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KLX125有峰林道走る、その2

原付2種ツーリングメモ

 祐延峠ではもう午後3時を過ぎていた。どうせ帰宅するころには暗くなっているが、先を急ぎたくなった。峠を越すと雲は少なくなっていて、晴れ間も見えた。

 峠からは下り道が続くが、これがまた楽しい。ギアは4速、50キロで走行、タイトカーブ手前ではブレーキ・アンド・アクセルしながら3速にシフトダウン。リアブレーキで車体を沈ませコーナーをトレースする。この一連の動作が面白い。車にはないオートバイ独特の楽しさを味わった。漂うブナの木の香りも心地よい。

 ↓20分も走ると谷間に有峰ダムが見えてくる。

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ま、特記すべきものがない普通の重力ダム。ダムのてっぺんは道路になっているが、道幅が1車線分なので、両端で信号待ちがある。待ち時間は結構長い。

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↑ダムを渡った反対側の展望台からの眺望。帰りは湖の右堰堤の道を走る。

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 ↑登山口側にある有峰湖博物館にあった発電容量の看板。全箇所でどのくらいの発電量か、後でソロバンを弾いてみたい。100万キロワット原発1基分はいくだろうか。有峰ダム本体は170キロワットしか発電していなかった。

 博物館駐車場ではカンコーヒーで一服。時間が惜しいので博物館の見学はパスして早々に出発。尚、過去3回訪れて、いつも通行止めだった亀谷線?は今回は通行可能のようであった。これは次回の楽しみにとっておく。

 湖堰堤の道路も1.5車線でタイトコーナーがしつこく続く。樹木が生い茂り湖は全く見えないが、国立公園としての設備は充実していて、各所にトイレとパーキングがある。ここもKLXは3・4速ギアを駆使して走る。対向車も現れるのでブラインド・コーナーリングは無理できない。

 途中、道端にいた中型のイノシシがこっちを向いていてガンをつけてきた。お互い視線ビームがバチバチと火を噴いた。これは初めての経験。イノシシはもう何十回と見てきたが、すべて横っ面か後姿であった。突進してきたら転倒・撃沈されてしまうが、彼のほうで撤退してくれた。ホッとする。←この間1秒くらいの時間。この辺は熊がいてもおかしくないところで、いたるところに注意看板がある。

 しつこく続く堰堤のワインディングロードを20分も走らせると湖の上流に達し、そこからは登り2車線の快適な道が始まる。大型2輪ならパワーにものいわせて最高に楽しいだろう。しかし、KLXは3速ギアでビービー言わせながら40.50キロで登る。

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↑2匹のエテ公の子が私を発見して「なんだ・なんだ」という感じで道路に飛び出してきた。停止して眺めても歯をむき出すなど威嚇もせず、人見知り顔でコッチを見物していた。数メートルまで接近したらようやく逃げ出した。大阪のモンキだったら「なんや、なんやー」、「なんやコイツ」、「なんやー?」、「なーんや」というところか。この次ホンダ・ゴリラで来るからな。仲良くしようぜ。

 5分も走ると今度はカモシカが道路に飛び出してきた。しかし前方10メートルくらいなのでひと安心。コイツは襲ってくることはありえないが、トッサの時はネコのようにひるんでその場で固まってしまうことがあるので危ない。車なら激突しても板金修理ですむが、バイクなら転倒不時着でケガもありうる。カモシカはすぐ逃げてくれた。カモシカなんて動物は土肥中・飛騨ではめずらしくも何ともなく、自宅前の道に現れることもある。

 ↓林道終了地点で岐阜県側の料金所がある。係員はヒマそう。だが紅葉シーズンになると少しは忙しくなる。

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 料金所を過ぎトンネルを抜けると岐阜県飛騨市、富山県側と天候が全く違っていた。晴れ間が多い。気温が2度ほど高く感じる。下るにつれて暖かくなっていく。時間は午後4時30分。帰りの道はもう自分の庭のようなもの。車、CBでも走りとおした。ただ、何度走っても飽きない道。

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↑午後5時30分、大坂峠付近の気温。「寒みーディビス・ジュニア」

 Tシャツの上に長袖シャツ、そしてライジャケを着ていたが大誤算だった。下半身はデニムのパンツだけ。すでに有峰に至る祐延峠に来た時点で自分の判断が間違っていたことに気付いていた。

 帰宅時間は午後6時30分。予定を1時間半オーバー。すぐ風呂に入って体を温め肩のこりをほぐす。湯船に浸かりながら行程を反芻する。反省する。はー、でも楽しかったな。オートバイは止められんね。

 KLX125のライトはローもハイも暗い。あれでは60キロも出せない。

 全行程234キロ、有峰林道区間は約48キロ。 

 

 

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コメント

アランさん こんばんは

私の地元(上市町)近くまで来られたのですね。

有峰林道を満喫された様で富山県民代表として感謝申します(大袈裟すぎ!!)

