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30年愛用しているモノ

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 我が半生を振り返り、もっとも恩恵を受けてきたモノといえばこの耳栓。

 人間の五感でいうと、醜悪な物体は目をつむれば見なくていい。嫌な臭いは口だけで呼吸すればいい。まずいものは吐き出せばいい、汚いものは触らなければいい。

 だけど、いやな音、うるさい音だけは、どうしても拒否できなかった。

 昔観たフランス映画で「ファントマ」というのがあり、その中の1シーンに、耳に綿をつめた刑事が来訪者に自分は全く聞こえないのだよというアクションがあった。これは映画やテレビで台本作家が安易に使う映画のウソであって、綿ごときもので人間の聴力はほとんどカットできない。まあ何とか80パーセントくらいに減音させるには、両手の親指で耳たぶから耳穴をグッと押さえるくらいだろうか。しかしそうすると体勢に無理があり、短時間しか持続できない。

 それを打破してくれたのが、この耳栓。これを知ったのはほぼ30年前のことで、雑誌「メカニックスマガジン」での紹介記事による。

 当時、イヤーウィスパーという名前のソレは、なんでもNASAが開発したそうで、・・・・ビートたけしがアイデア商品の紹介をするときのギャグですな・・・・宇宙飛行士をロケット発射時の轟音から守ったり、F1レーサーが、これまたエンジンの爆音から耳を守るために使っているというコピーだった。

 さっそく使ってみたら驚いた。自分に向かって喋っている人間の口は唯パクパクと動いているだけ。驚異的な遮音機能に歓喜した。

 以後、ずっと愛用している。普段は読書や計算などの集中するときに使うことがあるが、なんといっても睡眠時にこれは重宝する。どれだけ安眠に寄与してくれたかわからない。また五月蠅い子供がいるなどの公共の乗り物でも欠かせないモノなのだ。

 この耳栓、最近はピップというものを愛用している。イヤーウィスパーのタイプのものは、長年使ってきたせいで耳穴が広がってしまい、遮音効果が下がってしまったが、この製品は自分の耳にフィットする。

 最近、コイツの出番が必要な状況というのが、夜中、近所で鳴り出す石油ボイラーの爆音が眠りを妨げるとき。あらかじめ耳栓をしていれば、ボイラーの発する低周波音、重低音も大分カットしてくれて、騒音に気付かず安眠を維持してくれる。

 ところで、あの石油ボイラーの「ブロロロー」というバーナー音・騒音はいったいどうしたものだろうか。あれはメーカーの企業努力怠慢なのか、甘い規制の行政が怠慢なのか、あんな音が住宅地で許されていいものだろうか。

 私の想像では、あの石油ボイラーの燃焼システムは、バルブレス・パルスジェットエンジンの構造に近いと思う。これはバイクのマフラーを取り払ったような燃焼状態のシロモノで、吸気は爆発後の負圧を利用しているのかもしれない、これでは爆音の発生は必至。

 家庭内で使う灯油ファンヒーターは音が静かなんだから、なんとかしてもらいたいね。

追記:  石油ボイラーの悪臭もなんとかしてもらいたいね。夏なんか臭くて窓を開けられやしない。

↓パルスジェットエンジン

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コメント

自分も、このタイプを使用しています。
元々は、夜勤日の昼間に睡眠の手助け用として
でしたが、転勤で賃貸マンションを転々すると
壁の薄い部屋が殆どでして、”必要に迫られて”
色々なメーカーのものを買い換えながら使用中です。
(内耳が痒くなるものもあったので、品質は重要
ですよね!)

投稿: 無無無。 | 2013年4月18日 (木) 09時00分

無無無さんもご愛用ですか。
そうなんですよ、耳が痛くなるんですね。
イヤーウィスパーがそうでした。結局、ピップに至りました。
時々、耳の奥から取れなくなることがあって、ラジオペンチで引っ張り出したりしますcoldsweats01
騒音対策ではヘッドフォンで逆位相のノイズキャンセルするものもありますが、使用感はイマイチで、結局、耳栓がグッドです。

投稿: | 2013年4月18日 (木) 22時14分

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