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2013年8月

地デジ・アンテナこれもOKでっせ

 今使っているパソコン、というか、最近売っているものは、たいがいテレビの受信・録画機能が付いているけれど、これといって自分はこの機能を使うこともなかった。

 が、現在パソコンを使っているこの書斎?・・・の椅子に座り、フンゾリガエリながら観たい番組があったので、アンテナをどうすべいと考えた。というのも、この部屋にはアンテナ端子が無いからです。

 それで、家電店でウン千円もする室内アンテナを買って取り付けるのもシャクだから、適当に身近にあるものでコンなことをやってみました。

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 パソコンのアンテナ入力に、たまたまガラクタ置き場にあったケーブルを取り付け、その先にホムセンで買っておいたワニグチ線をコネクタの心線と外線にくっけると・・・・

 見事に地上波チャンネルの全波が映るではありませんか。これは要するにダイポール・アンテナというものなんですが、先っちょのワニグチどうしを接続してループ・アンテナにしてもOKデス。

 テレビ局の送信アンテナから自宅までは数キロしか離れていない・・・強電界地域といいます・・・ので、こういうことが出来た訳です。同じロケーションの方はお試しあれ。

↓これは以前、同じく地デジ受信用にベランダに取り付けた、廃材の古いUHFアンテナの真ん中だけを使った方法で、数年前から使っていますが問題ありません。これでも十分でっせ。

 高いアンテナ買うことありまへん。家電店やメーカーさん、すみませんね。

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ショパン「革命」弾き終えて

 ショパンのエチュード「革命」の練習を始めて3週間。なんとかお終いまで暗譜した。

 暗譜したという意味は、完璧に指定の速度で弾きこなせるということではありません。ただ、楽譜を見なくとも指を鍵盤に当てられるということです。

 相変わらず、途中でテンポが極端に遅くなったり、ミスッて何度も弾き直したりの状態。

 一流ピアニストの速い演奏によって聴き慣れてきたこの名曲を、自分でユックリ弾いてみると、今まで気が付かなかった部分や、気に留めなかった部分が良く見えることがある。

 特にこのフレーズからの絶望感には落ち込んでしまってマイッタ。

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 フォルテッシモの指示でも、右手の和音には力尽きて果てるかのような、半音で下がっていく切ない音が含まれていて、もう今までの叩きつけるような右手による抵抗は、無駄だと悟りきった諦めの境地なのである。この諦念感はどうだ。

 これが二十歳そこそこの青年が造る音楽だろうか。よっぽど祖国ポーランドのワルシャワ陥落がショックだったらしい。この曲を練習し始めると、胃がシクシクと痛むことがあったが、この絶望感が先に待ち構えていたためかもしれない。

 チェルニー40番を癇癪放棄したアマチュアが弾きにくいと感じた箇所は、以下です。

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↑3拍目から、右手の和音を意識しつつ、左手の4指から1指へとくぐらせ下降する弾きづらいパッセージ。

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↑同じく、下降する4指から1指へのくくり。

 こういう部分は、ほんとうに基礎がなっていないと弾きにくい。これからハノンやクラマー・ビューロー(つまんないチェルニーなんかと違って弾きたい曲、面白い曲がたくさんあります)で鍛えます。

 過去の巨匠たちの演奏も勉強になった。

 まずホロヴィッツ。彼が1950年ごろに録音したこの曲の演奏には鬼気迫るものがあり、まるで逃げまとう左手の大蛇を右手の鉈でスッパ切っているようだったが、晩年の演奏でもテンションは衰えていない。

 ↓ホロヴィッツは出だし、左手の下降で楽譜どおり、2指で弾く音を叩くように強調しているのが良くわかる。現在のピアニストはあまりこういうことはやらない。

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 私の親父の世代が心酔したコルトーの演奏がまた面白い。
やはり2指は強調して弾いているが・・・

 お終いまで聴いてみると、彼自身が編纂しているコルトー版↓の楽譜と少し違う演奏をしている。

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↑彼は、9小節目、2拍の終わりでペダルを離すよう指示しているのだが、この演奏では1小節踏みっぱなし(あるいは3拍目で踏み直し)のようで、3拍目フレーズ頂上のEs音を強調し引き延ばしている。楽譜と違うのである。これはどうしたもんですかね。コルトーさん。

自分は、あんまり、こういう奇をてらったような演奏は好きではないな。

 コルトーの気になる演奏はこれだけではなく、3番「別れ」も拍の始めをアルペジオにして崩してしまう演奏をしていて、私には色気が多くてクドく感じ、聴けたものではない。こういう弾き方は19世紀のスタイルなのかもしれないが、ちょっとコルトーのそれは鼻につく。

 逆にポリーニの演奏だとソッケナイんですが。

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