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夏休みといえば、マイティジャック

 少年時代の夏休みに観たテレビと言えば、以前「タイムトンネル」を挙げたけど、円谷プロの「マイティジャック」も自分にとっては思い出深い夏休みの番組だったといえる。

 が、当時の放送時間を調べると、1968年4月から6月末までとなっている。するとまだ夏休みではなかったわけだが、自分にとって夏休みというイメージがあるのはオープニングテーマの歌詞のせいかもしれない。

♪あおい海に はえるかげ 、オー イッツ ザ マイティジャック 、遠い南のさんごしょう 、朝日が波に光るころ・・・・

・・・で、これは完全にサマーではありませんか。だから夏休みのテレビということになってしまうのだ。

 だけど、2番の歌詞にはツンドラや雪という言葉が出てくるので、南国だけをテーマにした歌という訳ではないのですが、当時、ツンドラなんて言葉は知らなかったし、2番はあまり、なじみがありませんでした。

 尚、英語の部分、Oh  it`s the Mighty Jack が、何て言っているのか今まで不明でした。ネットで歌詞を調べて分かった次第。

 続編の「戦え!マイティジャック」は実際に夏休みころから放送されたようだけど、怪獣が出てくるという子供向け路線に変更されたので、結局、親爺にチャンネルを換えられてしまって観られなかった。特撮好きの親爺の頭の中には、怪獣=子供だまし= 観るに堪えない特撮物、という式が成り立っていました。私がこれを観たのは、かなり経った後の夕方の再放送だったと思う。

 「マイティジャック」の特撮は、当時、「ああ、これでようやくサンダーバードに匹敵する、大人の鑑賞に耐えうるものが日本のテレビ番組にも出てきたな」と感じさせるもので、特にMJ号のドック内注水シーンの描写、ハイスピードカメラを使った水上からのジェット噴射離水シーン、着水シーンなどは円谷プロ作品の中でも「サンダーバード」を超えた屈指の特撮名シーンと断言できる。

 しかし・・・・ピプリダーなどの小型飛行体が出てくると、ハイスピード撮影を省略した、その水中描写や空中飛行カットの操演などは、どうしても「ウルトラマン」のレベルに落ちてしまうなー、子供向けの特撮だな、と思った記憶があります。

 今現在、こうしてユーチューブで当時の映像を見てみると、モデルの表面に汚しなどの演出が施されてなく、プラモデルのようにオモチャっぽく見えていて、いったいスタッフは「サンダーバード」をどう見ていたのか、本物らしく見せる気があったのかと思ってしまう。

 当時、自分は「サンダーバード」よりも、同時期に放送されていた「原潜シービュー号」の、実際にプールの水中内で撮影されたフライイング・サブなどの実写と見間違えるような、L.B・アボット特撮シーンと比較せざるをえませんでした。富田勲の壮大なテーマ曲に匹敵する、大人の鑑賞に耐えうるべき特撮シリーズが、結局、中途半端に終わってしまったことは、今もって残念に思います。

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