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飛べ!フェニックス

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販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006/11/24
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洋画メモ、NO,84、NHKBS

1965年、20世紀フォックス、カラー、シネスコ、142分

原題- The flight of the  Phoenix.

監督- ロバート・アルドリッチ、撮影- ジョセフ・バイロック、音楽- フランク・デヴォール

出演- ジェームズ・スチュアート、リチャード・アッテンボロー、ピーター・フィンチ、ハーディ・クリューガー、アーネスト・ボーグナイン、クリスチャン・マルカン、ジョージ・ケネディ

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 高校時代に荻昌宏さんの月曜ロードショーで観たきりだった作品で、再見したかったもの。ヒコーキファンには必見の映画。

 当時は私の部屋の白黒テレビで観たもので、傑作映画だと感じたものだ。特に、飛行機を改造するエンジニアが模型飛行機の設計技師だったことが発覚し、バイロットが茫然自失するシーンが印象にあった。

 今、ノーカット版を見直してみると、余計なシーンが多く、冗長に感じた。思うにテレビ版はうまくカットされていたようだ。

 軍曹が白昼夢で、ベリーダンスを踊る女性の幻を長々と見せるシーン(女性が出てくる唯一のシーン)などは必要あるのだろうか。 またその軍曹が上官の大尉の命令に逆らったり、彼を嫌っている理由が曖昧であり、説明不足。二人にどのような確執があったのか述べられていない。

 ほとんど男性だけの映画であり、黒澤明が好みそうな「暴走機関車」のような題材。しかし、彼が演出したらもっと緊張感の持続する傑作になっただろう。

 ラスト、泉に飛び込むシーンもいらないなー。黒澤ならカットするだろうな。

 今回のパイロット役・ジェームズ・スチュアートは芝居が上手いのか下手なのか私には判断できないが、エンジニアのハーディ・クリューガーと精神を病んでいるアーネスト・ボーグナインの演技が良かった。

 飛び上がるフェニックス号は実際に輸送機C-82を分解して組み立てたものと、永年、思っていたが、どうやら別の飛行機を改造したものらしい。

 エンドロールに、撮影中に殉職したスタントパイロットの追悼文が寄せられている。

 その事故の映像を観ると、剛性不足のせいか、着陸の際、胴体が二つに分解し、でんぐり返った。合掌。  

追記: 不時着シーンの特撮はL.B.アボットとハワード・ライデッカーのコンビが担当。相変わらず実写と見間違える優れた映像。

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コメント

ジェームズ・スチュアートは頑固な感じが良く出ていましたが、あのしゃべり方が私はちょっと苦手ですsweat01
場面展開が少ないので、2時間を超えると冗長な感じになってしまうかもしれませんね。でも、ラストは大いに感動しました!

投稿: マーちゃん | 2010年7月23日 (金) 14時59分

マーちゃん。こんばんは。
お元気なお声が聞けてうれしいです。(゚ー゚)
ジェームズ・スチュアートの声は私も映画俳優向けではないと感じていました。モゴモゴした声なんですね。まあ、これが味がある声ともいえるんでしょうか。
テレビで観たときは大幅カットされ、しかも画面サイズが小さくなっていたので、かえってテンポが良かったですね。
ラスト、爆発カートリッジでエンジン始動するところは、そういうやり方を知らなかったねー、新鮮でしたねー。あそこ、面白かったねー。ハラハラ・ドキドキ、エンジン動け、エンジン動け、エンジンかかった、動け、進め、進め、トードゥ(とうとう)離陸しました。よかったねー。
あ、もう時間きました。
また来週、ネスカフェ赤ラベルかサントリー飲みながら「トトロ」観て寝ましょうね、サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ。

投稿: アラン・墨 | 2010年7月23日 (金) 22時09分

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