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DRAG ME TO HELL

スペル コレクターズ・エディション [DVD] DVD スペル コレクターズ・エディション [DVD]

販売元:東北新社
発売日:2010/04/23
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洋画メモ、NO,80

2009年、ユニバーサル、99分

邦題- 「スペル」

監督- サム・ライミ、撮影- ピーター・デミング、音楽- クリストファー・ヤング

出演- アリソン・ローマン、ジャスティン・ロング、ローナ・レイヴァー、ディリープ・ラオ、デヴィット・ペイヤー

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 面白かった。映画料金の価値があると思う。

「映画は解釈するものではなく、観るものである」と言った東大の先生の言葉はこの映画のためにある。

「キネマ旬報」でコムズカシイ、かつ、何が言いたいのかサッパリ分からない記事を投稿している人種にはザマーミロと言いたくなる映画だ。

 全くのビックリ箱映画で、コンマ何秒という瞬間を、音楽記号で言えばスフォルツァンド(sf)のイキナリ大音響と、体液(血はほとんど出ない)飛び散るドロドロした映像で、心臓を縮みあがらせる。

 それはホラー映画のセオリーに沿ったもので、効果音はクレッシェンドでしだいに大きくなっていき、カメラもジワジワと寄っていく。 来るぞ・来るぞ・さあ出た・・というオーソドックスな手法や、カメラの陰で見えないところからイキナリ飛び出す、あるいは、開けた扉から飛び出す、というこれも一般的なセオリーもある。 これは、「やっぱりそうなったか」という心理に達すると逆に可笑しさが湧いてくるというもの。

 でも、私は笑えなかった。まだ人物が出来ていないんですな。怖くて目をつむったシーンもあった。映画館では私を含めて3人しかいなくて笑い声は無かったが、DVDで再見すれば笑えるだろう。

 大音響やビックリ箱で怖がらせるという映画は、映画館の音響設備が格段に良くなった1970年代後半から流行りだしたと思う。そういう類の映画初体験はコスカレリ監督の「ファンタズム」だった。あれも映画館から飛び出したいほど怖かったものだ。

 映画史上、最大にオッカネー婆ちゃんは特殊メークも演技も素晴らしかった。これを観るだけでも価値がある。演じているローナ・レイヴァーはなじみのない女優さんで、私はネイティプアメリカンだと思ったが、それはメークのせいでそう見えたのだった。アメリカではテレビドラマで活躍している人らしいが、素ではエレガントなお婆ちゃんで、それが映画ではあんなコエー婆ちゃんになるとは驚き。

 彼女のインタビュー映像 ・・・・http://www.youtube.com/watch?v=8sAwK6Tko5Y

 テーマ音楽はバイオリンのソロがあるシンフォニックな曲で良かった。

 なお、心臓の弱いお人は、効きの弱い耳栓をして鑑賞されたい。

 あるいはDVDで、音量を落としての鑑賞をお勧めする。

 

 

 

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