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イプシロンロケットは垂直発射

 JAXAのみなさん、森田先生。

イプシロンロケット打ち上げ・衛星軌道投入成功、

 おめでとうございます。

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 発射延期はあったけど、こんなことは想定内。スペースシャトルもカウントダウンでメインエンジンに点火後、数秒で発射中止になったことが何度もある。気にしない、気にしない。

 ところで、今のところ、このロケットの特徴について、日本の固体燃料ロケットとしては初の垂直発射であることを説明した報道が一切見られないのはどうしたもんだ。日本のジャーナリストたちは気が付かないのかね。

 前回まで使用されていた、イプシロンより大きいM-Vロケットですら、垂直ではなくランチャーにぶら下がった斜め発射だったのだ。

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 このことが、ラムダロケットから打ち上げを見てきた自分は、小学校時代からズーッと気になって仕方がなかった。アメリカの垂直に堂々と上昇するロケットと比較すると、正直言って引け目を感じていた。

 「どうしてガントリーから離れた場所から垂直にスッと上っていかないのか・・・斜めじゃカッコ悪いなー」。

 こう言うと開発者たちに怒られそうだが、これは子供の思った素直な感想です。ゴメンナサイ。

 これには事情があって、まず当時、日本のロケットは、ミサイルへの転用を危惧したある政党の圧力により無誘導で打ち上げることを強いられた為、やむをえず軌道方向に有利に飛行するように傾けたという事と、失敗時の安全確保で出来るだけ海側に落とす為による。・・・・だったと記憶してる。

 日本のロケットが垂直に優雅に打ち上がり・上昇していったのは、宇宙開発事業団のN-1ロケットからで、当時、ああ、やっとでロケットらしくなったなと思ったけれど、1段目はアメリカのデルタロケットを使っていて、100パーセント日本製でなく、複雑な気持ちだったが、その後、日本独自開発のH-2が打ち上げられ、ようやくカッコイイ打ち上げのメードイン・ジャパン・ロケットが出来たと喜んだものだった。

 そして、昨日。固体ロケットとしては日本で初めてのカッコイイ垂直発射のイプシロンロケットが成功した。ほんとうに感慨無量です。

 垂直発射の利点は、発射時、ランチャーからの振動がロケット本体や衛星に影響しないということだそうです。

 イプシロン打ち上げより感動したのは、ロケットの発射中止を残念がって涙し、打ち上げ成功を喜ぶ子供たちの顔と澄んだ瞳の美しさ。みんな第二の糸川先生になれよ。

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