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KLX125、総括

原付2種ツーリングメモ

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 2009年12月、発売早々、手に入れたカワサキKLX125は2010年4月末で走行距離2300キロを超え、ようやく走りもスタビライズした。

 安定した気分で走れるようになったと自覚したのは、例のフロントホイールから発生していた「ピヨピヨ・ピー」のヒヨコ音が無事おさまったのと、同じくチェーン・ガイドローラーから発生していた雑音がかなり減少したためだ。

 「ピヨピヨ・ピー」音については、ちょっとしたゴタゴタがあった。

 この音は1ヶ月点検くらいの時期から、最初は時速15キロくらいの極低速域から、本当にヒヨコが泣く程度のもので、時速40キロ以上ではたいして気にならない音量であったが、2月に入ってからは、30キロから40キロ台にかけて「ピヨピヨ」音から、「ぐっさん」のモノマネでお馴染みの、夏の蝉・ヒグラシのような「ツィ・ツィ・ツィ・・・・」音に変わり、それがまた結構大きな音で聴こえるようになってしまった。 どのくらい大きな音かというと、道の駅に入ると廻りの人に気づかれ恥ずかしいくらいの音量。

 我慢の限界になったところで、例のリコールがきた。これはある程度(新製品でありカワサキだから)ありうることとして予想していたので、別に気にしなかったが、リコール処理のついでに、このヒヨコ現象を修理するよう、男爵氏に頼んでおいた。

 ところが、リコールが終わりバイクが還って来た段階で、男爵氏は、原因はディスクローターとブレーキパッドが擦れる音で「しょうがない」ことだと言う。 私は事前に彼に、「ネットを検索すると、ニンジャやKSR110でも発生している現象で、ホイールの軸や速度感知のローター部分に注油すれば直るらしい」と、一応情報を与えたにもかかわらず。

 「ま、しばらく走っていれば音も減少すると思うので、様子をみてください」・・・ということで、お人好の私は頷いてしまったのだが、いっこうに音の発生は収まらなかった。

 これはもう徹底的にやるしかないと、カワサキ本社に問い合わせたところ、ホイール軸に注油しても、部品にキズがあって音が発生してる場合は部品交換するしかないと言われ、意を決して再び男爵氏にバイクを持って行ったのである。自分では直せないからだ。

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 バイク店にて、ここに及んでも男爵氏は「だからブレーキローターからの音ですよ」と、不機嫌な顔でフロントを持ち上げ、手でタイヤをスルスルと回し、音が出るか確認した。 当然、ブレーキから音は発生しないので、男爵氏にバイクで走ってもらうことにし、ようやく彼にヒグラシ音を確認してもらえたというしだい。 男爵氏・・・「そうそう、夏のヒグラシのような音でしたね」・・・

 世話かけやがって全く。 その後ホイールをはずし、グリスアップしたら音はピタリと収まった。男爵氏は、お手間かけて申し訳なかったと平謝りし、頼みもしない洗車までやってくれた。料金はクレームなので要らないという。

 以上が「ヒヨコ」音「ヒグラシ」音の顛末記。

 チェーンとガイドローラーの「ジャワ・ジャワ」音は、これもチェーンとローラーの注油により、感覚では当初の五分の一くらいにまで治まった。ただし、時速40キロくらいでマッタリ走ると相変わらず「ツェン・ツェン」というチェーンの当たる音が耳に入る。 

 これはKLX125のエンジン音があまりにも静か過ぎることにもよる。・・・・ この静かさは、私がこのバイクでもっとも気に入っている部分でもあるのだが、もし2ストエンジンだったら、ウルサイ6月蝿のエンジン音でこの雑音はかき消され、全く気にならなかっただろう。

 そしてまた、硬く細いシートのこと。 暖かくなり、バイクも静かで安定して走れるようになったことによる幸福感で、1時間走っていてもケツの痛みをあまり感じなくなった。脳内で発生する麻薬物質による麻酔効果だろう。

 燃費は最高で50.4キロ/リッター。平均でも48キロ。長い登りの峠があるツーリングでは40キロとなった。(土肥中なので、信号での発進・停止や渋滞に巻き込まれない)

 軽いバイクのためか、強風ではヨロけて怖いことがある。 

 このバイクで川原の土手をノンビリ走ると、この世のすべての嫌なことを忘れる。

追記: シフトフィーリングが納車時より良くなった。各ギアで小気味良く「カチャッ」と入る。ただし、トップギアの5速だけは時々入れた手応え(足応え)の薄いことがある。

追記: 5月8日、走行距離3150キロに達したところで、再び前輪でピーヨコちゃんが生まれ、夏にはまだ早いがヒグラシ蝉も鳴き始めた。

 

 

 

 

 

 

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コメント

こんばんは。少し間を空けて失礼します。トラブルが解消されて何よりでした。墨さんの現在の愛車であるカワサキKLX125の画像を拝見させて頂いて、車体のフォルムが「現代風」に感じられましたけど、洗練されて格好好いスタイルですよね。一目見て私も気に入ってしまいました。バイクは普段乗りませんけど、好きなメーカーや車種はありますよ。

私は特にイタリアのバイクメーカーの“ドゥカティ”の独特のスタイルが味わいがあって好きなんですね。もっとも最近の同社の一連のバイクは少し洗練、先鋭的に過ぎて違和感を覚えてしまいましたけど^^;「スポーツクラシック」タイプというんですか・・・その辺の車種に食指がそそりますね。

