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「はやぶさ」のことなど

 

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スズキ・ハヤブサ・・・・ 

  ・・・・ お前は砕け散るな。 ただしサーキットで走れ。

 「はやぶさ」のカプセルが無事回収されたが、今の所、メディアでの動画映像としてはカプセルを梱包した容器を運んでいる様子のものしか観ていない。

 地上で最初にカプセルを発見するドラマチックな動画映像を観たかったのだが、どうやらそれは無いようで残念だ。同じようにみんな期待していたと思うがJAXAも気が利かないね。

 「はやぶさ」のリエントリーの映像は和歌山大学のライブ中継をネットで見たが、オーストラリアとは時差が無いので、小さな画面でもなかなか臨場感があった。

 その時間、日本のテレビはどの局も「はやぶさ」の中継をしておらず、また、どの局もサッカーだけにうつつをぬかしていた(サッカーファンの方には失礼)ので、ネットの中ではライブ映像をテレビで観られると期待した「はやぶさ」・ファンは憤慨していた。

 私はサッカーにサッパリ興味が無く、その時間帯テレビを観ていないが、私も、せめてNHK・BSだけでも中継してほしいと感じた。 なぜなら、翌日放送されたリエントリーの映像で一番素晴らしいものはNHKで流したものだったからだ。あれをライブで観たかったものだ。

 NASAがDC-8を飛ばして撮影したものも美しいが、いまいちカプセルから発する光跡が見えづらかった。

 生中継しなかったNHKには非難が殺到したという。

 「はやぶさ」を擬人化したり、歌を作ったり、アニメ化するのはいかにも日本人らしいと思う。また、苦難の末、「玉砕」する姿も日本人の琴線に触れるようで、ネットでのコメントでは涙を流したという人が多い。また、外国からのコメントでも「ファルコン」が「フェニックス」に生まれ変わったというのが結構あった。

 私も涙腺を緩ませながら観つつ、同じように砕けて燃えていったスペースシャトル・「コロンビア」の乗員のことをチラッと想った。

 「はやぶさ」の宇宙空間での推進に使われた四つのイオン・エンジンはCGの映像で見ると、なかなか強力なロケット噴射をしているように感じるが、実際は一つのエンジンでわずか1グラム前後の推力しかない。つまり小指の先で一円玉をそっと押すくらいの力であり、噴射したからといって、いきなり探査機が目に見えるほどの加速をすることはない。この辺のメカ情報はまた雑誌「ニュートン」などで紹介されるだろう。

追記:調べたところ、エンジン3基同時稼動の総推力は2.1×10-2N、で、1円玉の2枚分を持ち上げる程度。

 推力が極めて弱くても、何百時間・何千時間と噴射すれば、最終的には強力な推力を短時間に発生したのと同等の速度を達成でき、しかも効率(比推力)は通常の化学ロケットエンジンよりはるかに良いのがイオン・エンジンである。

 ハリウッド映画や日本映画のCG担当のオニイチャンは、ろくすっぽ取材・調査もせず、コンピューター・ディスプレイの中だけで飛行体や宇宙船の映像を造り、物理的・工学的にありえない可笑しな映画のシーンを展開させてしまうが、恐らく、彼らはイオン・エンジンというものをVFXで表現すると、噴射したとたん、宇宙船がものすごい速度で急加速してしまうような、ロケットファンやJAXA職員には爆笑させられる映像にしてしまうだろうな。

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