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2012年9月

KLX125有峰林道走る、その2

原付2種ツーリングメモ

 祐延峠ではもう午後3時を過ぎていた。どうせ帰宅するころには暗くなっているが、先を急ぎたくなった。峠を越すと雲は少なくなっていて、晴れ間も見えた。

 峠からは下り道が続くが、これがまた楽しい。ギアは4速、50キロで走行、タイトカーブ手前ではブレーキ・アンド・アクセルしながら3速にシフトダウン。リアブレーキで車体を沈ませコーナーをトレースする。この一連の動作が面白い。車にはないオートバイ独特の楽しさを味わった。漂うブナの木の香りも心地よい。

 ↓20分も走ると谷間に有峰ダムが見えてくる。

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ま、特記すべきものがない普通の重力ダム。ダムのてっぺんは道路になっているが、道幅が1車線分なので、両端で信号待ちがある。待ち時間は結構長い。

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↑ダムを渡った反対側の展望台からの眺望。帰りは湖の右堰堤の道を走る。

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 ↑登山口側にある有峰湖博物館にあった発電容量の看板。全箇所でどのくらいの発電量か、後でソロバンを弾いてみたい。100万キロワット原発1基分はいくだろうか。有峰ダム本体は170キロワットしか発電していなかった。

 博物館駐車場ではカンコーヒーで一服。時間が惜しいので博物館の見学はパスして早々に出発。尚、過去3回訪れて、いつも通行止めだった亀谷線?は今回は通行可能のようであった。これは次回の楽しみにとっておく。

 湖堰堤の道路も1.5車線でタイトコーナーがしつこく続く。樹木が生い茂り湖は全く見えないが、国立公園としての設備は充実していて、各所にトイレとパーキングがある。ここもKLXは3・4速ギアを駆使して走る。対向車も現れるのでブラインド・コーナーリングは無理できない。

 途中、道端にいた中型のイノシシがこっちを向いていてガンをつけてきた。お互い視線ビームがバチバチと火を噴いた。これは初めての経験。イノシシはもう何十回と見てきたが、すべて横っ面か後姿であった。突進してきたら転倒・撃沈されてしまうが、彼のほうで撤退してくれた。ホッとする。←この間1秒くらいの時間。この辺は熊がいてもおかしくないところで、いたるところに注意看板がある。

 しつこく続く堰堤のワインディングロードを20分も走らせると湖の上流に達し、そこからは登り2車線の快適な道が始まる。大型2輪ならパワーにものいわせて最高に楽しいだろう。しかし、KLXは3速ギアでビービー言わせながら40.50キロで登る。

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↑2匹のエテ公の子が私を発見して「なんだ・なんだ」という感じで道路に飛び出してきた。停止して眺めても歯をむき出すなど威嚇もせず、人見知り顔でコッチを見物していた。数メートルまで接近したらようやく逃げ出した。大阪のモンキだったら「なんや、なんやー」、「なんやコイツ」、「なんやー?」、「なーんや」というところか。この次ホンダ・ゴリラで来るからな。仲良くしようぜ。

 5分も走ると今度はカモシカが道路に飛び出してきた。しかし前方10メートルくらいなのでひと安心。コイツは襲ってくることはありえないが、トッサの時はネコのようにひるんでその場で固まってしまうことがあるので危ない。車なら激突しても板金修理ですむが、バイクなら転倒不時着でケガもありうる。カモシカはすぐ逃げてくれた。カモシカなんて動物は土肥中・飛騨ではめずらしくも何ともなく、自宅前の道に現れることもある。

 ↓林道終了地点で岐阜県側の料金所がある。係員はヒマそう。だが紅葉シーズンになると少しは忙しくなる。

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 料金所を過ぎトンネルを抜けると岐阜県飛騨市、富山県側と天候が全く違っていた。晴れ間が多い。気温が2度ほど高く感じる。下るにつれて暖かくなっていく。時間は午後4時30分。帰りの道はもう自分の庭のようなもの。車、CBでも走りとおした。ただ、何度走っても飽きない道。

