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2011年5月

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち [Blu-ray] DVD パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち [Blu-ray]

販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
発売日:2011/04/20
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洋画メモ、NO,86、民放

2003年、ウォルト・ディズニーピクチャーズ、143分(放送ではカットされている)

原題: Pirates of the caribbean:The Curse of Black Pearl.

監督- ゴア・ヴァービンスキー、 撮影- ダリウス・ウォルスキー、 音楽- クラウス・バデルト

出演- ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ

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 原題はパイレーツ・オブ・ザ・カリビアンなのに、なぜ邦題には「The」が抜けているのだろうか。しょーもないタイトルの邦題をつけるより、いっそ原題のままのほうがよく、最近の洋画のタイトルはその傾向になってきているが、カタカナ英文が間違っているのはドーシタモンダ。

 楽しく全編を観れた。なにせ相手は海賊なので理屈などドーデモよろしい。「まっとうな海賊が財宝を盗んでどこが悪い?」、「楽しいだけの映画を作ってどこが悪い?」という訳か。

 それにしても40代のデップの体形のスリムなこと。高額ギャラをもらっているとはいえ、よくウェイトコントロールしているものだ。そのスリムな体でフットワークは軽く、指先のアクションも交えた少しカマッぽい演技がスマートに決まる。

 理屈はどうでもいいのだけれど、やっぱりツッコミどころはメモしておこう。

 ジョニー・デップの持っている銃は何度も海水中に没するのだが、当時の銃は火縄式ではないとしても生の火薬を使うタイプで、海水に浸かった以後使用不能ではないだろうか。

 そのデップたちや仲間自身は、海から這い上がったばかりでも髪や服が全く濡れていない。

 コインの呪いがいまいち決定的でない。人間の欲望が無感になるだけでは呪いを解こうとしている海賊たちの動機が弱い。

 あの世に行くのでもこの世に居るのでもない存在とはいえ、呪いがかかっている間、不死身になれる訳で、これは逆に泥棒・強盗にとって作戦上、魅力ではないか。 呪いがかかると、しだいにゾンビ化が進み、1年後には土になってしまう・・・とかなんとかしたらどうだろうか。

 時々ゾンビになったり人間に戻ったりするのも説明不足。

追記:月の光が当たるとゾンビになるのですね。スミマセン。

 

 

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KLX125、隕石孔の調査に行く

原付2種ツーリングメモ

 今から30年ほど前、バイク雑誌「ヤングマシン」の担当記者は長野県の大滝村の林道をオフロードバイクで疾走中、ある場所で奇怪な池を発見した。

 おそらく記者は若干、理系の人物だったかもしれない。この池が極端に正確な円形を保っていることに彼は好奇心を抱いた。 さらに記者は林業が主体のこの地域で、農業用の人工溜池がこんな山奥にあることは不自然だと気が付いた。記者は隕石のクレーターに違いないと判断した。

 その顛末が「問題のアーナー(穴)」というタイトルで当時、早稲田大学の大槻教授まで巻き込んで「ヤングマシン」の記事として紹介されていたのだ。

 当時の学者先生の見解では、池をボーリング調査して隕石が衝突した際に出来る高温で融けたガラス質の石が発見されれば隕石クレーターに間違いないということだったが、状況判断としては、ほぼ隕石クレーターであろうという結論に至ったようだ。

 30年前、この記事を読んで以来、是非、当地に赴いて何千年前か何万年前かで起こった隕石の爆撃を想像したいとツーリング計画をしばしば温めたものだが、この地への私のイメージは、その後発生した当地での大地震以降、土砂崩れによる通行困難、通行止めゲートだらけの不毛地帯という思いがつきまとい、クレーター行きは頭の隅に追いやられてしまっていた。

 ところが最近、ネットで調べると、この池まではカーブミラーのある舗装された道路が整備されていることをが分かった。現場は白巣峠のすぐ手前というこれまた分かりやすい場所である。 

http://www.s-yamaga.jp/nanimono/uchu/shingahatanoike.htm

 永年の夢を実現すべく、行かずにおれりょか。過ぎ去った青春の血が騒ぐ。

 2011年5月15日、快晴、午前9時半出発

 王滝村へはクルマ、CB1100と過去2回来ているので道順は慣れたもの。

 丁度昼前にはダム湖の下の集落に着いてしまった。早めに昼食をと、以前入った牧尾ダムの下にあるそば屋を覗くとまだ準備中なのでそのまま通過。ダムの下の二股に分かれた道を左に向い、ダム湖沿いの素敵な道を爆走する。この道路は以前CBでも走ったが、ほんとうに気持ちがいい2車線の道。

