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2013年3月

最近のテレビのやり方

 将来忘れないように、21世紀に入ってからのテレビ放送の現状をメモしておこうっと。

「このあとスグッ!」と言う。

 番組が終わったら引き続きこの局の番組を観てもらうため、出演者が次の番組の紹介をする。これは実はCMが延々と挟まれるうえに、時間帯によってはニュース・天気予報もCM付きで間に挟まれ、5分から10分近く時間が経過するから全然「スグッ」ではない。私の記憶しているところでは、この方式を始めたのはTBSで、15年くらい前からだと思う。その後、日本テレビ等が追従し各局がマネしだした。

「正解はCMの後で」・・・

 これはもう指摘するまでもない。こういうことをして視聴者をジラすやり方をしているのは日本だけだそうだ。しかし、この方法は、ハードディスクなどに簡単に録画・早送り再生でCM飛ばしや、しつこいCM後の繰り返し飛ばしが出来るようになった現在、局もスポンサーも完全に自爆してしまっている。こういう方法をしている制作側は、いい加減に眼を覚ましたらどうか。この方法を使ったもっとも酷い番組は、和田アキ子司会の美容整形番組だ。あれはビド過ぎる。正解はCMの後どころか、次回に持って行ってしまう。視聴者を愚弄するにもほどがある。

ひな壇タレントと司会者との安っぽいトーク番組ばかり。

 制作費が安く済むという。おバカタレント・天然ボケタレントなどのひな壇タレントはギャラは2.30万、ちょっとベテランでも高くても50万円くらいで、たくさん並べても何百万もかかるセットを組むよりかなり費用を抑えられるそうだ。また、デビューしたての新人は売り込むためタダでついてくるそうで、そうすると話芸も幼稚だから自然にギャグやトーク内容全体も制作費と同様安っぽくなる。その内容はユーチューブから拾ってきた投稿動画をサカナにゲストの体験を喋らせるようなものばかり。

 視聴者は自然に離れる。スポンサーは益々金を出さない。さらに安い番組作りをする。この悪循環が繰り返される。それなのに局の職員の平均年収は1200万だという。こっちは削れないみたいですな。ただし下請け制作プロダクションは薄給らしい。

2時間・3時間番組ばかり。

 製作費が安く済むという。そりゃそうだ。本来だったら1時間で済む内容を、同じ製作費を掛けて収録映像を引き伸ばし、スポンサーを増やし、CMも増やす。これは昔の押し売り、ゴムひも売りと同じテクニック。10センチしかないゴムひもをグッと引き伸ばして20センチにして売るわけだ。これも視聴者はHDD録画・早送りで既に対策済み。益々自爆するばかり。

工場見学・会社オベンチャラ番組も増えた。

 製作費が安く済むという。そりゃそうだ。番組の中で会社名をデカデカと紹介し、製品やファミレスのメニューをダラダラと食べて紹介している訳だから、これは殺人ドラマで地方の旅館を名前入りでタダで使わせてもらう方法の特大版である。視聴者も安上がりの番組だとウスウス感じているから録画してCMとつまらなそうな所を飛ばす。益々自爆するばかり。

昔、視聴率が高かった番組のリメークも増えた。

 過去の夢、再びということか。ふたを開けてみると一桁視聴率。視聴者も胡散臭いと感じているのかもしれない。

BS番組は、ほとんど再放送。

 毎週録画を設定していると、また同じ番組を自動録画してしまうことが多い。一方、新聞のテレビ欄では(再)のマークがついていないのだ。これは詐欺に等しい。BS局はなぜ(再)をつけないのだろうか。再放送が恥だからか、怠慢を見て見ぬふりをしているのか。

 もっとも再放送が多いのはNHKで、私の見たところ、約70パーセントは再放送である。こちらは新聞テレビ欄のプログラムの後に(再)の文字をタマーニに付けることはあるのだが、これも恥ずかしいのだろうか、再放送を「・・・・選」、「・・・・特選」、「・・・・名作選」、「アーカイブ・・・」という題名に変えてシャーシャーとやってしまう。

 ・・・選、て、NHKが勝手に自画自賛して選んだんでしょうが。こういうものは視聴者からこれこれの要望がありアンコール放送しますと紹介するが正当でしょう?。

 