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↑午後5時30分、大坂峠付近の気温。「寒みーディビス・ジュニア」

 Tシャツの上に長袖シャツ、そしてライジャケを着ていたが大誤算だった。下半身はデニムのパンツだけ。すでに有峰に至る祐延峠に来た時点で自分の判断が間違っていたことに気付いていた。

 帰宅時間は午後6時30分。予定を1時間半オーバー。すぐ風呂に入って体を温め肩のこりをほぐす。湯船に浸かりながら行程を反芻する。反省する。はー、でも楽しかったな。オートバイは止められんね。

 KLX125のライトはローもハイも暗い。あれでは60キロも出せない。

 全行程234キロ、有峰林道区間は約48キロ。 

 

 

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KLX125有峰林道走る、その1

原付2種ツーリングメモ


大きな地図で見る

 2012年9月25日、富山県有峰林道を、富山県側の小口川線から入り、岐阜県側へと抜けた。

 実は、この逆のコースを一昨年KLX125で走破したので、今回は反対の景色を楽しむため再び走った次第。

 岐阜県高山市から富山市に行くには国道41号線を使えばよいが、神岡町経由の道路では結構事故が多く、またバスが前方にいると車の大行列の間を走行することになりうっとおしいし、原付では大型トラックなどに煽られることがあるのでいつも避けていて、今回も飛騨市宮川町ぞいの県道を走った。こちらは1.5車線の狭い道が何か所かあり、大型トラックはめったに走っていない。

 富山県側に入っても国道を挟んで反対側の神通川ぞいの道を走った。こういう走り方が実に楽しい。時速は40から50キロで集落をウォッチングする。特に廃屋を見るのが好きなのだ。   

 KLX125は5速で60キロ以上出すとハンドルの振動が手に堪えるが、55キロ以下なら問題なく快適なのである。このオートバイは法定速度を守れるように出来ている。

 KLX125は今回、ミゾの減ったリアタイヤの交換とともに、ドライブチェーンをシールチェーンに変えた。オリジナルでは3回ツーリングをするだけでもう伸びてしまったので、業を煮やしてシールチェーンならどんなもかいとネットで購入していたのである。

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 バイク店でKLX125を受け取り、チェーン交換後、初走行してみると、なんだがゴワゴワ・ゴーゴーという共鳴音が下から聴こえ、また異音に悩ませられるのか、交換しないほうが良かったかと凹んだが、1時間ほど走ると次第に気にならなくなった。音は減少したようだった。しだいにアタリがついてきたのだろう。

 富山市内の枝道もチンタラと制限速度くらいで走っていたので・・・富山県は速度違反に厳しく、かなりの車が制限速度を遵守している。・・・ 正午丁度に出発し、小口川料金所に到着したのは午後2時40分になってしまった。

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 ↑2輪の料金は原付から大型まで一律300円。普通乗用車は1800円。車と比較すると納得の安さ。料金所係員はヒマそう。

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↑料金所から入ってすぐトンネルがある。中が狭いので信号機付き。一昨年は大型ダンプが通っていたが、今回は見当たらなかった。平日のためか一台の対向車も追従車もなかった。尚、道幅は1.5車線くらいで、車でも離合困難な箇所はなく、舗装も良く大型2輪でも楽勝である。有峰湖まで25キロというブレートがあった。

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↑はるか峠の頂付近はガスが漂っている。次第に気温が下がっていく。カッパなしで来たので雨に降られたらどうしよう。不安になってきた。

 KLX125のギアは3速に固定して走った。時速約40キロ、エンジンは6000回転付近。このへんのトルクは太く、道は急こう配ではないが、シフトチェンジなくオートマ車の気分でグイグイと登って快適。 ハンドルの振動は我慢。

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↑はーるか彼方が富山市内。

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↑20分くらいで「すけのべ峠」に到着。助べえの峠ではない。料金所の海抜は100メートルくらいだとすると、約1400メートル登ったことになる。寒い。体感的には17度位だった。








