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どや!、電子ブロック2つ

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 正月のテレビは相変わらず観るものがないので、以前、購入しておいた学研「大人の科学」の電子ブロックを組み立てた。

 右のものがそうで、組み付けた回路はゲルマニューム・ダイオード検波ラジオ(要するに鉱石ラジオ)をトランジスタ1石で増幅したストレートラジオである。

 これがまた良く働いて驚いた。この地元ではラジオ局が5つあるけれど、この単純な回路のラジオでは、チャント3つの局が分離して聴こえた。これは、たぶんのミュー同調コイルの性能が良いためだろう。私が子供のころのゲルマラジオは、バリコンを使っているのにもかかわらず、どこにダイヤルを廻してもNHK教育しか聴こえなかったものだ。

 左は20年以上も前に購入した学研のEX-60。このEXシリーズと今回発売された「大人の科学」版には、スピーカーを鳴らすためのICを使った増幅回路が既に組み付けてあるのだが、この方法が私には気に食わない。

 ICという、中身が目に見えないブラックボックスがあってはならないのである。すべての電子回路の部品が直に目に見えなければ面白くない。少年は一個一個の電子素子の働きを考えなければならない。

 実は小学校4年生の時に、貯めたお年玉で「電子ボード」というものを買った。電子ブロックの廉価版で、2000円くらい(定価1950円)だったと記憶する。下の物がそう。

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 これは16回路が組めたが、後に900円ほどの追加キットを購入して30回路にした。

 このシリーズは、部品がよく観察できるように透明のケースに入れてあり、これが私の最も気に入っている電子ブロックである。

 10歳の少年に電子回路の仕組みが理解できるものでもなかったが、コンデンサーや抵抗、チョークコイル、ガラスの中に金属の部品が納まっているダイオードなどを、イヤホンで微かに聴こえる放送を聴きながらを見ていると、なにかロマンを感じたものである。

 だから電子ブロックにIC回路を付加するのは、私に言わせれば邪道である。

 

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