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2013年4月

ジェットエンジンのモヤモヤ

 子供のころ、ジェットエンジンの排気ノズルから噴き出る熱気のモヤモヤ(陽炎)を見るのが好きだった。

 いや、これは今も進行形で大好き。いくつになってもジェットエンジン馬鹿です。

 空港の見送りデッキでは双眼鏡でジェットエンジンのお尻や尾翼のお尻にあるAPUのモヤモヤを見て喜んでいる。これは馬鹿というよりも変態に近いかもしれない。

 このモヤモヤが特に良く視える機種はMD-11で、尾翼にくっついている第2エンジンは地上より高い位置にあるためジェット噴射が見やすいのです。でも、日本の航空会社ではとうに退役して見られなくなってしまった。残念。いや、成田などに行けばカーゴ機でまだ見られるかな。着陸でデングリ返ったのは、たしかFedexのMD-11だったと思う。

 戦闘機では、やっぱりF-4ファントムの離陸が見応えがある。排気のモヤモヤと黒煙が特に目立つ戦闘機。子供のころジェットエンジンの排気ノズルから炎が出ることを知ったのはこの戦闘機からで、漫画家の弘兼憲史さんも少年時代に米軍基地の傍に住んでいて、離陸するこの戦闘機のアフターバーナーの炎を友達と一緒に見て驚き「燃えとる、燃えとる!」と叫んだそうだ。

 F-4ファントムのエンジンはGEのJ-79ターボジェットで、ターボファンでないところが気に入っている。これは前から吸い込んだ空気を全部、燃焼室に押し込んでいる構造。単純明快、潔いエンジンなのです。これをまたの名は純ジェットエンジンとも言う。ピュアなのがいい。

 J-79のアフターバーナー・・・・イギリス人はリヒートと言い、エンジニアはオーグメンター(推力増強装置)と言う・・・・は、F-15などのエンジンのような長い派手な炎が出ず、ダクトの奥でチョロチョロと遠慮がちに燃えているのがまた良い。

 このエンジンを昔、名古屋空港博物館でマジマジと眺めたのは幸せな時間であった。バーナーダクトに首を突っ込んだり、また、吸入口のブレードを手で廻すと、なんとかカチカチと音を立てて動き、ひとり悦に入っていたものだった。

↓こちらは映画「戦略空軍命令」のB-36、B-47で登場するJ-47ターボジェットエンジン。タービンが一段しかない、教科書に出てきそうな典型的な純ジェットエンジン。これがまた大好きなんですな。

 B-47では推力2.7トンという小さい非力なこのエンジンが、六つで力を合わせ煙を吹きながら懸命に押している姿を見ると、愛おしくなってしまう。・・・・これがジェットエンジン馬鹿の実態です。

 ゴジラをやっつけたF-86セイバーもこれを積んでいますな。

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コンピューターのチカチカ

 子供のころ、テレビや映画のSFモノの画面で登場するコンピューターの操作卓などが、ランプの点灯でチカチカと発光ディスプレイされているのを見るのが大好きだった。

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↑特に20世紀フォックス系の映画、テレビ番組・・・・「宇宙家族ロビンソン」「原潜シーヴュー号」「巨人の惑星」「タイムトンネル」「バットマン」・・・などでは、この操作卓が画面の隅っこ鎮座されていて、これを見るだけでもワクワクしたものだった。

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↑、ジュピター2号、ロアーデッキの操作卓。下層部にもサブ・コックピットがあったことをご存知ですか?。

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↑映画「The Fantastic Voyage」・・・あのムチャクチャな邦題が前から気に食わないので原題で書きました・・・でもチラッと登場。

また、この操作卓もお好みでした。

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↑ジュピター2号、アルファコントロール発射準備中。

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↑もちろん、「The Fantastic Voyage」にも・・・

 さて、これらの撮影小道具品。たいていは美術スタッフが適当にコンピューターの廃品などを仕入れてきて、後は技術部がランプがチカチカするようにマルチバイブレーター回路などの電気仕掛けを取り付けたものであるが、少なくとも一番上の物体はバローズという会社のコンピューター操作卓をそのまま使っている。

 これが分かったのは、以前、NHKの番組「地球コンピューター」の中で古い映像としてこれが映り、バローズ製となっていたからだ。そう、これはホンモノのコンピューター操作卓なのである。・・・・

 追記: ウィキペディアでこの操作卓はバローズB205型のものと判明。ついでにB205の操作卓と磁気テープデバイスが登場する映像を紹介したHPも発見した。

 http://www.angelfire.com/scifi/B205/onscreen.html

・・・・ただし、ランプの点灯回路は技術スタッフが取り付けたものだろう。実際のコンピューターの操作卓ではレジスタ、アキュームレーター、プログラムカウンターなどのビットを示すランプ表示は高速に点滅し、映画やテレビの中のようにのんびりと点滅しないからだ。

 あ、忘れていました。コンピューターといっても50年前のモノですぞ。当時は6ビットマシンなどもあって、タンスくらいの大きさのコアメモリーで記憶容量8キロバイトなんてのがザラにありました。

