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優れモノ、パナソニック・シェーバー

 昔は「松下電器」あるいは「ナショナル」製品だったものが、現在は洗濯機や冷蔵庫まで「パナソニック」というブランド名に統一されてしまった。

 ソニックは音に関する言葉なので、洗濯機などのシロモノ家電にはちょっとヘンだが、万能という意味のパナが付いているので「細かいこと言わないで」ということか。

 私の若いころは松下電器といえば巷で揶揄された「マネシタ電器」というイメージがあり、ソニーが新製品を出すとすぐさま似たようなものを出し、その姑息なやり方にワラッタもので、自分も「ナショシタデンキ」とふざけて呼んだこともあった。マネシタものでも優れていて安ければいいのだが、高いのに他社より性能が劣っていたものがあったからである。

 それを実感したのは姉が所有していたナショナル製ステレオラジカセを使用した時のことで、私のモノラルのソニー・ラジカセ、スタジオ1980より値段が高く、ステレオ録音という、よりHi.Fi志向のオーディオ製品にもかかわらず、ワウ・フラッターが酷くてピアノ曲やオルガン曲は音が震えてしまって聴くに堪えず、使い物にならなかった。また、再生・早送りなどのボタン・スイッチ類の造り付が悪くてイビツに並んでいたものだ。

 そんな訳で、ずっーとパナソニックの製品は遠慮していたが、最近、長年の誤解?を払拭する事態が起こってしまった。

 3年前にたまたま「どんなもんだい」とヤケクソで購入したパナソニックのシェーバーがスゴイ製品だったからである。

 その製品はパナソニック・シェーバー、「ES-RW30」、2009年、中国製。

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 なぜヤケクソに購入したかというと、それまで10年以上同じものを買い替えながら使っていたドイツ製B社のシェーバーの替刃、特に網刃がいつも1年たらずで穴が空いてしまい、おまけにその交換費用も内刃とセットで3-4000円と馬鹿にならない値段、・・

・・・最近、ネットのスレッドでボッタクリ商品は何かというテーマがあり、プリンターのインクと並んでシェーバーの替刃というのが出ていた・・・

 ・・で、それが何年経ってもちっとも安くならず、とうとう堪忍袋の緒が切れたからで、「それなら替刃2回分の交換費用と大差ない値段の日本ブランドを買ったるわい」とフンガイし、家電売り場でタマタマ手にしたのがこのパナソニックのシェーバー。

 どうせ中国製パナソニック、網刃など半年と持たないだろうとタカをくくっていたが、使ってみてビックリ。全体の剃り味はB社のものと大差なく、それどころかアゴの辺りのキワ剃り性能はB社より良いのである。

 それになんと言ってもスゴイのは、網刃も内刃も3年経った現在、穴も開かず、剃り味も変わらず全く交換していないということだ。

 B社のシェーバー本体価格は2万円を超えたと記憶しているが、それがパナソニック製だとほぼ同性能のものが、B社の替刃費用2回分で買えてしまったのだ。

 これはいったいどういうことか。つまり自分はドイツ製神話に踊らされていたのだ。ドイツ製だから間違いがない。高いからいいモノだという思い込みがあった。

 消耗品の値段が高いということも、ドイツ製品、ヨーロッパ製品の価格には、彼ら労働者が取得する夏休み1ヶ月の有給休暇分が含まれているからではないか。ボッタクリ価格はドイツ人のバカンス費用にも充てられた分が反映されているという訳だろう。

 ドイツ製品。例えば自動車にしても、ドイツ製新車が出ると評論家諸君は手放しで日本車より優れていてる点をあげつらうが、私は日本人全体も、ドイツ車は値段が高いから性能も良いだろうという思い込みに惑わされているところがあると思う。

↓日本の自動車評論家が語る日本車と外車(特に欧州車)

 国産車重い:もっと軽量化しろ     外車重い:剛性感がある
国産車軽い:剛性不足          外車軽い:剛性十分
  国産車高い:ボッタ栗           外車高い:妥当
  国産車安い:安物             外車安い:バーゲンプライス
国産車ハイパワー:無駄         外車ハイパワー:刺激的
  国産車ローパワー:物足りない     外車ローパワー:必要十分
  国産車派手デザイン:恥ずかしい    外車派手デザイン:素晴らしい
国産車地味デザイン:華が無い     外車地味デザイン:シンプルイズベスト
国産車低燃費:エゴ            外車低燃費:エコ
国産車高燃費:こんな時代に全く…  外車高燃費:気にしない
国産車頑丈:それだけが取柄      外車頑丈:完璧
  国産車故障:ポンコツ           外車故障:それも愛嬌
  国産車オーバーステア:危険な車   外車オーバーステア:楽しい車
  国産車アンダーステア:退屈な車   外車アンダーステア:安心な車
  国産車パクリ:ポリシー無いの?    外車パクリ:こっちが先でしょ?
  国産車脚硬い:乗り心地悪い      外車脚硬い:スポーティ
国産車脚柔かい:フニャフニャ     外車脚柔かい:乗り心地良い
国産車排気音大:うるさい        外車排気音大:やる気にさせる
国産車排気音小:歩行者危ない    外車排気音小:優れた静粛性
  国産車高評価:メーカーの犬      外車高評価:当然
  国産車低評価:当然           外車低評価:車音痴にはわからない



 しかし、高速道路で火を噴いて停止している車は、たいてい高級ドイツ車や高級イタリア車である。それに故障の修理代は大衆車でも高い。

 自分もパナソニックのシェーバーで考えを新たにした次第。・・・

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コメント

アランさん

日本の自動車評論家たちが
仕事的に褒めないのは仕方ないとしても
こうやって改めて並んでるのみると
コントのシナリオみたいに見えてきますね〜

投稿: 特撮太郎 | 2012年10月18日 (木) 12時14分

特撮太郎さん。こんにちは。
最近は夏バテが残っていて、映画を観る気力がうせてしまい、バイクネタやこんな記事を載せてばかりですが、コメントありがとうございます。

あのコントみたいなのはスレッドから引っ張って貼りつけた文面です。私も読んで笑ってしまいました。

投稿: アラン・墨 | 2012年10月18日 (木) 16時53分

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