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2013年2月

ロシアの隕石

 今回のロシアに現れた隕石は、被害に遭われた方には申し訳ないが自分には人生でも一、二を数えるほどの素晴らしい天体ショーだった。

 メディアから流れた映像とはいえ、今後残りの人生でまずこういうモノは見られないだろう。最近のカメラ携帯やドライビングレコーダーの普及に感謝。

 自分も、今まで夕方のまだ明るい時間帯に火の粉を撒きながら移動する光輝く火球を見たことがあるが、その巨大版が今回のロシアの隕石落下。あんなすごい雲が発生することは知らなかった。

 NASAが発表したデータで、直径17メートル、重量1万トンの隕石が空中爆発したときのエネルギーが広島型原爆の30倍のエネルギーなのか、それとも隕石の持つ運動エネルギー(1万トン掛ける秒速18キロメートル)が30倍なのか自分には算数が苦手なのでどちらが該当するか分からないが、多分、衝撃波のエネルギーだけで前者の事態が当てはまるのではないだろうか。するとこれは500キロトンの水爆が地上20キロあたりで炸裂したのと同じことになる。

 これは日本なら関東地区全体が衝撃波の被害を被る事態となるらしい。投稿動画の映像を見る限り、今の強烈な光はなんだったんだと、窓枠に寄ったり、建物の外に出るとガラスの破片を浴びることになるので、万が一こういうものを目撃したら、数分間は部屋の中央で座布団でもかぶって伏せていたほうがヨロスイ。今回の隕石落下はいい教訓になった。

 それにしてもこのニュースを話題にするテレビの報道や番組で、アナウンサーやキャスト、ゲスト達の理科オンチの多さには幻滅した。皆さんいい大学を出ていらっしゃると思いますが、NHKのアナウンサーときたら、「ツングースカ大爆発のことを今まで知りませんでした」とのたまわった。この知識レベルでよく採用試験に受かったもんですな。

 衝撃波のことを視聴者はよく知らないと思われていることにも意外だった。・・・・つまり知識のないテレビ局の文系スタッフが、視聴者も知らないだろうと勝手に思いこんで専門家に解説させている。・・・・知らなかった方は広島や長崎の原爆被害や旅客機コンコルドの影響を調べてください。衝撃波は爆発現象と物体の超音速移動で発生します。

↑核爆発により衝撃波が広がる様子が良く解る映像。 何本も空中に昇っている煙の筋は衝撃波を調べるために打ち上げられた小型ロケット弾の航跡。

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 あるニュース番組の女性ゲストは「隕石が流れて輝いている最中には音はしないのですか」と専門家にマジメ顔で訪ねておりました。・・・・オイオイ、隕石まで地上から数十キロも離れているんでっせ。遠くで光った雷からの雷鳴はどういうふうに聴こえますか?。

 ところで、芸能人でモノスゴイ理科オンチというと、和田アキ子さんと黒柳徹子、中村玉緒さんかな。彼女らときたら、「すごい速度で宇宙を飛んでいる宇宙船から外に出たら後ろに飛ばされるんじゃない?」と言い出すレベル。衝撃波なんて言葉、聞いたこともないでしょうな。

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↑長野県大滝村にある隕石クレーター湖。

約3000年前に直径2.5メートルの隕石で出来た。と、言われています。

追記: 隕石の隕には「落ちてきた」という意味があるそうで、「隕石の落下」と言うと、「落石の落下」と同じで文法的におかしくなるそうです。知りまへんでした。

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マダムと女房

邦画メモ、NO、86、NHKBS

1931年、松竹、白黒、スタンダード、64分

監督-、五所平之助、 撮影- 水谷至広、 土橋式トーキー

出演-                                               

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↑ 大正モダニズム香る、ものすごいデザインのロゴ

 意味が重複したワケの分からないタイトルの映画だなと若いころは思っていた。

 どういう内容の映画なのか、トーキー初映画の録音状態はどうなのかと、長年観たいと願っていたもの。短い尺の映画だけど、効果音、音楽をうまく使って日本トーキー映画入門としては上手くまとめあげてあった。ただ、聞き取りにくいところがあるのは致し方ない。

 この82年前の映画に出てくる赤ん坊は私のオババより年上だが、田中絹代は当時22歳・・・(山本監督の解説では21歳だったが?)・・・で、白塗りのメークが濃いので後年の映画で見る面影が無い。なんとなく鼻の形など卓球の愛ちゃんに似ているが、トーキーの声を聴くと紛れもなく田中絹代の、あの弱々しい細い声であった。

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↑シベリア?を食べる渡辺と女房の田中。

 渡辺篤は当時33歳。当時からカクカクした動きと黒い瞳のギョロ目が面白い。

押し売りの日守新一さんには驚いた。

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↓この人の20年前はこんなんでした。当時24歳。

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メークやヘアは当時のドイツ映画・表現主義の影響か。

薬の効用などの言い回しは面白かった。

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今回の冬には参った

 ん十年か生きてきて2012年度の今回の冬ほど寒いと思ったことは無かった。

 まず、12月の十日ごろに-12度まで気温が下がったことがあった。こんなことは今まで記憶にない。この辺りは極寒地ではあるが、極寒といえる-10度以下の極低温になるのは1月の大寒ごろであり、12月の初旬でこの最低気温は異常といっていい。それが12月の後半でもこんな低温が続き、もう正月も済んで季節が1か月進んだかと思うほど、ほんとに2012年の12月は寒かった。

 ただ、1月は比較的暖かく、降雪も少なかったのが幸いだった。暖かいといっても最低気温-5度くらいまで下がることは普段どおりで、まあ、例年並みという程度。

 それが、本日2月9日になって、最低気温-8度とまた寒さがぶり返してきて、ここ2.3日の最高気温も-2度前後という真冬日が続いている。その前は最高気温がプラス7度くらいの日が続いていたので、再びこの低温になると体にこたえる。そこでとうとうファンヒーターの温風のお世話になってしまった。普段はちっこいストーブで十分なのだが。今使っているファンヒーターはFF式ではなく、燃焼ガスをジェットエンジンのように吐き出すうえにファンの音も五月蠅いので出来だけ使いたくないのですけどね。早く暖かくなりませんかね。オテントサマ。

 ところで、1か月ほど前に「ジャパネットたかた」にて、オリンパスのデジカメと双眼鏡のセットを1万3千円にて手に入れた。まあカメラは24倍ズームがとりえだけの普通のヤツ。ズーミングはこんな感じです。

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以上、乗鞍岳です。ズーミングノブが小さいのでちょっと使いにくいです。

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↑セットで付いてきた真ん中の双眼鏡(8x21)がスグレモノでした。

 右端の双眼鏡はもう40年以上愛用しているニコンの双眼鏡・・・(これは太平洋戦争中から兵隊に愛用されていたもので、戦後も進駐軍の兵隊でお土産用として大人気だったものです)・・・で、これに匹敵するかそれ以上の描写力でした。

 やっぱり日本製が一番。ディスカウントショップやギフトカタログで売っているどこの国が作っているのか分からない3000円クラスのモノは、レンズもボケボケで、はっきり言って安物買のゼニ失いですネ。いくつか持っていますけど。coldsweats01

追記: ニコンの双眼鏡について調べてみると、ミクロンと呼ばれたもので、6x15の規格である。これは私の親父のもので、恐らく1970年ごろには我が家にあったものと記憶している。

 この贅沢にもプリズムを4つ使ったミニ双眼鏡の製造開始は1921年で、なんと90年以上の歴史がある。現在でも復刻版が2万円程度でネットなどで販売されている。

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