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豚と軍艦

邦画メモ、NO、82、NHKBS

1961年、日活、白黒シネスコ、108分

監督- 今村昌平、 撮影- 姫田真佐久、 音楽- 黛敏郎

出演- 長門裕之、吉村実子、三島雅夫、丹波哲郎、大坂志郎、加藤武、小沢昭一、南田洋子、東野英治郎、西村晃、殿山泰司・・

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 重喜劇という言葉は知らなかった。たしか中学生のころ、この映画の終盤だけテレビで観て、なんという悲しく衝撃的な結末なのだろうと感じたので・・・文学の素養がないというのは悲しいね。こんな文章でしかその時の気持ちを表現できない。・・・喜劇だとは今まで夢にも思っていなかった。

 その衝撃のラストは、私が何かの本によって得た知識によると、当初、今村監督の意向では実際にある本物の××に長門の顔を突っ込ませる予定だったが、美術監督か大道具(あるいは助監督)さんに、それでは俳優さんの尊厳にかかわることだと強硬に反対され、スタジオセットに組まれたもので撮影されたのだという。

 丹波哲郎が病院を抜け出す一連のシークエンスには笑った。まず、病院の隣が墓場というので爆笑。生命保険の看板で爆笑。丹波がけっこう元気なのに、あと三日の命だと大騒ぎなのに爆笑。

 ラストシーン近く、ブタにつぶされた何名かの怪我人を運ぶ救急隊員の担架の一つにブタが乗っかっているのに爆笑。

 俳優さんの喋るセリフが早口なのと、大坂志郎さんの東北ナマリなどが聞き取りにくく、話の展開がよく分からないところがあったが、映像を見ているだけで大まかのストーリーは分かった。

 いくつかのカットで撮影テクニックが面白かった。

 西村晃営むタクシー修理工場?へは、クレーンによる高所からの俯瞰撮影からカットせず移動、そのま工場の内部まで入り込んで行った。ちょっとヒッチコック的演出。

 吉村実子と米兵が連れ込み宿に居るシーン。部屋の天井から真下に向けてカメラを設置、そのカメラをグルグルと回転させてしまった。回転が遅くなり静止すると時間が経過している。この撮影は難しい。カメラにはフィルム送りのモーターがあり、回転させるには電源コードなどの処理が難しいし、遠心力によってメカが停止するかもしれない。ひょっとしてカメラは固定してあり、反射鏡を回転させているのかもしれないが、どうすればよいか自分には考え付かない。

 長門がマシンガンを連射しているが、このプロップガンの発砲が見るからにナサケナイ。50年前の小道具にケチをつけるのはナンだが、威力のない屁のような火炎と煙が、これまた幼稚な発射効果音とともにポンポンと銃口から排出されるのは見るに堪えない。

 こういう日本映画のプロップガンによる撮影は随分後の映画「セーラー服と機関銃」などでも大して改良されてなく、これでは迫力あるシーンを損なってしまう。法律の規制もあり、古い映画に私が文句を言ってもしょうがないのであるが、工夫のしようもあると思う。発砲シーンでは真横からの撮影を止めるとか、もうすこし何とかならなかったか。

 現在なら、製作費がかさむがハリウッドや韓国、香港の撮影所でホンモノのプロップガンを使って撮影するという手があるのだが。CG処理でもやっぱりイマイチ感がある。

↓豚の撮影、当時のスタッフによる裏話

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涼しすぎる

2012年9月23日午前11時の気温、天気はシトシト雨。

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↑外気温は17度、室内21度。

 これが朝9時頃は16度代だった。

 寒いよ。

 1か月前は35度まで上がり、最低気温も22度なんてことが続き、つい一昨日まで普段着はユニクロのTシャツ一枚だったのだが、今日はその上に長袖シャツを羽織っている。

人間とは、ほんの10度、20度の温度差で暑いの寒いのと騒いで、か弱い生き物だね。

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CB1100に並ぶ

CB1100、NO,23

 2012年9月15日、KLX125事故一周年の現場検証を済ませた後、CB1100で飛騨市古川町の数河峠に向かうと、ドライブインに赤のCB1100が停車していたので、喜びいさんで自分のイレブンも横づけした。

