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2010年5月

KLX125にゲルザブ

原付2種ツーリングメモ

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 エイプ100に乗っていたころから、この手のオートバイにありがちな細い硬いシートの尻(けつ)圧を分散し、乗り心地を改善するという「ゲルザブ」なるものを装着したいと考えていた。

 1万円という高い買い物であったが、ようやくKLX125に取り付けてみると、他のネットでのインプレの通り劇的に良くなるというものではなかった。

 まあ、1割ほどましになったかな、と言う程度。ゲルザブ自体がオリジナルのシートより硬いようであり、柔らかくコンフォートだな、という印象は皆無であった。

 オリジナルより、尻への接地面積を増やすことと、二つの「おいど」への圧力を平坦にするという効果があるようだが、無いよりはマシという程度に感じる。

 それで、私の場合、あい変わらず1時間に1回はスタンディング走行を行い、ケツを癒す必要がある。効果が無いような言い方でメーカーには悪いのですが。

 その後のKLX125乗りは、ボチボチ林道走行も楽しんでいる。こちら岐阜県飛騨地方の土肥中では、20分も走ると毛細血管のようにダートが広がっていて、気軽にオフロードを走れる。

 しかし、コケたくない。バイクを壊したくない。ケガをしたくない。あげくのはて、バイクを汚したくない、という消極的姿勢のため、パンクしそうな先の鋭い落石が堆積している道やドロ道になると引き返すことが多い。 本格的オフロードライダーには笑われるだろうが、ま、ゴーイングマイウェイで、お気軽バイク・KLX125ならこれでもいいか。

 何度もコケるのを体験しなければバイクテクニックは向上しないということを聞いたことがあるが、ヒコーキ好きの私の考えでは、バイクでコケるということは、ヒコーキなら失速・墜落に匹敵し、絶対あってはならない事なのである。とはいえ、オートバイに30年乗って2回コケて墜落し、ヒコーキならもう死んでいることになるが、これは昨年から今年にかけての経験であり、以前29年間のホンダ・ゴリラ乗りは無コケ・無事故であった。

 さて、KLX125のフロントホイールの「ヒヨヒヨ」音・ピーヨコ現象は変わらずだが、その後気が付いたことは、峠のワインディングでは音がしなくなるということ。たぶんコーナーリング中は、ホイールの傾きによる金属の歪が音を消す方向に働くのかもしれない。それと、低速でのブレーキングでは音が大きくなり、「ヒヨヒヨ」から「ピー」の連続音になるということ。

 いずれにしても、チェーン・ガイドローラーの雑音といい、ヒヨコ音といい、エンジン音以外、賑やかなバイクだが、この「ヒヨヒヨ」音にはもう慣れました。次ぎのタイヤ交換でのグリスアップまでピーヨコちゃんとヒグラシ蝉と一緒に走ります。

 現在、オドメーターは3700キロを越えた。前回リコールの約1200キロ時点でチェーンの張りを調整してもらったが、今は規定値限界まで伸びてきた。 

 これは私のコーナーリングテクニックが下手な為かもしれない。シフトダウン時で、ブレーキングしながらエンジン回転数をシンクロさせる(クルマで言うとヒール・アンド・トウ)のを時々失敗し、急にエンブレさせてしまうことに一因があるだろう。そんなことしなくとも十分曲がれるのだが、これがピッタリ決まると結構面白いのでやってしまう。

 リア・タイヤの減りぐあいは、現在残り40パーセントというところで、たぶん5000キロになったあたりで交換が必要だろう。フロントは60パーセント残り。

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オートバイの条件

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 オートバイという和製英語が気に入っている。

 バイクと言うと、マウンテンバイクも含めるので紛らわしい。英語圏人にはモーターサイクルと言わねば通用しないが、日本語でこれを言うと長すぎる。

 結局、スニーカーのことを「ズック」、パンツのことを「ズボン」と言ってしまう昭和30年代生まれの人間には「オートバイ」が一番シックリする。 尚、韓国の人もオートバイと言うのを聞いたことがある。日本から輸入した言葉をそのまま使っているのだろう。

