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「ターミネーター2」のどうでもいいミス

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2009年、6月13日にテレビ放映された「ターミネーター2」は時間枠を拡大して放送されたにもかかわらず、大分、オリジナルよりカットされている部分があった。

まあ、民放テレビによる映画劇場など、とっくの昔にその役割を終えていて、むしろズタズタにカットされていることの弊害の方が大きく、そんなもの観ないほうがベターである。それでもあえて観るということは、時間を浪費してしまうことであるが、ベットに寝っころがって、うたた寝しつつ観るくらいなら丁度良い。

さて、その寝っころがって観た「ターミネーター2」であるが、劇場で観たときから気が付いていたミスがある。

ビジュアル的なミスについては、T-1000が運転するトラックのフロントガラスが衝撃で割れたのに、次ぎのシーンでは元に戻っているというものがあるが、私の発見したミスというのは効果音にある。

それは、ジョン・コナーの運転するバイクの音である。

彼が運転するバイクはホンダ製である。ただし、ホンダのロゴは故意に消してあるが、バイク好きならホンダであることは直ぐ分かる。

私はあのオフロードバイクが、なんという型番なのか分からないが、エンジンはCB50系の縦型4ストロークエンジンであることは分かる。おそらく排気容量は80CCから100CCくらいであろう。(ホンダXR100Rと判明)

さて、この4ストロークエンジンのバイクの音が、どういう訳か、2ストロークエンジンの音に変えられているのだ。

オリジナルの音ならば、「トトトトトト」と聴こえるはずが、映画では「ウィーン」という2ストエンジン特有の、蜂の飛行音のようになっていた。恐らくアフレコの際、担当者はバイクの知識が無かったのだろう。これにはホンダの社員もニガ笑いしたと思う。

ところで、私は小学生のときから2ストロークエンジンが嫌いで、あの不規則で、ポップコーンが鍋の中で跳ねているような情けないアイドリング音と、臭く、青く、ケムイ排気ガスには辟易していた。

それに構造的には、排気ガスに、次のサイクルでシリンダーに流入した混合気の一部が混じってしまうという、まるでカエルの2心房1心室の心臓みたいなプアーな仕掛けにも疑問を感じていた。

子供のときには、この2ストエンジンはバイクのみならず、軽自動車にも搭載されていたものだが、私は、いずれこのエンジンは消滅するだろうと予測していた。 そして現在ではその通りになって、自動車どころか、バイクでも一切採用されていない。(ただし、大型ディーゼルエンジンではガソリンエンジンとは違う構造で2ストエンジンが採用されている。)

それに比べ、4ストエンジンというのは、確実に燃焼と排気が行われ、アイドリングリズムも安定していて、排気ガスも無色透明であり、排気音も頼もしい。

現在では私の嫌いな2スト・ガソリンエンジンが絶滅し(草刈機などに一部あるが)、私の思い通りになって、たいへん気分がよい。

で、結局、ジョン・コナーの運転するホンダの4ストエンジンのバイクの音が、私の嫌いな2ストエンジンの音に変えられているという話です。

どうでもいい話。

追記 ・・・・・  「アスタラビスタ ベイビー」は、日本語セリフでは「さっさとウセロ、ベイビー」になっていたと思うが、スペイン語の原語では「また、お会いしましょう」という意味なんだそうな。

<翻訳家 ・・・・・ 「ガタガタ言うな、クソヤロー」 >

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コメント

『ターミネーター』は劇場で観ましたが、それ以降のものは、ズタズタカットの洋画劇場で観ています(笑)。『ターミネーター2』の放映は『ターミネーター4』の宣伝でしょうね。
スタンリーさんの指摘は相当、マニアックですね~。エンジン音のミスに気づくのは、ホンダの担当部署の人くらいではないでしょうか。
訳は難しいですね。「さっさとウセロ」と「また、お会いしましょう」ではニュアンスが違ってしまいますよね。

投稿: マーちゃん | 2009年6月14日 (日) 23時55分

マーちゃん。おはようございます。
T2の放映では完全オリジナルもあったのですが、どうやら倫理的に問題があるようで、これからもカットされるようです。
T4はこちらでも公開されましたが、7月1日にでも観にいこうと思います。スタトレは来ないですね。
エンジンの音はバイクファンは気が付いたと思います。あのタイプのホンダのものは最近では「エイプ」・・・「類人猿」というバイクがあります。
依然、CS放送のCMでシュワちゃんが「アスタラビスタ」と言っていたのには爆笑したものです。それにしてもシュワちゃんの名前のスペルって長いですね。14文字もあるのですね。日本式にSCHWAにしたらどうですかね。

投稿: スタンリー | 2009年6月15日 (月) 09時51分

あのジョンコナーが乗っていたバイクはXR100Rですよ!

自分も2stの音に置換されていて驚きました。
最初はCR80Rかとも思ったのですが、よくよく見るとチャンバーもなく、空冷でした。

あえて2stの排気音でmoped的なひ弱さを演出することによって相対的にシュワ氏がハーレーで登場する際の質量感を演出してるのではと感じました。

投稿: hi | 2009年12月 2日 (水) 15時58分

hiさん。ようこそ。
過去の自分の記事にコメントをいただくのはうれしいものです。
あのバイクはXR100ですか。情報ありがとうございます。ハーレーの爆音と対比させるため2スト音にしたというのも頷けますね。
実は私、その同じエンジンを搭載したエイプ100に乗っています。これも回転が低いと「ペコペコペコ」と結構、情けない音を発します。笑
でも廻すと電気モーターのような良い音になりますね。ホンダの4ストミニ・エンジンは永遠に不滅ですね。

投稿: アラン・墨 | 2009年12月 2日 (水) 21時18分

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