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醜聞・スキャンダル

醜聞(スキャンダル) [DVD] DVD 醜聞(スキャンダル) [DVD]

販売元:松竹
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邦画メモ、NO,46、NHKBS

1950年、松竹、スタンダード、105分

監督- 黒澤明、脚本- 黒澤・菊島、撮影- 生方敏雄、音楽- 早坂文雄

出演- 志村喬、三船敏郎、山口淑子、千石規子、小沢榮、桂木洋子、日守新一、三井弘次、清水将夫、北林谷栄、青山杉作、高堂国典、上田吉二郎、左ト全、殿山泰司、神田隆、千秋実

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好きな役者さんもすべてメモした。

黒澤映画への出演では、最初で最後の役者さんが大分いる。 その中でも、北林谷栄さんや殿山泰司氏が出演しているとは記憶になかった。 観るのは2回目なのだが。

さすがにこの時期は、黒澤監督にも役者のより好みなど出来なかったのだろう。

「酔いどれ天使」では主人公である医師・志村喬を、ヤクザの三船が完全に食ってしまっているが、この映画では、三船や山口を、志村が食ってしまっている。つまり、弁護士・蛭田の生き返る話が中心。

山口淑子さんは、中国で活躍していた女優さんだが、またバタくさい人で、画家・青江の西洋風の、これまたバタくさい家に、三船と佇んでいるのは、新劇の翻訳物の舞台を観ているようだった。(実はまともに観たことはないのですが)

志村喬の演技は、「生きる」よりこちらのほうが好きだ。 特に初登場のシーンがいい。この二つの映画の志村は、まるで性格の違う双子のようで、どこか似ているところがある。

桂木洋子という女優さんは、あの当時の女優さんとしては、八千草薫に並ぶ、たいへん顔や容姿のこじんまりした女性で、現代にこのまま出演してもアイドルとして成功できると思う。 「破れ太鼓」と「番場の忠太郎」に出演しているのを見て、ちょっとファンになってしまった。

ラストでは、三船が新聞記者たちを相手に「今日、星が生まれるのを見た」と発言するが、どうも私にはクサく感じる。 三船と山口を、星が写っている小川の道を歩かせ、このセリフをしゃべらせてはどうだろうか。

三船と左ト全が歌っているのは珍しい。 「ズビズバー♪」。

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コメント

志村さんって、情けなさそうな雰囲気を漂わせている俳優さんなので、喜劇的な芝居においても技量を発揮しますよね。小沢栄太郎さんも可笑しいです。
「生きる」も本作も、志村さんがダメダメ人間から、まっとうな人間へと変貌を遂げるところが共通していますね。
左ト全さんは子供といっしょに「ズビズバー♪」していましたけれど、そのはるか昔に三船さんと歌っていたのですね~。

投稿: マーちゃん | 2009年5月17日 (日) 23時48分

マーちゃん。こんばんは。
志村さんが腰を曲げてお酒を飲んでいるところなど、ほんとうに情けなく見えますね。うまいですね。 一方、「七人」では逞しいです。志村さんの喜劇はちょっと記憶にないのですが、「酔いどれ天使」は道化役のところがあります。でも、ダメダメ人間が適役です。あのタラコ唇がそう見えてしまうのです。笑
左ト全さんはいい声しています。朗々と響きます。やっぱり舞台で鍛えた人は違いますね。私、ト全さんのモノマネもうまいですよ。
「ドーモおかしいなー。渡辺さんはどうしてあんなふーだったのかなー」、「コラ!お前なんかに渡辺さんのマネができてタマルカ!」、「助役とハッキリ言え!」

投稿: スタンリー | 2009年5月18日 (月) 19時46分

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