« 手術主治医手術中 | トップページ | 入院生活2 »

入院生活

「斬れるものなら斬ってみやがれ」

「斬られりゃ痛てーぞー?」

「フン!、刃物が怖くてヤクザが勤まるかい!」

「まったく馬鹿につける薬はねーなー・・・」

            -「用心棒」-より

Dscf0013_medium

↑朝食、一汁三菜。卵そぼろ、ほうれん草のお浸し、桜漬、牛乳、白米は半ライスにしてもらった。ちょっと阿部譲二氏・「塀の中・・」のもっそうメシを連想する。

 手術後、病室に戻っても痛みは無く、しごくラクチンであった。ただし、「ポカリスエット」の点滴と、もう一つ、化膿止めの小さな点滴溶液が追加された。といっても、もう一発針を静脈に刺すのではなく、混合機によって一本の注射針にまとまって注入される。このへんの医療機器の進歩には感心する。

 手術が終わって2時間、午後6時ごろだろうか、へそから下の辺りに違和感を感じた。ちょうどガスがたまって下腹が膨張したような感覚。いつものことなら、一発スラスター(放屁)を噴射すれば治る症状だが、吹かしようにも腰に麻酔のせいか浮かす力が出ない。

 30分は我慢していたが、しだいに違和感から痛みに変わってきたので、ナースコールを押した。ナイチンゲールによるとガスのせいではなく、膀胱に尿がたまってふくらんでいるのだという。尿意は感じていないのに。

 そこで尿瓶を用意されたが、麻酔の影響でこれまた力が発生せず放水できない。とうとう人生初めてカテーテルを突っ込むことと相成った。処置の最中「縮んでしまって」とジョークのつもりで呟いたが、ナイチンゲールはニコリともしなかった。また言わなきゃよかったと後悔する。

 「ちょっと気持ちが悪いですよ」と言われた。ああいう物をああいう所に押し込むというのは、なにか傷みがあるのではないかと想像していたのだが、ちょっとしたヘンな感覚があるのみで大したこと無く安心した。たぶん、細い小さなチューブの先端は角が取れて丸く、尿管を傷つけないようになっているのだろう。テルモの技術に感謝・敬服。

 トンネルが貫通すると出ること出ること。それとともにスーッと痛みが緩和していく。結構尿瓶にたまった。ナイチンゲールが下腹を押すとさらに放水する。楽になった。感謝・感謝。

 その後、自分でも放水できるように回復したのだか、それにしてもあのポカリスエット(点滴溶液)というのは、どうも小水が近くなるようで、何度も尿瓶の処理のためナースコールを押してしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

 午後7時ごろ、夕食が出たがまったく食欲が無く、下げてもらった。昼は食べていないのに。

 しだいに麻酔が醒めて、体がドンヨリ重くなっていくような感覚があった。

 午後10時、とうとう麻酔が完全に醒めた。手術した部分というより右足ひざから下全体に100キロくらいの鉄板を載せられているような締め付けられる痛みを憶えた。飲み薬の痛み止めを飲んでいたのだが効かぬ。座薬の痛み止めも効かぬ。体はのけぞり、顎が上を向き、呼吸が荒くなった。ベートーベンの臨終はこんな感じのような気がした。ま、死ぬつもりはないけどね。

 そこで、とうとう注射の鎮痛剤のおでましとなった。肩に打つ、この注射のイテーのなんの。打っているあいだ足の痛みを忘れるほど。この鎮痛剤は効果てき面だった。痛みを抑えるというより強力な睡眠剤のようで、酩酊したみたいに喋るにもロレツが廻らなくなり、意識モーローとなってそのまま眠りこけてしまったようだ。

Dscf0016_medium

 ↑昼食にはパンも出た。スクランブルドエッグ、ワカメスープ、サラダ、オレンジ。学校給食か。でも3枚の食パンにマーガリン、マーマレード、ジャムが付いたので満足。

 学校の時は同じく食パン3枚に、ちっさなマーガリン一個だったからなー。ありゃ酷だよ。

               To be continued.

