしまった。

↓閉館翌日の9月2日には、もう機器の撤収が始まっていた。

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 小さいスクリーンが4館のコンプレックスシアターで、つい最近D・プロジェクター化されたばかりなので、まさか閉館してしまうとは思いもよらなかった。

 デシタル化による投資で赤字が続いたという。また、館主が仰るには、話題作が思うように配給してもらえず、客足も伸びなかったという。そこは、自分も感じるところだった。最近の「ゴジラ」はここで観ようと期待していたのだが、とうとう上映されなかった。なにか制約や圧力があるのだろうか。

 それとも、地方の映画館は後回しにされるような悪しき習慣があるのかどうか知らないが、こういうファンを無視した日本の映画界の問題が映画館を潰し、劇場映画ファンをますます映画館ばなれにさせていく。

 また、以前、「タイタニック」をロングランのお終いの頃に観に行ったが、フィルムがキズだらけで鑑賞するには問題があった。館主は当然分かっていた上での上映だったはずで、これも痛んだフィルムが交換してもらえないという映画の配給システムの欠陥によるものだったかもしれない。こういうことも映画館ばなれの原因のひとつだと思う。

 それにしても残念ですな。この映画館が無かったとしたら、ジブリ映画も小さいテレビの画面で初見しては全然印象が違ったはず。隣の町の映画館まで100キロ以上も離れているこの地において、旭座の存在意義は計り知れないものだった。

 ここで観た一番思い出のある映画、見応えのあった映画、「ああ面白かった」と映画館を振り返り見て家路についた映画は旭座が新設されて間もないころ観た「Back to the Future」かな。もうそういうこともないのか。旭座よ30年間ありがとう。

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