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スター・トレック

スター・トレック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] DVD スター・トレック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2009/11/06
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洋画メモ、NO,77、DVDレンタル

2009年、パラマウント、127分

監督- J.J・エイブラムス

出演- クリス・パイン、ザカリー・クイント、カール・アーバン、ウィノナ・ライダー、レナード・ニモイ

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我、土肥中の映画館では封切時、上映されず、観たくとも観れなかったものをレンタルDVDで観ることができた。半年でもうレンタルされるとはありがたいことだ。

どうやら、今までのシリーズものとは、別次元の話のようで、今までのバラダイムによる「スタートレック」とは切り離して観るべき映画のようだ。しかも、タイムパラドックスによりさらにヤヤコシクなり、この映画からは、いつくもの展開が予想される。

というのも、スポックの母が死んでしまうからだ。今までの旧作の次元の世界では彼の母は生きている。しかし、これも過去に遡り歴史を変える事態となったら蘇るかもしれない。

また、ロミュラン星人も随分と旧シリーズのキャラクターと違う。

なによりもエンタープライズ号の内部は、初代テレビ版より昔の話なのに、随分と洗練されている。それに、光子魚雷は機関砲のように何十発も速射ができる性能を有していた。

この映画、巷では随分と評判がいいが、私はそれほど満足しなかった。もうちょっとユッタリとしたストーリー展開を望みたい。CG.VFXはもう完璧で脱帽。が、これもジックリと映像を見せてほしかった。カットが速すぎて目が追いついていけない。

以前の映画では、こういうCGシーンでは、モーションコントロール・カメラか、ステディカメラ撮影のように滑らかな映像であったが、現在では手持ちカメラ撮影のように、あえて、ガタガタとブレた映像で処理し、実写感を演出している。

3人のクルーがスカイ・ダイビングしているところなどがそうで、臨場感が素晴らしいが、私のような中年男にはせわしく感じて、これも少し疲れるものである。

ところで、バルカン星がミニ・ブラックホールに、中心から直接飲み込まれるシーンがあったが、ほんとうにああなるのだろうか。

私がかじった知識によれば、こういう場合、星は強い潮汐力により、まずコナゴナに分解された後、その物質は円運動をともない、回転の遠心力により円盤状となり、中心に近い部分から少しずつブラックホールに落ちていくはずだ。

しかも、円盤は、回転のねじれあう摩擦により、核融合よりも莫大な熱エネルギーを発生する。

エンタープライズ号も、映画のように直接吸い込まれるのではなく、船尾と船首の場所によって潮汐力が極端に違うので、その歪により機体は瞬時にバラバラに破壊されるだろう。

それにしてもレナード・ニモイも老けましたな。メイクのせいだろうか。

追記: 特にインパクトのあるシーンは、被弾したエンタープライズ号の穴に人が吸い込まれるところで、宇宙に飛び出したとたん、無音となり、過酷な真空の宇宙をうまく表現していた。わずかな時間のシーンだが、ちょっぴり無常感が漂う。

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コメント

私もスター・チャンネルで観ました。TVは公開後、1年待つのですが、これは半年で放送されました。おっしゃる通り、洗練されてましたね~。オリジナルとは別物ですね。スポックが未来の自分と対面するシーンがありましたが、あれは許されるのでしょうか・・・。『バック・トゥ・ザ・・・』では、ああいう状況をさけるのに必死でしたよね。

投稿: マーちゃん | 2009年11月26日 (木) 16時53分

マーちゃん。こんばんは。
なんだか私のページが知らないうちにココログで変更されていますね。笑
最近のDVD化やレンタル化は速いものですね。まだ映画館で上映しているところもあるのではないでしょうか。スタートレックは初代テレビ版とTNG、「スタートレック・ボイジャー」が好きでした。特にボイジャーではセブン・オブ・ナインのジェリー・ライアンのファンでした。彼女はナイスバディでしたね。heart01それに歌もうまかった。彼女の今はロスでブティックも経営しているようです。
スポック同士が対面する所は、仰るとおりタブーですね。SFでは避けるべき部分です。「親殺しパラドックス」みたいに老スポックが若スポックを殺したらどうなるか・・・ですね。
今回のスタトレは日本語吹き替えでもう一度観たいです。たぶんパート2ができるでしょう。

投稿: アラン・墨 | 2009年11月26日 (木) 22時20分

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