 CB1100はいつも二輪の売り上げ上位であるにもかかわらず、あまり見かけないので不思議だった。手に入れて約2年を経過するが、対面すれ違いで3回、走りながら道の駅に停車しているの見たのが2回、歩いていて走り去るを見たのが1回くらい・・・その時はCB1100の排気音の静かさに驚き、空冷ツインカムエンジン音の心地よさに納得した・・・で、今回初めて仲間と並べさせることが出来た。

追記: それに比べてCB1300は実に頻繁に見掛ける。

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 ワインレッド(正式な色の名を忘れた)のオーナーさんと会話したかったのだが、残念ながら付近はそれらしき人が見えず、不在のまま写真を撮らせていただいた。ビキニカウル付で新車のようでした。メーターもメッキのもの。

 この数河峠の頂上は標高約900メートルであり、夏は避暑地になるのだが、この日は台風16号による南風で気温が上昇し、まったくもって平地とかわらぬ暑さだった。この峠を富山方面にいっきに下ると飛騨市神岡町に至るが、恐らくこの日の当地気温は34度くらいあっただろう。フェーン現象というヤツのせいです。

 台風16号による暑さにはこたえました。

↓は2012年9月17日の気温です。高山市の平年比との差にご注目。さらに富山市の気温ときたら・・・wobbly

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台風が去った後9月23日ごろの予想は最高気温25度、最低気温15度、ヒャッホー!!!涼しいぜよー!!!。

まもなくオートバイのシーズン到来!!!。

 暑さ寒さも彼岸まで・・・か。


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お嬢さん乾杯!

邦画メモ、NO、81、NHKBS

1949年、松竹、白黒、スタンダード、89分

脚本-新藤兼人、 監督- 木下恵介、 撮影- 楠田浩之、 音楽- 木下忠司

出演- 佐野周二、原節子、佐田啓二、村瀬幸子、東山千栄子、坂本武、永田靖、青山杉作

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 アー面白かった。今年観た邦画では今のところ一番の作品。

 最初から自分は佐野周二は原節子に振られるだろうと予想していたが、そこは私のような映画ドシロウトが考える展開であって、さすが新藤兼人の脚本は一捻りしてある。

 山本監督が解説していたとおり、木下監督は只者ではなかった。

 コップに残ったビールの泡のカットの表現など、山本監督に言われてしまったが、他にも佐野が原からの交際承諾の電話を受けるところも、サスガと思った。

そのシーンというのは・・・

movie アパートの管理人が佐野を呼び出す代表電話に応対する。管理人は佐野は部屋にいるだろうから、彼の部屋の電話に繋ぐという。

movie カメラは受話器を置いた管理人を写したアパートの一階からカットせず、クレーンを使って次第に上の階段へと移動する。

movie 一旦カメラは佐野の居る部屋の階の踊り場で上昇を停止、次に廊下を左に横移動。

movie 佐野の部屋がある奥行の廊下でカメラは停止し、数秒間待機する。

movie 佐野が部屋からドアを蹴散らして「やったー!!」と大喜びで飛び出してくる。

・・・ この電話の内容がどんなものだったかを、ノーカットのカメラワークで描写しているのだ。

 これがもし、私などやボンクラ監督が演出したとすると、管理人のアップから部屋の佐野に繋いでしまい、電話を受けた佐野のアップで「えー?、又お会いしたいってー?、ヤッター」というセリフを言わせて終わりである。いかに木下演出が粋で優れているかがこのシーンで分かる。

 黒澤「八月の狂詩曲」に主演していたバッちゃん、村瀬幸子がバーのマダムとして出演、ウマイねこの人。終盤、彼女が原節子に説教するところなど映画で重要な役目をこなしている。

 没落した斜陽族の令嬢、原節子が「ファンタジー・アン・・アンプロムチュ」、ショパンの幻想即興曲を弾くところなど、元々このショパンの出版されなかった遺作曲がデカダンな雰囲気を持っているので、彼女一家の実情にマッチしている。

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↓映画で使われるワイプが面白かった。

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↑このワイプの他に縦2分割で上下に閉じるものもあった。

あ、せっかくの原さんの顔を切ってしまった。お詫びに・・・

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 ふつくしい・・・・おなか空いてる?

