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2011年7月

コクーン2/遥かなる地球

 Movie/コクーン 2: 遙かなる地球(Ltd) Movie/コクーン 2: 遙かなる地球(Ltd)
販売元:HMVジャパン
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洋画メモ、NO,100、NHKBS

1988年、20世紀FOX、117分

原題- COCOON: THE RETURN.

監督- ダニエル・ペトリ、撮影- タク・フジモト、音楽- ジェームズ・ホーナー

出演- ドン・アメチー、スティーブ・グッテンバーグ、ターニー・ウェルチ、ブライアン・デネヒー、ウィルフォード・グリムリー、ヒューム・クローニン、ジャック・ギルフォード、ジェシカ・タンディー

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 前作では不老不死を求めて地球を去った老人たちが、ちょっと里帰りしたら人恋しくなったり、親より子供が先に死んでしまう不条理に疑問を感じたり、残り少ない人生でも社会に貢献しようと言う人物も現れて、とうとう地球に残って余生を過ごす決心をするという話。

 まあ、年寄りは我儘だから、こういう脚本もありか。ただ、映画の脚本を書いたこともないし、監督したこともない自分だが、最近、どうも、映画で説明不足の部分、逃げている部分が気になるようになってきた。

 例えばこの映画では、5年前に行方不明になり、合同慰霊祭まで執り行われた老人たちが、いきなり帰宅し家族に会う場面では、老人の一人娘はただ驚いてぶっ倒れるだけで済ませている。 行方不明者は何十人もいたので、発覚すればメディア・警察が大騒ぎする出来事であるはずなのだが、なにごともなく進む。つまり、娘に「我々だけが戻ってきたことは秘密にしといてくれ」と頼み込むシーンが欠けているし、さらに道を歩いていても、知人や元ホーム関係者とバッタリ合う恐れもあるが、そのような状況も無かったことにしている。

 前作とともに熟年俳優たちの演技が見モノの映画。

 前回ではドン・アメチーがアカデミー助演男優賞を得たが、今回は、亡き妻を想う、ちょっとウディ・アレンに似ている俳優(ジャック・ギルフォード?)さんがアカデミー賞ものだった。

 タンディ=クローニン夫妻も相変わらず上手い。

 ドン・アメチーは最近どこかで見た人だなと思ったが、刑事コロンボ追悼の「2枚のドガの絵」で財産管理の弁護士さんをやっていた。この人の吹き替えはボヤッキーの八奈見乗児さんが合うかな。

 

 

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KLX125、県道322号線行く

原付2種ツーリングメモ

 2011年7月17日、

 小川峠から始る林道、いや県道322号線を走った。

 以前からKLX125で走破することを計画し、楽しみにしていた林道であった。

 自宅から小川峠までは結構時間がかかった。例によって国道は避けて位山峠を越して萩原町に入り、飛騨川沿いの小道を使って馬瀬へ通じるトンネルを抜け、馬瀬から小川町へ抜ける峠を越すという、これだけでもくたびれてしまう行程であった。

 結局、午後12時半に自宅を出発して小川峠頂上についたのは午後2時半だった。

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 頂上では三叉路になっていて、本道を下ってくとライダーにもサイクリストにもお楽しみな九十九折が国道472号線まで続く。ここは以前、エイプ100、CB1100で登りも下りも走ったが、狭いコーナをこなしていく2輪の醍醐味を感じるところである。

 さて、肝心の県道322号線。ツーリングマップル(アレ、老眼にはツライね)を見ると通行止め(追記:冬季閉鎖のマークでした)のバッテンが二つほど有り、荒れた道を想像していたのだが、ダート区間は頂上から始る尾根部分で数百メートルもなかった。

 お終いまで走った結果、全体としてはダートは5パーセント、簡易舗装が10パーセント、残りは完璧舗装だった。なーんだ。オンロードバイクでも走れるではないか。

 でも、こういう荒れた岩石に注意を払わなくても済む林道も大好きだ。和良町まではずーっと下りなので、エンジンは静かに穏やかに回り、小豆洗いが居そうな清流の小川を右に見ながら、初夏の森、グリーントンネルをくぐって走るのは至福の時間だった。

 峠から20分ほどグリーントンネルを下るとボチボチ民家が見え出す。この辺りはキャンプ場や温泉などのリゾート地であったらしく、それら施設の廃墟が2.3軒あった。自分は多少、廃墟マニアでもあるので、昭和20年代に建築されたような集会場も目にしたが、写真も撮らずバイクを減速してチラ観するのみだった。

 世の中には同じような行動をする方もいるようで、同じ行程を同じ想いで走行、写真に記録したページがあったのでUP。↓

http://rindows.web.fc2.com/r013_322/route_0013-1.html

 こちらのほうが、私の下手なブログよりよっぽと分かりやすい。写真の一部にある廃れた温泉ホテルを探検したい欲望にかられたが、やはり何かスピリチュアルな胸騒ぎを感じて、バイクから降りずスルーしてしまった。勇気がないと本当の廃墟マニアにはなれない。