“性能面”に関してはもう全くの門外漢でして、エンジン等の優劣も全く分かりません(苦笑)。単純に見た目、フォルムの面白さのみを追求しています。

ところで、非常に私事で恐縮ですが、墨さんのサイトを知り、親しくさせて頂いて(多少の空白時期もありましたが)何時の間にか今月で1年を迎えてしまいました。

改めまして今後とも“常連”を続けさせて頂きたく思いますが、どうぞ宜しくお願いしますね。

投稿: ワン | 2010年5月11日 (火) 21時06分

追伸です。先ほど「直った」と書き込みましたけど、追記によるとまた同じ不具合が再発していたんですね。早とちり、失礼しました。

どの程度か勿論こちらは(知識の面からも)分かりませんが、どうぞ運転にはお気をつけ下さいね。事故に繋がらないようにこちらも無力ながらお祈り申し上げます(と、言うより今現時点では乗車されていないのでしょうか)。

投稿: ワン | 2010年5月11日 (火) 21時18分

ワンさん。こんばんは。
最近は映画も観ず、バイクのことばかり考えています。笑
ワンさんの好きなドゥカティも時々見ます。スリムなフォルムですね。以前、ホンダのVTR250がいいと思っていましたが、これがドゥカッティ・・・(たしかモンスターというバイク)・・・によく似ていて、ホンダもパクルのだなと感じました。私は空冷エンジンが好きで、CB1100が発表されたときは「コレダ!」と叫びました。大型免許を取ったのはこのバイクのせいです。基本的にナナハンにあこがれています。このCB750も40年前のバイクなのでクラシックですね。
ボチボチまた特撮の記事を考えています。またご批評いただきたいと思います。

投稿: アラン・墨 | 2010年5月12日 (水) 21時19分

はじめまして。
当方、赤男爵で購入したヒョースン・RX125SMというバイクに乗っております。
このバイクを購入後は車の少ない峠・林道ばかりを走り楽しんでいますが、今はダート路面を走りたくてKLX125やセローに大変興味があります。
KLX125のインプレ・トラブル等、大変勉強になりました。今後も楽しく閲覧させて頂きます。

投稿: アイスマン | 2010年5月13日 (木) 07時11分

アイスマンさん。ようこそ。コメントありがとうございます。
ヒョーソンのバイクはいかがでしょうか。原付2種は気楽でいいですね。私もアイスマンさんのようにウザイ四輪を避けて裏道や山道を選んで走っています。
実は私も昨年はセローが欲しかったのですが、予算の関係でエイプ100にしました。でも結局KLX125に換えましたので、結局セローを一台購入する金額を出費してしまったのです。笑
ちょっと後悔していますが、KLXでも結構セローの代りになっていると感じています。なにしろダート走行はヘッピリ越しの時速30キロ走行なので、これで十分なのです。いやセローは私にはモッタイナイかもしれません。笑
アイスマンさんが本格的にダート走行を極めたいのでしたら、セローやトリッカーにされたほうがいいかもしれません。KLX125はチョイ乗りダート向けだと思います。もしこのバイクを検討されているのでしたら、お買いになるロット分には私の体験した不具合は改善されているでしょう。

投稿: アラン・墨 | 2010年5月13日 (木) 21時18分

はじめまして、京都のiwaと申します。30年ぶりのリターンライダーですこの4/12にKLX125を購入しました。現在1000キロ走行しましたが、大満足です、雑音はします。チェーンガイドの擦れ音ですかね?56歳で2輪にはまってしまいました。今後ともよろしくお願いします。

投稿: iwa | 2010年5月27日 (木) 14時46分

iwaさん。ようこそ。コメントありがとうございます。
そうですか。30年ぶりのリターンおめでとうございます。(←こういう表現は適切でしょうか。)
私もバイク(ゴリラ)に乗り出したのは30年前です。あの当時RZ250が大ブレークしていました。iwaさんの当時はいかがでしたか。
同じKLX125ライダーからのお言葉、たいへん喜んでいます。このバイクはコストパフォーマンスに優れていますね。走るのが楽しいです。それに燃費がかからないので愉快です。
例の音はチェーンオイルがなじむと、ほとんど気にならなくなりました。メデタシ・メデタシというところです。
同じ50代ライダーとして大いにバイクライフを楽しみましょう。

投稿: アラン・墨 | 2010年5月27日 (木) 20時33分

自分も50代ライダーです。
16歳からずうっと乗り続けています
今、KLX125の購入を考えています。
ほぼ、決定!
KDX125も考えましたが、10年以上も前のマシンだし最終型の程度の良いものだと新車と変わらない値段になってしまうのでKLXに決めました。
コンパクトな車体と燃費の良さに惹かれました。
XLディグリーも所有してますが、車体の重さが
ネックです。

投稿: 4stミニ | 2010年12月 4日 (土) 04時57分

4stミニさん。コメントありがとうございます。
16歳からバイクにお乗りですか。当時の私はマックイーンの乗るホンダ・エルシノアなんかにあこがれたものです。
KLX125はいいですね。どんな細道でも入っていけます。燃費も一日走って1000円でしょうか。笑っちゃいますね。
ただ走りは昔の50CC・2スト車のハスラーやMBX50くらいというところでしょうか。私にはこれでも十分ですが、後ろから車が迫ってくるとアセルことがあります。リアに大きなボックスをつけて大きく見せたほうがベターですね。後ろから見ると、まるで自転車ですから。笑
KLXでのんびりツーリング楽しんでください。

投稿: アラン・墨 | 2010年12月 4日 (土) 11時37分

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