有峰林道は20年位前、四輪で亀谷線から何度か行った事がありますが、道幅が狭く一部舗装もガタガタで、同乗者が車酔いしてしまいそうな正しく林道と言う名に相応しい道路と言う記憶があります。

とうてい、イレブンでは行く気にはなれないと思っています。
やはり、オフ車で走るには持ってこいの道路なんでしょうね。
でも小口川線はイレブンでも大丈夫なんでしょうか?
亀谷線は今は整備されているのでしょうか?

私も夏場の朝めし前のプチツーでは有峰林道近くの立山山麓スキー場辺りへ頻繁に出没してイレブンを
楽しんでいます。

私もセカンドバイクとしてオフ車があればもっとバイクライフを満喫できると思いますが、家族からの冷たい視線が目に浮かびますので、現実的には厳しいでしょうね。

ignition of life・・・!!


投稿: おやじ | 2012年9月27日 (木) 22時13分

おやじさん。こんばんは。
そうですか。有峰林道は庭みたいなもんなんですね。こんな近くに素晴らしい自然があってうらやましいです。
亀谷線は30年ほど前にゴリラと車で2回走りました。以後、いつ行っても通行止めで、地図を見ても通行禁止となっていて、開かずの道路というイメージでしたが、今回行ってみて以前あった通行止めの案内が無く意外でした。狭くて暗いトンネルが多かった記憶があります。
途中には日本一落差のある滝があったと思いますが、一度行ってみたいですね。

小口川線は道路の状態は良好で、イレブンでも問題ありません。グイグイと走って楽しいでしょう。自分も楽なイレブンにしようかと思案しましたが、前回と同じバイクということでklxにしました。
もし、有峰から岐阜県側へ未踏破でしたらゼヒ体験してみてください。道も空いてて最高ですよ。

投稿: アラン・墨 | 2012年9月27日 (木) 23時26分

アランさんおはようございます。

コメント書かせて頂きました『おやじ』=『おやじイレブン』です。

名前にイレブンが抜けてしまいましたcoldsweats02

バイク関連の情報については、楽しく拝見させて頂いています。

有峰林道についても、バイクの楽しさが十分伝わって来ました。

野生の王国(有峰林道)へは、赤イレブンで是非走破したいと思います。

今後も楽しいバイクレポート楽しみにしています。

投稿: おやじイレブン | 2012年9月28日 (金) 10時07分

おやじイレブンさん。こんばんは。
野生の王国も熊にはご注意ください。
飛越トンネルを超えた山之村の道路ではガードレールの下から熊ちゃんがこちらを覗いていたことがあります。coldsweats02

これからは紅葉シーズンが有峰では楽しみですね。
亀谷線もklx125で走破する予定です。
またレポートします。

投稿: アラン・墨 | 2012年9月28日 (金) 22時40分

アラン・墨さん、こんばんは(^^♪

実は先週末、私も久々にバイク乗りましたが、メッシュジャケット着ていったんですよ。
そしたらねぇ、寒さで震えました。
もちろんたどり着いた道の駅では迷わずホットコーヒですわ!

今の季節、昼間は暑いから朝晩の服装は考えちゃいますよね。
インナとしてウインドブレーカが良いのではないかと思います。

明日は台風の影響で雨なんで楽しめませんね。残念です。
来週は乗るぞぉ~。

では、(^_^)/~

投稿: saka | 2012年9月29日 (土) 23時29分

sakaさん。こんにちは。
私のもメッシュなのでしょうか。例のホンダのカタログにあるヤツで、2万円のです。これが本革だと10万円です。寒からず暑からずなんですが25度前後な快適ですね。
あとはユニクロのヒートテックやらなんやらで防御します。バイク用は高くで手が出ませんです。
ライダーはなんたって夏はソフトクリーム、秋はカンコーヒーが味方ですね。

こちらはこれからテーフーがやってきます。そちらは去ってホッとしているとこでしょうか。

投稿: アラン・墨 | 2012年9月30日 (日) 09時45分

こんばんわ。
オフ車、良いですね!
同じ道を走っても、自然との対話感が違いますし。
自分も欲しい、欲しいと思いつつ先立つものが。。
CB1100 ですと、キビシイ道が多くて堪らんですが
バイクがこれ 1 台だからこそ、距離稼げているのも
事実でして。
以前、新型の CRF250L の試乗記をブログに乗せたら
アクセスが激増したことがあったので、皆さんオフ車
が気になっているのかもしれませんね。

投稿: 無無無。 | 2012年9月30日 (日) 22時10分

無無無さん。こんばんは。
CB1100が発売されていなかったらKLX125で十分という感じですね。購入して12月で3年になりますが現在12000キロ越えました。
なんといっても仰る通り、どこにでも入っていける気軽さでしょうか。
ちょっと面白いものを見つければすぐUターンできます。
でもKLXに乗っているとCB1100はイラネーかな、なんて思いますが、CB1100に乗っているとKLXはイラネーかななんて思います。confident

投稿: アラン・墨 | 2012年10月 1日 (月) 21時44分

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