 小川峠から終点、和良までは30分ほどで走破した。この逆も走りたかったが、ガソリンが乏しくなったので、和良ドーム道の駅で一服したあと、郡上八幡までスタンドを求めて走った。和良にはスタンドが3軒あったがすべて日曜閉店であった。郡上八幡町内では何件か営業している。

 帰途は国道472号線・せせらぎ街道沿いの裏道をのんびり走り、また、裏道が無くなると止む終えず国道を車の流れに乗って走った。坂本峠を走りたかったが土砂崩れで通行止め。結局、清見町まで走り通す。だけど、3連休の後半のせいか高山までの下りでは2.3台しか走っていなかった。

 途中、前方に白い覆面らしき車が60キロで走っていて、そのまま追尾。五平餅の売店がある直線道路で右折、飛騨一宮へ向う峠道に入った。この林道もバイクには天国の道であるが内容は省略。

 帰宅は午後5時、走行距離ほぼ200キロ、燃費は郡上八幡のスタンド計測で45キロ/リッター。 

 くたびれました。KLX125はトップギアで60キロ以上になるとハンドルへのバイブレーションが発生し、これが結構体力を消耗するのです。

 

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理由

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販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2000/03/10
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洋画メモ、NO,99、NHKBS

1995年、WB、レターサイズ、109分

原題- Just Cause.

監督- アーネ・グリムシャー、撮影- ラホス・コルダイ、音楽- ジェームズ・ハワード、

出演- ショーン・コネリー、ケイト・キャプショー、ローレンス・フィッシュバーン、ブレア・アンダーウッド、エド・ハリス、スカーレット・ヨハンソン

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 偶然、テレビのスイッチを入れたら映画が始っていて、ショーン・コネリーが出演していて、オープニングにエド・ハリスという名前を発見したので、どんな役なのかと期待して観続け、結局最後まで観てしまった映画。

 「夜の大捜査線」、「ケープ・フィヤー」、「羊たちの沈黙」の影響を受けているかな、という印象。

 1995年で、いまだ黒人というだけで犯人扱いし、強要された自白供述で死刑判決されることに憤りを感じる前半は、丁度映画が始って1時間あたりで解決する。

 ああ、なにかあるな。ということで椅子から離れられなくなるが、後はネタバレになるので話せない。

 死刑囚エド・ハリスの狂った演技が見もの。アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士の落ち着いた狂い方とは違った、知性はあるのに幼児的な機知外じみたものがあり、それをハリスは熱演している。これは一見の価値有り。

 編集で外されてしまったのか、初めから脚本から逃げているのか、説明不足がいくつかある。

 監獄の独房にいるエド・ハリスのサリバンが、アームストロングの自宅の電話番号を知っている理由が「俺は何でもできるんだ」ではね・・・。

 「理由」は犯人の動機だけでなく、追う人物各々にも存在している。

 原題のJust Cause.の意味は「正当な理由」だった。また一つ英語を憶えた。

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CB1100良く売れてるって?

CB1100、NO,16

↓欲しい!!! 4本マフラー

 ホンダCB1100の受注・販売が相変わらず好調だそうで、最近チラリと見た二輪の受注状況でも各メーカーの中でトップだった。

 これはどういうことだろうか。 

 ネットや巷では「マッタリした加速で退屈」、「オジンが乗る癒しのバイク」、「1970年代への懐古趣味」等々、もっぱら目を三角にしてトンがった走りしかしないような連中の声ばかり聞こえたものだが、我々イレブンファンは冷静に、それら精神年齢の低そうなライダーの言う悪口を涼しい顔で聞き流していた。

 CB1100はなぜ良く売れているか。

 その理由は、このオートバイを開発したホンダの開発主任が語っていた内容につきる。

 「他に欲しいバイクが見当たらない。買いたいオートバイがない。だから自分で乗りたいオートバイを造った」・・・

さらに主任曰く、「私はしばらくヨーロッパで生活していたのだが、何年かして日本に帰って、さてオートバイに乗ろうと探したら、欲しいものが見当たらなかった」。

 実はこのホンダの主任の気持ちはソックリ・ソノママ私の気持ちでもあった。

 私が自動二輪中型免許を取ったのは約20年前であるが、当時でさえも、せいぜいヤマハのセローくらいしか乗りたいバイクはなかった。

 まあそのうちに中古のオフロードバイクでも買って野山でも走ろうか、という程度の気持ちであったが、その後、大型二輪の免許が教習所で取得できるようになると、雨後のタケノコのように、サーキットで走れと云いたくなるなスーパーマシンや、ハーレー・ダビットソンをソコ・カシコで見かけるようになった。

 それらの傍若無人な走りや、取り締まるべき爆音改造マフラーの社会悪を目の当たりにすると、益々、ただ速く走るためにエンジンをカウルで覆ってしまったバイクや、「ハーレー=最高のバイク」という図式を右え習えで妄信する風潮に反発と反抗心が湧いてしまった。こんなのばかり走っている。こんなバイクなど欲しくないね。と。

