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新・男はつらいよ

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邦画メモ、NO、89、BSjapan

1970年2月27日公開、松竹、92分、4作目

監督- 小林俊一

ゲスト- 栗原小巻(マドンナ)、村瀬幸子、財津一郎、三島雅夫、津坂匡章、佐山俊二

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 三島雅夫さんて、昭和20年代から変わらないね。小津「晩春」では原節子の叔父さん役だったけな、あのまんま20年経ったというかんじ。今回は医者なんだけど、この人はどちらかというと、こういう落ち着いたインテリより、怒鳴り散らす土建屋の社長の方が似合う。

 その三島雅夫と栗原小巻、彼女の父親との関係が一切説明されないままウヤムヤに終わる。尺の問題か、脚本からその経緯が省かれたらしい。それとも民放だからカットされているのだろうか。ただ、寅さんの父親の命日と小巻の父親の死とからめて、疎遠な父親でも親は親、死んでも気持ちは大事にしなさい、というメッセージのみ描かれる。

 今回の寅さん映画、どうも脚本に不備を感じる。「とらや」夫婦のハワイ旅行がポシャッタのを隠すために、そのまま帰ってきた店の家で身を潜めるという作戦。いきなり過ぎてオカシインジャナイノ?。

 とらや夫婦は無一文でハワイに行くつもりだったの?。いくらかお金持っているでしょう。どこか安宿にでも4日間くらい泊まればいいじゃない。金が足りなければ前田吟に借りればいい。

 なにか、どうしてもお店に籠らければならない理由づけが要ると思う。

例えば羽田空港でこんなカットがあってもいいのでは・・・

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森川 -「どうする寅、熱海でも行って泊まってくりゃ誤魔化せるが、おめえが小遣いまでくれるみてーだったから、俺もカカアもたいしたゼニしか持ってきてイネーヨ」

寅 -「しょうがねえな全く、俺だって有り金全部騙されてオケラだい」、「おい、ひろし、おめえ熱海とは言わねーから二人がドッカそこらの連れ込み宿にでも隠れているくらいのゼニ貸せ。」

ひろし -「弱ったな義兄さん、今、給料日前で、まとまった現金無いんですよ、食事代もツケで済ましているくらいですから」

寅 -「なんだいこの貧乏人の労働者、ヘソクリくらいもってろコノヤロー。」、「それじゃ店の奥で4日間、みんなにバレねーようにジーッとしてるしかねーぞ」

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 泥棒の財津一郎と寅さんの掛け合いが一番面白かった。どつき回すところはリハーサルとは違って大分アドリブが入っていると思う。楽しいねー。

 アレレ、マドンナの恋人役は佐々木功さんのように見えたが、私の勘違いか。

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