« ハワイ・マレー沖海戦、その2 | トップページ | お天道様ありがとあんした。 »

ハワイ・マレー沖海戦、その3

円谷英二の特撮、AS-3

↓パイロの特撮シーンが始まる。なにか燐の混ざった火薬のような独特の燃焼。火の粉の飛び散りが速いので、やはり撮影は5倍速位にして実写感を増してほしい。オープンセットによるミニチュアは長期撮影で風雨に耐えられるよう石膏などで頑丈に造られている。従って、爆破シーンでは飛び散る破片が大きくなって雑な感じが否めないが、これは致し方ない。

Dscf0017_medium

Dscf0016_medium

↑固定カメラによる高い位置からの「神様目線」撮影。スタジオ然としている。もっとローアングルの「人間目線」で見せてほしい。

Dscf0018_medium

↑私が最も「記録フィルムだと信じて疑わない」と感じたカット。左側下に戦闘機が飛行場施設を掠めるように的確な速度で飛行していて実写感タップリ。見事である。

Dscf0020_medium

↑黒煙の演出が素晴らしい。ただし、戦闘機の反転上昇速度が速すぎる。もっとユックリ優雅に・・・。

Dscf0026_medium

↑マレー沖海戦、イギリス艦船攻撃の特撮シーンは海軍省の要請により9日間の突貫撮影で行われた。特に目を見張る描写はない。以前、別の海戦映画で、中野特撮による本編に採用しなかった未使用シーンの特典映像を観たが、それに近い特撮であった。

|

« ハワイ・マレー沖海戦、その2 | トップページ | お天道様ありがとあんした。 »

円谷英二の特撮」カテゴリの記事

コメント

アランさん

当時、このような事をやってのけた円谷は確かに
すごい人物だと改めて思いますね。
その後の彼の技術へに固執?
というか進化の停滞は彼の意思だったのか、
または予算やスケジュールのせいだったのか??

いずれにせよ、現在も現役であるならば
いったいどのような作品を作ったのかが
最大の興味の対象です。

投稿: 特撮太郎 | 2012年5月21日 (月) 06時13分

特撮太郎さん。早朝ありがとうございます。
あのオープンセットはすごいですね。会社も円谷を信用しきっています。映画はヒットしたのでこの映画から彼は自身をもったのでしょうが、テクニック的には以後、この映画の延長線だと感じます。

現在に彼が現れたらどうでしょうか。ミニチュアにこだわらず、VFXのアニメートに情熱を注ぐような気がします。彼も飛行機にはうるさいですからミニチュアでは難しかった航空機の演出はどうなるか見ものでしょう。

投稿: アラン・墨 | 2012年5月21日 (月) 10時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/412224/45292845

この記事へのトラックバック一覧です: ハワイ・マレー沖海戦、その3:

« ハワイ・マレー沖海戦、その2 | トップページ | お天道様ありがとあんした。 »