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エアポート’75

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洋画メモ、NO,64、DVDレンタル

1974年、ユニバーサル、シネスコ、107分

監督- ジャック・スマイト、撮影- フィリップ・ラスロック、音楽- ジョン・カカバス、

出演- チャールトン・ヘストン、カレン・ブラック、ジョージ・ケネディ、グロリア・スワンソン、リンダ・ブレア、スーザン・クラーク、マーナ・ロイ、ヘレン・レディ、E・ジンバリスト・JR、ダナ・アンドリュース、ロイ・シネス、エリック・エストラーダ

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過去にテレビで観たときは大作のように感じたが、今回、DVDでマジマジと鑑賞すると、意外と軽い薄味の作品であった。スタッフも出演者もテレビ畑出身が多い。

この手の映画では定番の乗客の紹介は、すべての人物で説明や成り行きが不十分だった。グロリア・スワンソンやリンダ・ブレアを乗せたのは、名前による看板というところか。リンダ・ブレアは重病患者なのだが、ただ横になって寝ているだけで劇的変化が無い。「エクソシスト」が強烈だったので、肩透かしの出演。

ヒコーキファンとしてはケチのつけるところが無かった。日本のドラマや映画では、観客は分からないだろうとナメているのか、機体とコクピットが一致しないことが多いが、この映画ではちゃんと機内も旧型747であった。アナログ計器がなつかしい。コクピットに進入する風が穏やかすぎるが、これは致し方ない。

ただ、操縦者がいなくなったら、乗客にバイロットがいないかアナウンスするのが普通だろう(ヘリのパイロットである乗客が代わりに操縦するという映画があった)。アメリカでは軽飛行機の免許所持者が圧倒的に多い。彼らなら少なくともキャビン・アテンダントより操縦知識がある。客室がパニックになるなどと言ってる場合ではなく、ちょっとこの部分の脚本が甘い。

着陸ではブレーキの油圧にトラブルが起こっているが、これも説明不足。

エアリアル撮影はすばらしい。山岳を縫って飛行する747の姿が美しい。フラップを5度下げ、時速350キロという低速なので迎角が大きく、機体が傾いている。撮影機はB-25などのプロペラ機を使うことが多く(銃座にカメラを据える)、必然的に飛行速度が遅く、高度も低い。

管制室も実際の部屋で撮影しているらしく、レーダー機器は本モノのようだ、当時の他の映画(特に邦画)では、ただプラスチックの丸いプレートを回転させ、豆電球を点滅させるようなインチキレーダー画面を使うものだが。

人間をロープで吊り、飛行機に浸入させるという無謀なアイデアは「サンダーバード」第一話からいただいたのだろうか。「クリフ・ハンガー」でも同じような実写シーンがある。それにしても実際に撮影しているので、アメリカはスケールが違う。

カレン・ブラックの顔が凄い。機内上映の映画は「アメリカン・グラフィティ」だろうか。

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コメント

テンプレートが変わりましたね!音楽好きなスタンリーさんらしくて、とってもセンスがいいです♪

エアポートシリーズはたくさん作られているので、観たモノ未見のモノ、覚えているモノ覚えていないモノ・・・がありますが、本作はチャールトン・ヘストンが出ていたこともあって、覚えています。『大空港』のジョージ・ケネディも出ていました。キャビン・アテンダントが操縦桿をにぎるという設定は『乱気流』と同じですね。

小型飛行機がぶつかって穴があいてしまうのでしたよね。実際のところ、飛んでいる飛行機同士が接触する確率ってどれくらいなのでしょうねぇ。穴があいても墜落しないのが不思議です。

>観客は分からないだろうとナメている
エヘヘ、私はナメられているタイプです(笑)。飛行機のコックピットはどれも同じに見えますもの。

投稿: マーちゃん | 2009年6月 3日 (水) 13時24分

マーちゃん。こんばんは。
テンプレートの上の楽譜はショパンのワルツ・遺作ですね。ちょっと字が薄く見にくいですね。これだからイヤなんです。変えるのは。反映に時間がかかりますし。でもマーちゃんにホメていただくと嬉しいです。ヘストンは当時50代だと思うのですが、相変わらず映画では愛人がいるのですね。笑
ケネディは「大空港」より出世していて副社長でした。
コクピットに穴があいて大丈夫でしょうか。私もこの状況には疑問です。高い高度ではダメでしょうね。飛行機どうしが衝突する確率はもっとも低いでしょう。でも、昔、日本で旅客機と自衛隊機が衝突した事故がありましたね。コクピットと機体を見分けるにはエンジンのパワーレバーの数で分かります。エンジンが4つあれば、レバーも4つです。もう騙されませんね。

投稿: スタンリー | 2009年6月 3日 (水) 19時57分

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