 

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KLX125事故一周年

原付2種ツーリングメモ

 2011年9月14日にKLX125で事故を起こし右足骨折、救急車で運ばれてから丁度1年たったので反省をこめて再び現場検証に行ってきた。ただし、今回はCB1100を使った。これで又同じ場所で事故ったらシャレにならんね。

 事故現場当時の様子はこんな感じです。一年経ったこの日は昨年より暑かった。

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 大通り・・・こちらが優先道路・・・を奥の細道に向かって私がチンタラ時速20キロで直進中、左の道路から軽トラックが交差点に接近して来ました。軽トラがこちらに気付いて停止すると判断していた自分はそのまま進行。

 ところが軽トラはこちらに気付かず交差点内に飛び出してきたのです。

以後の顛末はコチラ・・・http://five-of-nine.cocolog-nifty.com/blog/100/index.html

 この事故以来、田舎道の軽トラには極力注意をはらっています。ほとんど例のマークがボディに貼ってあるのです。ハイ。

 また、予測は常にマイナス側をイメージするようになりました。一時停止の標識を見落としたり、見通しのいい交差点でも前方しか見ていない車がケッコウいるのです。運転では人を信用してはいけません。

 相手が気付いているだろう・・・運転はマズイですな。。

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防災ヘリが大活躍

 今年も北アルプスでの山岳遭難が多く、ケガ人(たいてい中高年)の救助搬送で岐阜県警のヘリ「若鮎号」が連日のように飛騨高山の河川敷ヘリポートにやって来た。

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↑岐阜県警が管轄なので離着陸の誘導も警察官が行う。この日は若い女性警察官がマーシャラー・・・ヘリの場合もそう言うのだろうか・・・をやっていました。

 もう少し近づこうとしたら、振り向いて「こっちこないでね」って手で合図されちゃった。heart02

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↑ごくろうさんであんした。手振ってあげました。

 自分は固定翼機のほうが好きで、パイロットになれたとしても回転翼機の操縦はやりたくないけど・・特に頭のすぐ上で、むき出しのローターがグルグル回っている小型オートジャイロはマッピラ御免、ギロチンはヤダよ・・・

 やっぱり乗りたいなー。・・・飛行機を見ると精神年齢10歳になってしまう。

 「若鮎号」はベル412EPという機体で、自分は長い間、500馬力のターボシャフトエンジン2基搭載ヘリだと思い込んでいたが、調べると1800馬力2基で自重3.1トンあった。案外力持ちなんだね。

 もし、これが今大騒ぎのオスプレイでやって来たとすると、最大離陸重量は約27トン、エンジンは6000馬力の強力なやつ2基なので、河川敷周辺はプロペラのものすごい風圧により、テレビアンテナは飛ぶは立木の枝は折れるはでエライことになってしまう。

「いい加減にしねーと

   小屋が吹っ飛んじまうぞー」

「カーチスなんざ屁でもねー」

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高山にもトレッキーがいた

 土肥中、飛騨高山にも一応飲み屋街があり、自分のウォーキングのコースの一部にしていて、時々、縄のれんをくぐるのでもなく、吉田類さんのマネで頭に帽子を載せ、腰に腕を回してノンビリ徘徊しているのだが、そんな中、前々から一軒のスナックの面白いウィンドーポップ・・・そんな言葉あったっけ?・・・を見つけていたので紹介。

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「スタートレック」のオープニングのナレーションが英語のまま描かれてあるのだ。

 店長さんかオーナーさんはトレッキーなのだろうか。人口10万人の田舎町としてはマニアックな人がいてちょっと驚いたものだが、「スタートレック」を当たり前に知っているアメリカ人と比べると、日本人というのは、ほんとうにSFを普通に愛する人は少ないと思う。

