« アバター | トップページ | パソコン買ったったwww »

宮本武蔵

邦画メモ、NO,75、NHKBS

1973年、松竹、147分、シネスコサイズ

監督- 加藤泰、 撮影- 丸山恵司、 音楽- 鏑木創

出演- 武蔵(高橋英樹)、又八(フランキー堺)、お通(松坂慶子)、沢庵(笠智衆)、佐々木小次郎(田宮二郎)、朱実(倍賞美津子)

-------------------------------------------

 過去にさんざん映画化されていて、いまさら同じような映画にする訳にはいかぬというので、キャラクターのイメージ破壊とストーリー変換に挑戦した作品。

 まず、病弱で、はかなく消えゆく命を、武蔵への思慕でかろうじて支えているお通さんは、松坂慶子が演じているが、彼女は極めて四肢健全に育ち健康そうなのである。

 関が原の合戦では武蔵、又八とも、まだ17歳なのであるが、高橋英樹はいいとして、フランキー堺が又八というのは、ちとオッサン過ぎやしないか。まずここでズッコケタ。朱実も15.6歳であるが、倍賞美津子はどう見ても熟女である。鈴を鳴らしていなければお甲と間違える。

 その又八の猛母、お杉オババを演じている女優さんの名が分からないが、これは逆に若すぎるのである。どう見ても40代。このオババのお歯黒の口から口角泡飛ばしてのマシンガントークにはちょっと引いた。

 沢庵和尚には驚いた。原作では、武蔵を木に縛る頃で彼は30歳前後なのだが、演ずるはなんと笠智衆。御前様ではないか。イメージぶち壊しである。

 自分は原作を読んで、沢庵もお通に心を寄せているが、武蔵とお通という二人への成就を願って僧籍としての信念を貫き通している孤高の人物という姿を想像していた。これが「シェン・シェン」と九州なまりを喋る、入れ歯を外した70代のクシャおじさんが沢庵では、こういう状況はまったく考えられない。・・・天国の笠さん。すみません。m(__)m

 原作と決定的に違うのは、お杉オババが心臓発作で死亡してしまうことである。

 決闘シーンがいくつか絞られて短く再現されている。遣られた人物は頭のてっぺんから血を噴出す。

 舟島での決闘は雨の中。

 撮影監督は地面から顔を出したモグラの目線、水面から顔を出したカエルの目線が大好き。

 

 

  

 

 

|

« アバター | トップページ | パソコン買ったったwww »

邦画メモ」カテゴリの記事

コメント

アラン・墨さんは宮本武蔵がお好きだと、以前おっしゃってましたよね。(違っていたらごめんなさい)原作を読んで好きになったのか、武蔵が好きで原作を読んだ・・・どちらですか?

笠智衆さんが出てるんだったら、観ればよかったです。録画し忘れましたsweat01

ところで。『本日休診』をアマゾンで検索したら、高額商品になってましたよ。HDに録画したのをDVDにおとしました。3枚も(笑)。あれは、本当に傑作でした♪

投稿: マーちゃん | 2012年3月 7日 (水) 23時01分

吉川英治の宮本武蔵は新聞連載の大衆小説なので読みやすいんですね。それで唯一愛読した時代小説です。
実は武蔵よりもお通のファンなのです。
お通さんは、なんたって八千草薫さんですよ。heart04
この映画の笠さんは地・丸出しです。九州人なのです。100パーセント、ミスキャストを完璧に演じていらっしゃいます。

「本日休診」は最初、レンタルで観ました。タイトルで、いかにも観たくなる映画です。
そうですか、結構お値段が張るのですか。
3枚ダビングとはすごい。happy01
中尉殿に敬礼!!。paper

投稿: アラン・墨 | 2012年3月 7日 (水) 23時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/412224/44389823

この記事へのトラックバック一覧です: 宮本武蔵:

« アバター | トップページ | パソコン買ったったwww »