 

|

« 手術主治医手術中 | トップページ | 入院生活2 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

アラン・墨さん。こんばんは。
なんと!スリムビューティになりそなメニューですね。
右足ひざ下全体に100キロくらいの鉄板を載せられているような締め付けられる痛みとは!想像がつきません。(><#)
肩に注射ですか!crying
マーガリン、マーマレード、ジャムnote
学校給食・・・食パン3枚もあったのですね。
マーガリン一個じゃ足りませんよねー。pout
私のド田舎では2枚でした。小3の時だけ、良い子にしてたら
センセがbreadをトースターで焼いてくれました。
ピーナッツバターの時は特に幸せでした。。
それではお大事に。さようなら。っとその前に、一発スラスターdash(オミマイヨ)

投稿: ぱんだうさぎ | 2011年10月15日 (土) 19時42分

ぱんだうさぎさん。こんばんは。
ワァ!、ぱんださんの一発スラスターdash
「アロマテラピー」happy01←珠代ちゃん。

若干下ネタの話にコメントいただき恐縮です。
はい、上げ膳据え膳で寝ているだけなので、
カロリーは2000キロ以下に抑えました。
あまり腹は空かなかったです。ただし、
午後のリハビリの後は疲れて
チョコやキャラメルをつまみましたネ。cake

給食にピーナッツバター出ましたか。
これは私の田舎ではなかったです。
銀紙に包んだ硬いマーガリン、ソフトマーガリン、マーマレード、ハチミツのサイクルでした。
アメリカ本場のピーナッツバターを食べたいですね。
どうして日本のスーパーで売っていないのでしょうか。

私は食パンよりコッペパンが好きでした。
焼きたてで、まだ暖かくてウマかったなー。

投稿: アラン・墨 | 2011年10月15日 (土) 23時16分

アラン・墨さん。スミマセン。
“一発スラスター”という言葉がカッコよかったので、
つい、おみまいしてしまいました。

ナイチンゲールが珠代ちゃんだったら良かったですね。チーンimpact

ホントのこと白状しますと、ピーナッツバター、チョコ、苺ジャム、
マーマレード、マーガリン、途中から米飯給食も食べたこともあるニセパンダウサギです。。いつも遊んでくださって有難うございます。
そして、申し訳ございません。ロシアンルーレットは私からさせていただきたいと存じます。どうかお許しを。。。

投稿: N.P | 2011年10月16日 (日) 00時38分

ニセパンダウサギさん。
ぜんぜん気にしていませんよ。
以前は無かった半角カタカナが出てきたので、
影武者かなと薄々感じていました。
ひょっとして弟さんでしょうか?。それともダンナさん。?
これからも吉本ギャグ、お付き合いください。

投稿: アラン・墨 | 2011年10月16日 (日) 20時01分

アラン・墨さん。ご返事ありがとうございます。
調子に乗って、ニセパンダウサギと失礼な書き方をして、
本当に申し訳ございません。
私は、ぱんだうさぎの身内(女)です。
今までアラン・墨さんからいただいたコメントを拝見して、
とても楽しくて、アラン・墨さんのファンになり、映画に関しては、
ぱんだうさぎ本人、その他は、私がコメントさせていただいてました。本当に申し訳ございませんでした。

投稿: ぱんだうさぎの身内 | 2011年10月16日 (日) 21時00分

ぱんだ姉御のお身内の方とは存ぜず
こちらこそ失礼いたしやした。
これからもお見知りおきを。good

吉本ギャグなど東日本では通じないようなので
心配していましたが、お相手いただきホッとしています。
ぱんだうさぎさんと貴方とこれからも
よろしくお付き合いください。


投稿: アラン・墨 | 2011年10月17日 (月) 22時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/412224/42498038

この記事へのトラックバック一覧です: 入院生活:

« 手術主治医手術中 | トップページ | 入院生活2 »