↓さすがメリケンのファン。このB205コンソールを造ってしまった人がいた。

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CB1100で花見に行く

CB1100、NO,25

 2013年4月18日、CB1100で今年2回目の離陸。花見に行った。場所は国府町、荒城川沿い。

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  このあたりは以前、KLX125でも花見撮影した所。花見客など誰もいないので撮影にはもってこい。今年の桜の開花は去年より10日ほど早い。尚、この日の気温は25度近くまで上昇しました。

 この狭い道路でのユーターンで立ゴケしそうになった。アブネーアブネー。

 この後、いつものサッカーグランドの駐車場で、半年ぶりに最少半径小回りとスラローム、急制動の練習をする。これを10分ほどやるだけで大分自信がついてくる。やるとやらないでは大違い。長時間の練習は体力的に無理です。

 今回、シートをK0タイプからオリジナルに戻してみた。K0タイプでは内股の1部分の接触での違和感がどうしても気になるから。オリジナルではそれが無い。しかし、オリジナルは身長171センチの自分でも足が窮屈だ。お散歩バイクだから、マメに休んで足を伸ばしてください、ということか。

 CB1100は豪州でも販売され、米国・西欧でもリリースされるようだが、アチラの人の体格でも大丈夫だろうか。

CB1100は7月で車検を迎えるけど走行距離はこんなもんです。

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↑光が反射するので撮影に難儀した。

リアタイヤの減り具合はこんなもんです。

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 あと少しでスリップサインが出る。前輪はたしか7000キロで交換したので、リアは1万キロはもつということか。

 3年目になるところで気が付いた。時速50キロ、4速ギア、2000回転での田舎道マッタリ走行もエンジン音が程よく聞こえて良いものです。これが5速、1800回転だとちょっとギクシャク感がある。

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30年愛用しているモノ

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 我が半生を振り返り、もっとも恩恵を受けてきたモノといえばこの耳栓。

 人間の五感でいうと、醜悪な物体は目をつむれば見なくていい。嫌な臭いは口だけで呼吸すればいい。まずいものは吐き出せばいい、汚いものは触らなければいい。

 だけど、いやな音、うるさい音だけは、どうしても拒否できなかった。

 昔観たフランス映画で「ファントマ」というのがあり、その中の1シーンに、耳に綿をつめた刑事が来訪者に自分は全く聞こえないのだよというアクションがあった。これは映画やテレビで台本作家が安易に使う映画のウソであって、綿ごときもので人間の聴力はほとんどカットできない。まあ何とか80パーセントくらいに減音させるには、両手の親指で耳たぶから耳穴をグッと押さえるくらいだろうか。しかしそうすると体勢に無理があり、短時間しか持続できない。

 それを打破してくれたのが、この耳栓。これを知ったのはほぼ30年前のことで、雑誌「メカニックスマガジン」での紹介記事による。

 当時、イヤーウィスパーという名前のソレは、なんでもNASAが開発したそうで、・・・・ビートたけしがアイデア商品の紹介をするときのギャグですな・・・・宇宙飛行士をロケット発射時の轟音から守ったり、F1レーサーが、これまたエンジンの爆音から耳を守るために使っているというコピーだった。

 さっそく使ってみたら驚いた。自分に向かって喋っている人間の口は唯パクパクと動いているだけ。驚異的な遮音機能に歓喜した。

 以後、ずっと愛用している。普段は読書や計算などの集中するときに使うことがあるが、なんといっても睡眠時にこれは重宝する。どれだけ安眠に寄与してくれたかわからない。また五月蠅い子供がいるなどの公共の乗り物でも欠かせないモノなのだ。

 この耳栓、最近はピップというものを愛用している。イヤーウィスパーのタイプのものは、長年使ってきたせいで耳穴が広がってしまい、遮音効果が下がってしまったが、この製品は自分の耳にフィットする。

 最近、コイツの出番が必要な状況というのが、夜中、近所で鳴り出す石油ボイラーの爆音が眠りを妨げるとき。あらかじめ耳栓をしていれば、ボイラーの発する低周波音、重低音も大分カットしてくれて、騒音に気付かず安眠を維持してくれる。

 ところで、あの石油ボイラーの「ブロロロー」というバーナー音・騒音はいったいどうしたものだろうか。あれはメーカーの企業努力怠慢なのか、甘い規制の行政が怠慢なのか、あんな音が住宅地で許されていいものだろうか。

 私の想像では、あの石油ボイラーの燃焼システムは、バルブレス・パルスジェットエンジンの構造に近いと思う。これはバイクのマフラーを取り払ったような燃焼状態のシロモノで、吸気は爆発後の負圧を利用しているのかもしれない、これでは爆音の発生は必至。

 家庭内で使う灯油ファンヒーターは音が静かなんだから、なんとかしてもらいたいね。

追記:  石油ボイラーの悪臭もなんとかしてもらいたいね。夏なんか臭くて窓を開けられやしない。

↓パルスジェットエンジン

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