« KLX125、胴体着陸 | トップページ | 手術主治医手術中 »

緊急入院

見てくれ、このザマだ。」 

 「だから言わねえこっちゃねえ。」 -「用心棒」- より

 Dscf0006_medium

 ↑左足にはエコノミークラス症候群を防ぐソックスを履かされた。

 救急車からは隊員二人が出てきた。折れたらしい右足にはサポーターのようなものをあてがわれる。その処置の間、警官には免許証を見せ、携帯の番号を伝える。

 座っている地面から体を抱えられ、ストレッチャーに「どっこいしょ」と載せられたが、私の両手と左足は元気なので、仰向けのまま自分一人でも十分載れたはずだ。隊員には申し訳なかった。

 仰向けのまま、生まれて初めて乗る救急車を見物する。中はけっこう狭い。顔より上面左側には心電図の測定器がある。バイク装束のプロテクターを外され、胸に心電図の電極をつけられ、左腕には血圧計をはめられた。

 「気分は悪くないですか」、「他に痛いところはないですか」と、隊員はバイク事故にありがちな症状を聞いてくる。 自分には全く他の症状の自覚がない。喉の渇きを訴えるが、何ももらえなかった。

 これは後で分かったことだが、着けていた右足のニーシンプロテクターの「ニー」の部分と右腕プロテクターの「エルボー」の部分に擦り切れたキズがあった。つまり、プロテクターを着けていたおかげで、もう二箇所の擦過傷・打撲を負わずに済んだのである。もちろん、グローブを着けている両手にも擦過傷はない。

 短パン・Tシャツ・素手だけでバイクに乗っている貴兄よ。いつかは私より痛い目に遭いますぞ。

 ただし、右足のプロテクターは足の前面部分しかサポートしない。今回は足の両サイドから力が加わったようで、そこまで保護できなかった。残念。

Dscf0005_medium

 ↑ニーシンプロテクター。膝の皿の部分が擦れている。

 救急車はサイレンを鳴らして走っているので、道路や赤信号では他の車に遠慮してもらっている訳だ。すまないねー。

 走っている間、隊員から「A病院にしますか、B病院にしますか」と聞かされる。私の土肥中にはC病院以上はない。そこで自宅から近いB病院を頼む。隊員は携帯で連絡をとっていた。昔なら無線を経由して署から電話したのでしょうな。

 病院の救急室では、ストレッチャーから診察台に看護師の補佐なしに私一人で1本の足と2本の腕でヒョイと横移動した。簡単なもんである。トラック事故の運転手さんは両足骨折ということが多い。それを思えばほんとうに有り難い。ポジティブに考えねば。

 レントゲンを撮ると直ぐモニターで見せてくれた。現在はフィルムなど使わないので、撮影してすぐパソコンで見られる。便利なものだ。ありがたい。

 「あー折れとるねー。2本の骨両方とも・・・」とベン・ケーシーは簡単にのたまう。私には見難かったが、たしかにクラックが認められた。と、そのとき、折れてる箇所で自然に「プチッ」という小さな音がして、一箇所になにか指パッチをくらったような感覚があった。

 「アレ?誰か私の足を検査で叩きましたか」と訊くが否やと言われた。なにか骨のほうでささやかな抵抗をしていたのかもしれない。

 ベン・ケーシーは、即入院を宣言し、自然治癒では不安なので、手術して金具を埋め込み補佐したほうがよいと勧める。明後日の手術を決心した。その後CTスキャンを行い、この立体画像や輪切り画像も見せてもらう。

 入院と決まったので、右足にはL型のパットを当てグルグルの包帯巻きにされ、病棟にストレッチャーで連れて行かれた。

 2時間ほど前はゴキゲンで走っていたのに、今は病室の人となって天井を眺めている。運命とは分からないものだ。何週間か何ヶ月か知らんが、ここに泊まらなければならないのか。

 嗚呼ナサケナヤ。そして感謝・感謝。

           To be continued.

 

 

 

 

 

 

|

« KLX125、胴体着陸 | トップページ | 手術主治医手術中 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

アラン・墨さん!

その後いかがですか?
お腹を空かせて泣いてませんか? applericeballbananacake

アラン・墨さんのように、いろいろちゃんと着けて
安全運転してても、骨折してしまうこともあるのだから、
何も着けずにヤッホー気分で乗るということは、
ホントに危ないのですね。。

昔、母が自転車で走っていたら、85才のおじいさんが
運転する車に後ろからゴンッてやられて、母の左足の
小指が骨折したことがあります。

後日、そのおじいさんが家にやってきました。
何を持ってきてくれたと思います?

ザ・カルシウムwwwウエハースのwww

どうか一日も早いご回復を!!お大事に・・・
元気になられたら、まどろっこしいことは止めにして、
ロシアンルーレットで勝負や。弾倉は6つ。その中に弾は6発。
アラン・墨さんからね。smile

投稿: ぱんだうさぎ | 2011年10月 7日 (金) 15時06分

写真を見てびっくり!
搬送先の病院の不手際で、左足も折れてしまったのかとsweat01
足は吊らず、お布団がかからないように防御しているのですね。

私もぱんだうさぎさんと同じことを思いましたよ。
お腹が空いたのでは?breadfastfoodnoodle
病院食ってヘルシーすぎますからね。beerも禁止でしょ?

プロテクターは武将がつける甲冑みたいですね。

投稿: マーちゃん | 2011年10月 7日 (金) 15時29分

ぱんだうさぎさん。

ハラ減ったー、10円オクレ。sad
エエ?どうして分かるのですか。
退院して家にいるほうが腹がスキます。
どうしてですかね。あまり動いていないのですが。
松葉杖がけっこう疲れるのです。
甘いものが欲しくなります。

ウエハス・・昔、「ニューシネマ・・」の子がCMやっていましたね。アレですか。
ズッコケルけど面白いエピソードです。

ロシアンルーレットはワシが最初でっか。
「ちょっとマテー!!!」pout
「あ、後でかけ直すから」mobilephone

投稿: アラン・墨 | 2011年10月 7日 (金) 20時40分

マーちゃん。こんばんは。
そうなんですよー。やってきた家族にも
両方やっちゃったのーと訊かれました。
「もう一生車椅子のアイアンサイドだ」
なんて冗談をかませば面白かったですね。
 
入院中は午後2時間ほどリハビリでしたが、
この後はほんとうに甘いものが欲しくて
売店で明治のストロベリーチョコや
黒糖キャラメル買って病室でしゃぶりました。
そうそう、beerwine
飲みたかったですねー。
また、探られちゃった。smile

プロテクターは大事ですね。
ホント、甲冑ソックリ。合戦でござる。

投稿: アラン・墨 | 2011年10月 7日 (金) 20時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/412224/42342026

この記事へのトラックバック一覧です: 緊急入院:

« KLX125、胴体着陸 | トップページ | 手術主治医手術中 »