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天井桟敷の人々・第二部「白い男」

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映画の中で披露されるステージ劇が面白い。

最初、3人の無能脚本家による演出に辟易したフレデリックが、脚本に無い、破天荒な楽屋落ちも入れた即興劇を見せてくれる。これが聴衆にも大うけ。楽しかった。

バチストのパントマイム劇も相変わらずうまい。劇は第一部で登場したボロ服売りの男をテーマにしていて、バイプレーヤーの存在をうまく使っている。このボロ服売りの爺さん(うまい俳優さん)は終わりまで疫病神のようにバチストにまとわりつく。

ガランスという女性にバチスト、伯爵、フレデリック、そして悪党・ラスネールが取り巻くが、その中でも、ラスネールの目的や行動がよく分からない。これから何回も鑑賞して理解していこうと思う。彼はなぜ警察にとっつかまらないのだろうか。

でも、まあほんとうによく出来た映画。 もう一度観たいシーンがたくさんある。

第二部では鏡の小道具をうまく使っていた。鏡の前に大きな壷を置き、撮影カメラを隠している。うまい。

ラストシーンはファーストシーンよりもっと人混みのカーニバルの群集の中でバチストが揉まれ、ガランスと別れる。

ガランスという女性がもうちょっと魅力的だったらなあ。どう見ても最初から終わりまで小じわのある40歳の娼婦。戦争中なのでいい女優さんがいなかったのか。

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コメント

おっ、第二部のレビューですね。第一部だけ、見終えました。
冒頭の人の多さに驚きました。凄い数のエキストラですね。45年といったら大戦中なのに、どこからどうやって連れてきたのでしょう?
バチストのパントマイムは素晴らしいの一言につきますねぇ。しなやかな動き、神経の行き届いた指先・・・バレーを見ているようです。パントマイムを含め、全てが芸術的で、おフランスの香が漂ってきます。
ガランスという女性は50近くに見えますが(汗)。フランス映画は時に年齢不詳の人が出てきますね。引き続き、第二部を鑑賞します♪

投稿: マーちゃん | 2009年5月12日 (火) 15時01分

マーちゃん。こんばんは。ご覧になりましたか。
オープンシーンの群集は凄いですね。あのセットも400メートルあると聞いています。恐らく、オープンシーンとラストシーンはエキストラの都合のため、同時に撮影したかもしれません。
最初バチストがしょんぼりと精神患者のように座っていますね、そして生き返ったようなパントマイム。強烈な印象を与えます。ほんとうにバレーのようでした。首吊り紐を使った劇もよかったです。
ガランスは50歳くらいに見えましたか。実は私は45歳くらいに見えましたが、すこしヨイショして40歳としました。笑
第二部も面白いので長く感じません。

投稿: スタンリー | 2009年5月12日 (火) 20時11分

あら、私も先月久しぶりに又観ました。
前観たときは学生の頃だったので、今回はまた違った感動でしたが、フランス映画ってどうしてあぁも「若くないヒロイン」を
使うのでしょうかね。
やたら若い女優を使う日本のなんだけど、でもあのガランスに
全ての男が魅入られる…、その設定相当無理がありました(笑)

投稿: バルおばさん | 2009年5月13日 (水) 22時57分

パルさん。こんぱんは。
ちょっと前、群馬も暑かったでしょうか。こちらは31度まで上昇しましたが、でも今朝は2度まで下がりました。すごい温度差です。

学生時代にご覧になったのですか。私は観る機会がありませんでした。私は題名と白塗りの男のイメージで前衛的な映画だと勘違いしていたものです。
フランスのヒロインはどうも日本人には老けて見えますね。ドヌーブやベベもそんな感じです。 日本人が世界レベルでは子供っぽいかもしれません。

投稿: スタンリー | 2009年5月14日 (木) 21時02分

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