 アメリカ人の若い世代から、かなり高齢の人にかけては、エンタープライズ号乗組員の名前全員をソラで言える人は多いのではないだろうか。これが日本人だと耳のとがった宇宙人が居たヤツ・・・という程度しか知らない人がほとんどだと思う。マジメな日本人の精神構造ではSFというシロモノは、昔から言う「荒唐無稽」という処理で頭の隅に追いやられるようだ。

 そういう自分はというと、「荒唐無稽」は大好きですがトレッキーと言われるほどではないでしょう。シリーズのうちで「ディープスペース9」はあえて観ていないからです。

 あの番組は静止したステーション内での物語なので私の趣味に合いません。航行する宇宙船での話でなければ面白いと思わないのですね。それに、登場する、日本人がモデルだという醜いフィレンギ人が嫌なんですね。だからトレッキーの仲間には入れません。

↓日本語版・・・ナレーションは若山玄蔵さんでしたっけ。自分は長い間、矢島正明さんだとばっかり思っていた。

↓TNGのイントロでは「5年間のミッション」が変えられ「引き続きミッション」となっている。ナレーションは光頭会米国支部・パトリック・スチュアートか。

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プロメテウス

洋画メモ、NO、111、シアター

2012年、20世紀fox、124分

監督- リドリー・スコット、 撮影- ダリウス・ウォルスキー、 音楽- マルク・ストライテンフェルト、

出演- ノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアーズ、イドリス・エルバ

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 目的の惑星に達するまでの宇宙船内の描写がちょっと退屈なのと、編集が荒い感じを除けば、なんとか合格の60点を付けられる出来。

 1979年の「エイリアン」で、乗組員が遭遇する知的生命体の痕跡にワクワクし、いつかスピンオフであの生命体を探求する映画が出てこないものかと期待していたので、一応、その想いを解決させてくれた。

 登場する知的生命体のあのデカ親爺達は、人類に重要な働きをしていたのだが、せっかくはるばる遠い地球から訪れた自分たちの作品である人間を、超人ハルク並の腕力でぶちのめしてしまう。人間よりはるかに進んだ知的生命体らしかぬ無意味な暴力行為に、彼らと人間との意思疎通を期待していたのでショックだった。

 ところで、自分はSF作品に物理的・工学的整合性を求めるタイプなので、この映画でも大いに気になる点がいくつかあった。

 この映画を観ると、まず、人類の文明は21世紀末になる前に重力を制御する理論を発見、応用する技術を身に着けたようで、これはせんだって存在がほぼ証明されたヒッグス粒子をコントロールする技術がこの映画の時代にもう開発されているということだろう。これはすごい文明の進歩である。

 それは、無重力空間を航行中の宇宙船内で、乗組員が遠心力を利用しているとは見えない固定された船内フロアを1Gの環境でスタコラ歩いたり、普通に生活しているからである。

 つまりあの宇宙船は工学的に重力を船内に発生させ、さらにその応用で反重力をも制御して飛行できる乗り物であると見てよい。また、惑星・建造物内で自由に飛行する球体プローブの存在も重力制御の技術が確立していることを証明している。・・・

追記:この映画の系列となる「エイリアン」シリーズに登場する宇宙船も、すべて床に重力が発生している。

・・・ しからば、なぜあの宇宙船は航行・離着陸時に旧式なロケット噴射のエンジンを使うのだろうか。しかもロケットには推進剤が必要なのだが、その巨大タンクは宇宙船のどこにあるのか。

 今だにこういう矛盾したSF映画が造られることに疑問を感じる。これはスペースオペラじゃないでしょ。スコット監督。

 もう一つ。惑星に到着した宇宙船内の会話で、「地球からここまで9億キロメートルも離れている」という字幕があったと記憶しているが、9億キロなんて、せいぜい木星か土星あたりまでの距離ですがな。戸田奈津子さん、翻訳時に単位を間違えていませんか。それともアチラの脚本家が無知なのか。

 宇宙船が惑星に着陸した後のビーグルなどの描写は2000年「MISSION TO MARS」の影響が観られる。

 デカ親爺の馬蹄形宇宙船がコントロールを失って地上に激突するVFXは、巨大重量物の物理的描写が素晴らしい。

 

 

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