 但し、私が「単車」と言うことはめったにない。この言葉を使うのは本田宗一郎さんの世代ではなかろうか。サイドカー付きを「側車」と言ったことの名残でこう言うらしいが、古めかしい言い方だ。 タイヤは二本あるので「単」という字に抵抗がある。だから「単車」にピッタリ合うのは「ワンダースリー」に出てきた一輪車の乗り物がそうではないだろうか。

 尚、三輪車、トライクというものには私はサッパリ興味がない。あんな中途半端な乗り物は嫌い。

さて、そのオートバイを私が選ぶにあたって、いくつかの条件をメモする。

①、空冷エンジンであること

 つまり、エンジンに冷却フィンが無ければダメ。水冷のツルッとした表面のエンジンなど見ていて面白くもない。それにヒコーキ好きとしては、旧日本軍の戦闘機の大半は空冷エンジンであったことが私の好みと一致する。ゼロ戦の14気筒空冷エンジンのフォルムなど美しいものだ。この星型7気筒エンジンを二つ重ねたものは、冷却的には空冷Vツインエンジンに等しい。空冷エンジンには、この空気を流す流体力学メカの面白さがある。(環境保全対策的に空冷は不利だとしても)

②、エンジンが見えること

 その美しい空冷エンジンがどこからでも眺められなければならない。つまり、カウルしてあるレーサー、スーパースポーツはダメ。いくらバカッ速くても、風圧を避けてくれても、これだけは譲れない。つまりネイキッドというやつが良い。

③、ニーグリップできること

 大型二輪の講習を受けて、ニーグリップによるコントロールの楽しさ、安全性を知ってしまった。 よってスクーターはパス。 足を楽ちん・ステップに乗っけて走るツアラー、アメリカンもパス。こう言ったら怒られるだろうが、どうもこれらのオートバイのライディングスタイルを見るとマジメに運転しているように見えない。

④、排気音が静かであること

 最近のオートバイに対する厳しい環境規定に私は大賛成。ウルサイの大嫌い。たとえ排気音を1デシベル下げるのに1馬力パワーがダウンしてもOK。

 オートバイはロールスロイス・シルバーゴーストのように静々と走り去るのがカッコイイ。改造ハーレーの爆音走行など、人の迷惑も顧みないエゴライダーは頭が悪く見え、同じライダーとしてハズカシイ。

⑤、ハーレーダビットソンでないこと

 これだけ沢山走っていると、乗りたくもない。私は多くの人が同じ行動をすることに反発するタイプ。 それに改造爆音ハーレー軍団・・・(彼等はオモチャみたいなハーフヘルメットしかつけておらず、頭脳レベルもそのヘルメットのようにチープで幼稚なのだろう。よく大型二輪が取れたものだ)・・・や、無許可の青パトランプをつけて走るCHIPモドキ・ハーレーは見るのも嫌。 これらのバイクを不覚にも目にしたときの私の顔は、まるで汚いものを見てしまったかのような表情。

 ただし、大型二輪の一発試験が合格率5パーセントの時代。(現在でも試験場で取るのは難しい) ハーレーとハーレー乗りはカッコよく見えた。彼等は一人で、実にジェントルに走っていたものだ。 

 いや、今でも無改造のハーレーで、静かに優雅に一人で走っているライダーはカッコイイ。(皮ジャンにチャラチャラ飾りを腰につけている姿は醜悪だけど)

 尚、自動車学校で大型二輪が取得できるようになったのは、元はと言えばハーレーというバイクがあったおかげであり、その点はこのオートパイに足を向けて寝れないのである。

・・・・ と、いうことで、私の条件にかなうオートバイで、最近出たものというと ・・・

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 ホンダCB1100 ・・・ この偉大なるオヤジ・オートバイをよくぞ出してくれたものだ。

 オヤジも昔は少年だった。 少年はCB750・ナナハンにあこがれたものだ。

ナナハンのコンセプトを踏襲するCB1100。 少年の夢を叶うべく、注文してしまった。 

 

 

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