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リヒテルのバッハ平均律

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 バッハの平均律クラヴィーア曲集は特に私のお気に入りの音楽ではないのだけれど、LPレコードではグールド、ニコライエワ、のピアノ演奏、そしてダニエル・コルゼンパのクラヴィコード・チェンバロ・オルガンによる演奏録音のものを長らく聴いていた。

 これがレコードというアナログ録音のサウンドは大いに結構なのですが、レコードをターンテーブルに掛けたり、また裏面にひっくり返すのが面倒なので、とうとうCDを購入してしまった。

 ブレーヤーはリヒテル。1972年にザルツブルグで録音したもので、まず再生して驚いたのは録音レべルの音圧が高いこと。つまりアンプのボリュームの位置は時計にして9時のところで十分大きな音量で聴けたことだ。これがグラムフォンのCDなら11時の位置でいいはずなのだ。私の感じるところ、どうもこういう処理は音質を悪くしてしまうように思え、特に安い値段のCDで経験することなのである。ちなみに会社はビクターである。

 とはいえ、リヒテルの演奏の芳醇なピアノ音には酔いしれてしまった。演奏場所はどうも大聖堂のような響きのよいホールのようで、時々かすかにスズメの鳴く「チュン・チュン」という声が聞こえるのはご愛嬌。録音現場にいる臨場感満点である。

 ただし、残響が良すぎるため、ピアノのペダル操作による音の違い、つまりダンパーの働きがよく分からない。反対にグールドの演奏はピアノの中に頭をっ込んで聴いているようで ・・・・グールドのハミング音を拾わないためにマイクを弦の上に設置したためらしい・・・、どこでペタルを踏んでいるか放しているかダイレクトに演奏法が分かるのだ。ニコライエワの録音も分かりやすい。(どこでペダルを踏んだか分からないというのもピアニストの演奏テクニックの一つなのですが)

 まあ、だけど良い響きのホールと、恐らくピアノはハンブルグ・スタインウェイだと思うけど(追記:ベーゼンドルファーらしい)、こんな豊かでロマンチックな音と演奏のバッハは初めて。青く輝く銀河の星々の囁きを聴いているようだ。まだ、第一巻の9番までしか聴いていませんが。

 これから当分時間を掛けて、ソファーに寝っ転がってウトウトしながら楽しみます。なにせこの曲集。第一巻と第二巻、ブレリュードとフーガのペアが48曲、つまり全部で96曲もあるんでっせ。私にはつまんない曲も中にはあります。

↓上のCDと同じ1972・73年の録音だと思います。

↓映画「グリンカ」でリストを演じるリヒテル。

彼は学生時代、演劇部にいたので、こんなことは朝飯前。

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