 KLX125の速度は60キロほどだが、アイポイントが高いので速度感はクルマの40キロ位しかなく、余裕をもって走れる。つまりそれだけ景色が目に入りやすい。湖面のさざ波や新緑の木立を眺めながらゴキゲンに走れた。行き交うクルマやバイクはほとんど無い。

 10分ほどで御嶽山登山道路の麓にある集落に着くが、町内には一膳メシ屋のような食堂が一軒のみ。バイクを置けそうな場所も無く、パスして王滝川の上流へと走った。

 クレーターのある白巣峠の登り口まで舗装された1車線の道が続く。私の大好きな道。小さなコーナーをこなしていく楽しさは格別。左には王滝川の清流と湖に沈んでなお佇立している枯れ木が見える。

 20分ほどで滝越という小さな集落に到着。ここは林業に従事する人の住まいや臨時の宿などが10件ほどあるが、峠へと向う橋の手前には1件のバーベキューハウスがあった。地図では「水交園」となっている。丁度一組の客がいるようでいい匂いがしたが、昼間に一人でビールも無しで焼肉を食べる気にはならず、ここでの昼食もパス。

 ↓BBQハウスの後方、白巣峠に向う林道の橋。

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 ここからはクレーターのあるところまで、これまたゴキゲンな舗装路を上昇していく。道路の状態は簡易舗装より良い。ダートを予想してKLXにしたのだが、これならCB1100でも来れた。20分ほど走り、峠が近くなったところでカーブミラーが目印というあたりを過ぎると・・・左の林の中にあったあった「問題のアーナー」が。

 到着時間は12時丁度。走行距離は100キロ。思ったより早く到着した。

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↑案内板は何も無し。もったいない。

 これだけはっきりとマールイ形の隕石クレーターが観られるのは、日本でもここだけだろう。もっとアピールすべき。(追記:地元では伝説の池なのでそっとしておきたい意向らしい)

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 ↑道からはこのようにしか見えないので、クレーターを知らない人はまず気が付かないだろう。

 ↓カープミラーの下からは簡単な小道が作ってあり、結局ぐるりと湖面を廻ることができる。

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↑うーん。やはり見事なサークルを形成している。30年前の雑誌の写真では木立が無く、展望が良く開けてもっとマールク見えたものだ。

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 湖面は凛とした静けさが漂い、もし泳いだりしたら得たいの知れない何かに足を引きずりこまれそうな雰囲気がある。湖の直径は150メートルくらいだろうか。(追記:実際には直径50メートル) ちょっと向こう岸までの距離感がつかめない。

 湖を一周するにもなにか恐々した感じで落ち着かない。なにか湧き上がってきそうだ。

 資料によると今から何千年か前に直径2.5メートルの隕石が衝突したらしい。隕石というのは鉄を含むものなら相当重い。10トン位はあるだろう。10トン掛ける秒速10キロ(仮定)の速度の運動エネルギーが瞬時に熱エネルギーへと変わったのがこの現場。ちょっと理系の人はこういうことを考える。当時の人たちは衝撃音を聞いたのだろうか。もしこの場所から100メートル離れていても衝撃波で吹き飛ばされただろう。

 自分は今、時間がずれているだけで、空間は共有している。

 隕石の破片は数十メートル地下に眠っているかもしれない。

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 現場には20分いただろうか。このまま長居してはまずいようなものを感じた。

 スピルバーグの「宇宙戦争」に出てきた3本脚のロボットが埋まっていて、自分を感知し、人類を滅亡させる時がきたと目覚めさせてはマズイ。さっさとKLX125のエンジンをかけ、せっかく来たのだからついでにと白巣峠へと昇った。

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 峠はクレーターから10分程度で着く。岐阜県がわはダートで、すぐに通行止めのゲートが待ち構える。脇からはバイクでも抜け出せない。岐阜県側のダートも面白そうな道なのだが、この峠に限らずほとんどの峠より下りは通行禁止である。ギフケンはケチだね。

 クレーターからの下りでは7.8台の爆走ゴリラ軍団とすれ違った。あいつらハエーなー。たぶん黄色ナンバーだろう。結局、遅い昼飯は20号線、黒沢という場所のエネオス近くのそば屋でたいしてうまからぬ天重を食べたのであった。

 このあたり、スタンドは2軒、そば屋が2軒、コンビニなし、道の駅・ドライブイン無しなので、ツーリング計画の方はご留意を。

 帰宅は午後4時。走行210キロ、燃費45キロ・リッター。

 KLX125で初めての1dayツーリングであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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CB1100タイヤ減る