 そして2009年、コイツが発表された。CB1100。

 欲しいと思うバイク、乗りたいと思うオートバイが現れた。少なくとも私はそう思った。

 そして、そう思う人が大勢居た。それが売れている理由。

私の理由はコチラ・・・ http://five-of-nine.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-2ada.html

 ひょっとして、大勢のCB1100の所有者の中には、私の「オートバイの条件」と同じような考えで購入した方が居るのではないか。

 ひょっとして、今だ受注が1位というのも、中高年だけでなく、若い層にもホンダの主任と同じような思いだった方が大勢居るのではないか。

 

 

 

 

 

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オズの魔法使

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販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
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洋画メモ、NO,98、NHKBSプレミアム

1939年、MGM、スタンダード、カラー、101分

監督- ヴィクター・フレミング、撮影- ハロルド・ロッソン、音楽- ハーバーハ・ストサート

出演- ジュディ・ガーランド、レイ・ボルジャー、ジャック・ヘイリー、バート・ラー

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 この映画は過去に何回かBSで観たのだが、鮮明なHD画像で観たのは初めてであり、今までと違った印象や発見があった。

 ミュージカルとしては基本が子供向けなのでジーン・ケリーがやるようなスタントもどきのハデなアクションはない。またフレッド・アステアの粋なダンスシーンもなく、大人にはちょっと退屈なところがあるが、合成映像や色彩が素晴らしく、改めて驚いた。

 驚いたものの一つは竜巻の特撮で、リアプロジェクションにより俳優の後ろに投影された映像が素晴らしい。

 あの、ゆっくり、堂々と、のたうち廻る竜巻の渦と、大地でその廻りを取り巻く土ぼこりはどうやって撮影したのだろうか。何度観ても仕組みが分からない。

(↓もし、縦に切れて細長い画像になっていたら、もう一回アクセスしてみてください。)

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 もし、メーキング映像・裏話などがあれば見たいものだ。

 もう一つの発見はラスト近くで登場する大王のデカ頭。

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 この頭に筋のあるデカ頭のデザインは、その後のSF物には何度もお出ましになるものだが、どうやらこの映画が元祖かもしれない。例として良く似た頭の宇宙人が、1965年制作の20世紀フォックスTV「宇宙家族ロビンソン」に数度ゲスト出演している。映画会社が違うがパクッたのだろうか。

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 マンチキンの人々として、小人俳優が多数出演しているが、声がドナルド・ダック調に変換されていて、ちょっと気の毒な差別的なものを感じた。彼らは成人である。

 ちょっと調べたら、ジュディ・ガーランドは撮影中、薬物中毒でハイの状態だったらしいが、かえってそれが演技にプラスになったという。彼女の人生は波乱万丈だったというのもつい最近知ったこと。

 映画の企画段階では、ドロシーはメンソレータムの女の子、シャーリー・テンプルが抜擢されたらしいが、スケジュールの都合がつかず、ガーランドになったという。

 それにしても1939年といえば、日本では白黒トーキー映画が不明瞭な音でやっと上映されているころで、アメリカでは既にこんな映画があったなんて、日本は身の程知らずというか、この2年後に、どえらい国に喧嘩ふっかけたものだ。

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スーパー8

洋画メモ、NO,88、シアター

2010年、パラマウント

監督- J.J.エイブラムス、撮影- ラリー・フォン、音楽- マイケル・ジアッキーノ

出演- ジョエル・コートニー、エル・ファニング、カイル・チャンドラー、ロン・エルダード、ブルース・グリーンウッド

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 画質が悪くて気になった。 粒子が粗い。まるで16ミリ映画のような粗さ。

 これはいったいどうしたものか。1979年が舞台なのでナツカシ調にしたのか、あるいは8ミリ映画の話なので、あえて粗くしたのか不明。 だから、照明の暗いシーンではフィルムの増感現像のように、なおいっそう粒子がブツブツの粗れ粗れに見える。

 私が観た地方の映画館で掛けられたフィルムだけの問題なのだろうか。大都市のシアターで観た方がいたら、どうだったか教えていただきたい。

 内容はちょっと期待はずれ。前半ではアクビをする観客もチラホラいた。

 本編よりも予告編が出来すぎたし、我々の世代はスピルバーグという名前に弱く、ついつい映画館に足を運んでしまう。

 「未知との遭遇」、「ジュラシックパーク」、「宇宙戦争」、「イット」、 ・・・「グーニーズ」・・・あ、これはないか。・・・ 等々が混ざった映画。あるいはそれら映画へのオマージュ。

 軍隊の行動が分からぬ。殺そうとしていたのか捕まえようとしていたのか。

 そいつが少年を捕まえてお互いお見合いしただけで解決か。

 エンドロールでは画面左の8ミリ映画を観客は凝視するので、ピクサー映画のNG集のようにスタッフの名前はスルーされてしまう。 無視されるスタッフがかわいそうだ。

 

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