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父、帰る

父、帰る [DVD] DVD 父、帰る [DVD]

販売元:角川書店
発売日:2005/04/08
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   ↑次男のイワン。最初から終わりまで常に仏頂面。

洋画メモ、NO,105、NHKBS

2003年、ロシア、105分

英題- The Return.

監督- アンドレイ・ズヴャギンツェフ、撮影- ミハエル・クリチマン、音楽- アンドレイ・デルガョフ、

出演- イワン・ドブロヌラヴォフ、ウラジーミル・ガーリン、コンスタンチン・ネヴロネンコ、ナタリア・ヴドヴィナ

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 オフィシャルサイト http://chichi-kaeru.com/

 たまたまテレビを点けたら映画が始まるところで、ロシア映画だし、また小難しい文学物だろうから・・・(菊池寛の小説を翻案したものかと)・・・ 観ないつもりだったのが、結局お終いまでグイグイと引き付けられて観てしまった映画。調べるとヴェネチア映画祭・金獅子賞を獲った作品だった。

 同じ経験は高校の時、初めて観た「サイコ」でもそうだった。あれも、たまたまテレビを点けて放送していたものをヒッチコックと知らず、テレビから離れられなくなったものだ。

 オフィシャルサイトでもあるとおり、観ているこちらは、なぜ・ナゼ・WHY?、で最後の最後まで続く。

 ネタバレになるのであまり話せないが、なんか雨のシーンや草原、湖、水の流れの映像を結構、長尺で見せるので、なんとなくタルコフスキーの影響を感じた。と、言っても、私は「惑星ソラリス」しか知らないのだけれど。 舟を漕いでいるシーンなどは、溝口健二的なものも感じた。

 他のサイトからの情報だが、ロシア正教の日曜から始まり土曜で終わる1週間を象徴的に描いているということだ。だから、ちょっと日本人には意味深なシーンも解り難い。

 一つ、注意というか、知っておくと良いことは、父親は映画の後半近で、自分を頑として受け入れない次男のイワンを初めて「ワーニャ!!!」と愛称で呼んでいる。

 また、肉親の父親を「あの人」と呼ぶほど嫌い、一時はナイフで殺そうとする態度だったその次男は、終盤で父親を初めて「パパ」と呼んでいる。

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