CB1100、NO,15

 チョイ乗りする前、ふと前輪タイヤを確認すると、もうスリップサインが現れていた。

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 何てことだ。オドメーターは5000キロを超えたあたりなのだが。・・・

 私のようなヘタレ・ライダーはコーナーで寝かすのが怖いので、タイヤのセンター部分を良く使う為かもしれない。

 後輪はどうかというと。・・・

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 まだミゾはタップリと残っている。

 ホンダゴリラやKLX125はリアタイヤのほうがズッと早く減ったものだが、大型バイクでは逆なのだろうか。いや、リアブレーキの使用頻度が高いハーレーやアメリカンタイプなどは、やっぱり後輪から早く減っていくだろうな。

 イレブンを手に入れて10ヶ月、もう2~3万の出費となりそうだ。やっぱり大型はゼニ喰い虫だね。

 チョイ乗りするのは午後から。行き先は飛騨一円、片道50キロ前後。

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 ↑下呂市萩原町、「しみずの湯」。

 センタースタンドを立てて撮影したのは初めて。車体が起きているイレブンの立姿もまたいいものだ。美しい・・・ バイク乗りとは自分のオートバイが一番カッコよく、他のバイクより美しいと妄信している人種ではないだろうか。

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 ↑高山市三川町、桃畑。

 こんな写真を貼り付けるのは、息子や娘の姿を年賀状に印刷する親の気持ちと一緒だな。

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ミッドウェイ

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洋画メモ、NO,85、DVDレンタル

1976年、ユニバーサル、132分

監督- ジャック・スマイト、撮影- ハリー・ストラドリング・ジュニア、音楽- ジョン・ウィリアムズ

出演- チャールトン・ヘストン、三船敏郎、ヘンリー・フォンダ、ジェームズ・繁田

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 日本で公開された当時、重低音スピーカーシステムから発する低周波振動で臨場感を体験させる「センサラウンド」というものがウリで、まずまずの興行成績を挙げたようだが、私は後々にテレビ放送で観た。

 その後、今回も含めて再びDVDで2回ほど観たのだが、やっぱり途中から映像を早送りしてしまい、まともに全編観ていない。

 なぜかというと、この映画のハードウェアが安定していないからだ。観ていると映像の基本がダメなので、とてもまともに観続けられない。

 本編の撮影は70ミリのパナビジョンで行われているようだが、戦闘シーンは実際に大戦で撮影された粒子の荒れた白黒・カラー混在の16ミリ記録フィルムと、20世紀フォックス「トラ・トラ・トラ」のシーン、35ミリで撮影されたワーナーの「東京上空三十秒」、東宝「太平洋の嵐」のシーンが混在して使われていて、画質がちっとも落ち着かないのだ。

 つまり、これが映像のハードウェアの欠点。

 しかも、ドキュメンタリー映像は、すべて以前から観た記憶のあるものばかりである。

 さらにひどいのは、この映画のために追加撮影された飛行シーンに登場する日本軍機が、ヒコーキマニアや軍事オタには爆笑するか激怒するくらいの幼稚なもので、特に戦闘機か爆撃機か不明の軍用機の胴体にデッカイ旭日のマークのペイントがされているのには、さすがに一般の日本人もセンサラウンドでなくともイスから転げ落ちてしまっただろう。

 「トラ・トラ・トラ」よりずっと後に制作された映画なのに、このひどい軍事考証はどうしたものだろうか。

 本編の撮影でもおかしなシーンがあった。 ラスト、ヘストンとフォンダが港の岸壁で山本五十六の人物評価している場面では、バックで控えるエキストラたちは70年代のパンツやTシャツ、サングラスをしている。あれはジョークか楽屋落ちなのだろうか。

 映画の冒頭、この映画は実際の記録フィルムを使用していると宣言しているのだが、他社の映画のシーンからも拝借しているとは言っていない。まあ、それはできないだろう。

 それで、エンド・クレジットで、SPECIAL THANKS ・・・ 20centuryFOX、TOHO、と流れてくるか調べようとしたら、DVDでは俳優以下のスタッフ・クレジットはカットされて終了した。

 まあ、恥ずかしいのか自信がないのか、監督以下、とても名前をさらすことが出来ないということなのでしょうな。

 私の人生でワースト映画5本の指に入る作品。

 冒頭のB-25による「東京上空三十秒」から拝借したミニチュア特撮・爆撃シーンが何時観ても素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

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