« CB1100称名滝に行く | トップページ | KLX125富山市散歩する »

続・男はつらいよ

51ljqjmszl

邦画メモ、NO、88、BSjapan

1969年、11月15日公開、松竹

監督- 山田洋次、撮影- 高羽哲夫、音楽- 山本直純

ゲスト- 東野英治郎、山崎勉、佐藤オリエ(マドンナ)、ミヤコ蝶々(お菊)、津坂匡章、財津一郎

-----------------------------------------------

 第1作目の公開が1969年8月27日で、アポロ11号が月着陸して1か月後あたりだった。

 が、この2作目は同年の11月15日公開で、約2か月の撮影・編集で制作されたことになる。これは早撮りといえるのか、日本の映画界ではごく普通のことなのか自分には分からない。

 なお、3作目は1970年1月15日・・・・お正月休みには間に合わなかった・・・・4作目は1970年2月27日公開だそうで、この間は、ほんとうに早撮りみたいだ。山田監督は映画の内容どおり、撮影もテンポが早くダンドリが良い。

追記: 4作目「新・男はつらいよ」は山田監督ではなかったですね。失礼。

 初期の寅さん映画の特徴なのだろうか、彼は、ほんとうにフーテンで、喋る言葉も完全にベランメー調。源公にも暴力をふるい、顔にアザをつけさせ・・・但しそのカットは省略されている・・・焼き肉店では狼藉を働き警察のお世話になる。後期の作品ではこういう無茶は無かったと思うが、これはまだ30代という若さ故か。

 東野英治郎が寅の恩師として登場。漢詩の解説をするところなど、なんとなく小津「秋刀魚の味」のヒョウタンを連想させる。

 山崎勉は病院の先生、マドンナの恋人役。黒澤「天国と地獄」ではインターンのまま警察に捕まって死刑になったが、別の次元ではまっとうな医者となり、いい嫁さんをもらった。その嫁さんになる人の佐藤オリエに寅さんへのグチを披露するところなどは、やっぱり刑務所・面会室での誘拐犯・竹内を連想してしまう。

 ミヤコ蝶々が寅さんの実母で、存命していたのか。ずっと死別していたと思い込んでいた。これも知らなかった。寅さんファンにブッ跳ばされそうだ。蝶々さんの大阪弁啖呵、ウマイネー。

 恩師の葬式の最中、寅さんは失恋してしまうが、その後の出棺の時点で、もう、おいちゃん一家、タコ社長もその事実を知っているのは説明不足でないか。

 寅さんが山崎勉と佐藤オリエが寄り添っているのを発見するカットに、源公も寅さんのバックに付け足せば、式の後、彼のオシャベリで皆に伝わったと観客も納得できると思う。

 でも、あー面白かった。

|

« CB1100称名滝に行く | トップページ | KLX125富山市散歩する »

邦画メモ」カテゴリの記事

コメント

登場人物が皆、若いですね!

役者さんて、同じ役を長く演じることでイメージが
固定化されるのを嫌う人や、逆に細く長くじっくりと
その役に向き合う人もいると思いますが、寅さんは
本当のところ、どうだったんでしょうね。。

投稿: 無無無。 | 2013年10月26日 (土) 08時36分

無無無さん。こんにちは。台風去ってバイク乗りたいですね。
渥美さんは役柄とプライベートははっきり区別していて、普段着ではファンを無視していたようですが、寅さんの衣裳だと映画のまま寅さんになりきってサーピスしたようですね。
インタビューで、映画のスーパーマンは普段でもスーパーマンを演じなきゃならないと嘆いていました。固定化されるのは慣れていたのかもしれません。

投稿: アラン・墨 | 2013年10月26日 (土) 16時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/412224/53704649

この記事へのトラックバック一覧です: 続・男はつらいよ:

» 『続・男はつらいよ』(1969・日本)ネタバレ感想 [23時の雑記帳]
マドンナ = 佐藤オリエ ゲスト = 東野英治郎、ミヤコ蝶々、山崎努 一作目に続き、二作目もじつに濃い。 後期作品が小ぎれいな店先に並べられているお菓子だとするなら、初期作品は民家の軒先に吊るされているくさやのひものといった感じか。 荒々しさがクセになりそうだ。 メインは、寅さんが実母と会うという話。 ただ、ミヤコ蝶々があまりに威勢が良すぎるので、見ていて引いてしまっ...... [続きを読む]

受信: 2014年8月10日 (日) 09時48分

« CB1100称名滝に行く | トップページ | KLX125富山市散歩する »