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「男はつらいよ」、一作目

邦画メモ、NO、87、NHKBS

1969年、松竹、91分、シネスコ

監督- 山田洋次、 撮影- 高羽哲夫、 音楽- 山本直純

出演- 渥美清、倍賞千恵子、光本幸子、笠智衆、志村喬、森川信、前田吟、三崎千恵子、津坂匡章、佐藤蛾次郎、広川太一郎

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 このシリーズの中の一本を、ソファにドカッと腰を据えて座り、マジマジと最初から終わりまで観たのは初めて。これは寅さんファンにぶっ飛ばされそうだ。

 今まで「男はつらいよ」の映画は社員旅行の帰りのバスの中やテレビの放送でチラッと見る程度。寅さんファンにぶっ飛ばされそうだ。

 御前様が写真撮影で「バター」と叫ぶのはこの回だったか。この寒いギャグを映画でやるとは、例によって山田洋次監督の笑わせ所は自分の笑いのツボと大分離れているな、日本人はこんなもので大笑いするのだろうかと、昔バスの座席で思ったものだが、今回観た所、それほどムズムズする感覚は無かった。歳をとったせいかもしれない。

 初代マドンナが御前様の娘だったとは知らなかった。その光本幸子という女優さんの存在も知らなかったが、亡くなられたばかりでこの映画を観られたのは不思議な縁だ。合掌。

 寅次郎とさくら(戸籍では櫻と書くのね)が異母兄弟というのも知らなかった。寅さんファンにぶっ飛ばされそうだ。

 博(前田吟)が大学名誉教授の息子だとは知らなかった。その父親が志村喬だというのも知らなかった。寅さんファンにぶっ飛ばされそうだ。

 結婚式の志村の挨拶では、さすがに自分も眼から汗のようなものが滲んできた。志村喬がポツポツとセリフを喋ると、どうも「生きる」の渡辺さんに見えてしまう。

 例によって、現場にいないと思っていた寅さんが、いきなり現れたり、部屋の隅に隠れていたりすることで起こる舌禍の一騒動では、カメラの位置換えによるカットを感じさせない出演者の演技・タイミングの素晴らしさを感じる。こういうところは自分もチョクチョクといくつかの作品を観て感嘆していたものだ。

 ストレイカー司令官の広川太一郎さんが、さくらのお見合い相手でセリフも無く出演していた。若いねー。この人も「ダンディ2」の調子でアドリブ啖呵を演らせれば渥美さんといい勝負なんだけど。

 ああ、でも面白かった。正月にぴったりの平和な映画。二作目からもしっかりと観よっと。

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100円ショップの優れモノ

 アラフィーになってから、いやネットを始めた頃から目が楽になってきた。

 40代前半までは右目は視力1.5、左目は1.2だった。40歳以前は両目とも1.5から2.0というところだった。

 だから、小学生の頃には同級生がメガネをかけているのが不思議で、良く視えないという事はどういうことなのか理解できなかった。

 それが、ここ数年で、ようやく、ボケて視えるという現象が解るようになってきた。まず、寝ながら本を読むのが出来なくなった。文庫本は40センチくらい話さないと読めない。そうなると活字も小さくなって見えるので、本の内容に集中しにくくなる。寝そべって読むなど完全に不可能。これは机に座って読む辞書の活字の場合もしかり。特に広辞苑の活字は全滅で読めない。

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↑だいたいこんな感じのボケ具合です。

 そこで、1年ほど前に倒産品販売で1000円のreading-glasses・・・・(老眼鏡って言葉、使いたくないのです。)・・・・を買ってみて使い出したのだが、度数が2.0のためか、よく視えるけど長時間の使用では目が疲れてしまう。

 これはアカン、目をかえって痛めてしまうかもしれないと、ちゃんとしたメガネ屋で測り、合ったものを購入しようと考えたが、その前にダメモトでダイソー100円ショップのものはドンナモンダイと度数1.0と1.5のものを買って使ってみると。・・・

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 これが実にいいではありませんか。全視界シャープで問題なく使える。買う前の想像ではレンズに歪みがあり、どうせ不均一な見え方だろうと予想していたのだが。

 フレームなどの造りも、それほど不安感は感じない。雑に扱わなければ長期間持ちそう。どうせぶっ壊れても100円ですから。

 結局、私の場合、度数は1.0で十分でした。200円で解決。アラフィーのみなさん。お試しあれ。

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