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年末・年始、唯一観たテレビ

 相変わらず年末・年始のテレビ番組は観るものがない。

 NHK紅白は今までほとんど観たことがない。唄は苦手だし、日本人の約5000万人が今同時にこれを観ていると思うとゾッとしてしまう。それに、年末近くになるとNHKのニュースの題材までにも紅白が登場し、その、日本では紅白は国民行事でありニュースに取り上げて当然、と言っているかのようなPRも気に食わない。だから観ない。

 紅白以外でも腹立たしいのは、NHK地上波は、ドラマの総集編や過去の名作選と称するような再放送を夕方のゴールデンタイムでも流してしまい、肝心の定時(夕方6時前)の天気予報を潰したり、ニュースも短時間でハショッてしまうことだ。どの番組よりも気象予報士の解説による天気予報を早く観たいのに。

 民法の番組では、吉本タレントの出演している番組(吉本新喜劇を除く)は面白くないから普段でも一切観ない。あれは出演者とスタッフが笑って騒いでいるだけのもの。明石屋サンマも観ない。彼のキーキー言う声で、ゲストの体験談を肴にオチョクるトークを面白いと思ったことは一度もない。ダウンタウンの二人も、あの悪がきヅラが気に食わなく、彼らの番組は生理的に受け付けない。ということで、民法の番組も、ほぼ全滅。

 あ、民法で観たものは一つあった。黒澤と三船、長谷川一夫などのエピソードを紹介したもの。これにも吉本タレントがいたけれど、一部、私の知らなかった逸話は勉強になった。だが、この番組とて、相変わらずタレントをひな壇に並べ、司会者と座ったタレント同志の言葉のアゲアシトリで笑わそうとする手法。

そしてCM中に視聴者のチャンネル換えを阻止しようとするあのゲスなテクニックの使用・・・

「この後、衝撃の事実が明らかに!!!」・・・ 

タレントたちの驚く顔coldsweats02 ・・・

録音バンクから拾ってきた「えーー!!??」という声の効果音・・・CM

CMの後、また同じ導入を繰り返し、ようやく本題に触れる・・・

 民法のバラエティー番組はドイツモコイツもこんなのばっかり。まったくもー。まあ、民法番組はいつも録画しておいて、この部分とCMは飛ばすのでいいんですけどね。

 一方、BSは観られるものが少しはあった。吉田類の酒場放浪記スペシャルは録画してボチボチ観ている。

 唯一、かじりついてリアルタイムで観たものはBSNHKの1964年東京オリンピック女子バレー、日本対ソ連の最終試合、3セット分のフル放送。

 白黒でデジタル放送で観るには画素数も低いけれど、鮮明なVTR録画で、48年前を感じさせないほど見応えありました。第3セット目ではソ連に追い込まれたけれど、結構ラク勝の試合だったんですな。私は今まで僅差で勝ったのだとばかり思っていた。

 印象的だったのは、この時代にはまだ、応援する女子ギャラリーの「そーれ」というサーブ時の黄色い声が無いということ。会場は実に静かで、拍手の音も控えめで、試合進行を邪魔しまいとするジェントルな雰囲気。これがまた良かった。自分はテレビのバレーを観なくなって久しいが、その原因はあの「そーれ」という黄色い幼稚な声が嫌だからである。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。
長らくご無沙汰していましたので、最近の記事を「遠い雲」まで遡って拝読しました。ここに纏めてコメントさせていただきます。

「年末・年始、唯一観たテレビ」
私も言いたくてうずうずしている事を、書いて頂いてスカーッ!としました。
あの驚き顔や、「え~ツ?」という声を聞く度に何時も身震いしていますので、、。(笑)
東京オリンピックの女子バレー決勝試合放映があったのですか。懐かしいなぁ。当時にリアルタイム観戦しました。ソ連のルイスカリ選手の強打は敵ながら天晴れでした。
仰るように「そーれ」の黄色い声がなくて良かったです。

「カルメン故郷に帰る」
リマスター版は録画して未だ見ていません。懐かしいので近々見ようと思っています。

「警察日記」
先日再見しました。(未だ記事にしていません)。
千石規子さんは本当に上手いですね。
昨年末に永眠されたので、追悼記事を書かせて頂いたところです。

「姉妹」
昨秋のテレビ放映を見ました。
ロケ地情報、興味深く拝見しました。

「遠い雲」ロケ地高山市、今昔(シリーズ)
映画はリアルタイムで見ました。
高山市は、2年ほど前に旅しましたので、興味深く拝見しました。といいましても、高山別院から安川通り近辺~古い町並み、鍛冶橋附近~高山陣屋までですので、知らないところが殆どです。
土産に買った夫婦箸を毎日使っています。
機会があれば、また行きたいです。

投稿: ascapapa(アスカパパ) | 2013年1月24日 (木) 17時11分

ascapapaさん。こんにちは。久方ぶりにご来店ありがとうございます。

東京オリンピックバレーの最終試合全録画は恐らくNHKのことですから「名作選」とか「~選」という肩書きで再放送されるでしょう。ぜひご覧ください。それにしてもBSというのは再放送ばっかりですね。番組では現在の日本元キャプテンとロシアの元選手が対面する場面もあります。

「カルメン・・」は自分は木下監督の名作に入るのかは判断が出来ませんが、カラー撮影に挑んだ作品として重要な映画だと思います。リマスター版の放映は有難いですね。

「警察日記」は昨晩再見しました。亡くなられた千石さん、あらためて上手いですね。私は「野良犬」での演技も印象にあります。

「姉妹」は自分にとって昨年でもっとも印象に残る作品となりました。一日かけてドライブしてロケ地まで行きました。内藤武敏さんも最近亡くなりましたね。

「遠い雲」は木下作品でも地味なものですが、地元がロケ地なので前々から興味がありました。DVDがシングルで発売されたので早速手に入れ観ました。地元の人も案外知らないようです。もしまたご来訪されましたら不動橋や北山公園に足をお運びください。

投稿: アラン・墨 | 2013年1月25日 (金) 09時41分

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