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ソーラーカー・だん吉くん

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時々、日本テレビの「ザ!鉄腕!DASH!!」のソーラーカー・「だん吉」の走行を観る。

日本各地、ローカルの風光明媚?、あるいは鄙びた漁村など紹介してくれて、大変楽しい。人々との交流もホノボノとしていいものだ。

しかし、以前から疑問に思っていることがある。

それは、あのソーラーカーは夜、バッテリーに充電しているのではないか、ということだ。 つまり100パーセント太陽エネルギーで走行しているのではないという疑惑を私は持っている。

そう考えてしまうのは、あの「だん吉」君の走りっぷりがあまりにも逞しいからだ。 番組を見ていると、少なくとも2時間くらいは時速40キロくらいで走っているみたいである。

ちょっとおおざっぱに計算してみよう。

軽自動車を時速40キロで走らせるのには少なくとも20馬力は必要であろう。最近の軽自動車は50馬力近いパワーがある。

1馬力は約750ワットの出力である。 つまり20馬力なら15キロワットを継続させるエネルギーが必要である。

さて、現在のソーラーパネルの、光を電気に変換する効率は、性能の良いもので約10パーセントくらいである。

あの「だん吉」のパネルは何平米あるだろうか。軽自動車のサイズは幅1.48メートル、長さ3.4メートル以下と決まっているが、屋根に貼られたパネルも最大そのサイズと 仮定すると約5平方メートル。

太陽エネルギーは地球に対して1平方メートルあたり、1キロワットを受けるというが、これは夏の強烈な直射の場合であろう。でもまあ、一応そのエネルギーを太陽からもらうとして、ソーラーパネルの効率は、最大10パーセントと仮定すると、1平方メートルあたり、たったの100ワット。 つまりカンカン照りでも5平方メートル全体では500ワットしか「だん吉」君は発電できない。

つまり1馬力にも満たない。あのまま走り続けることなど不可能だ。

ということは、15キロワットを2時間持続させるエネルギー、30キロワットアワーのパワーを得るには、「だん吉」を60時間、走行を止め太陽光をあてて充電しなければならないということになる。

そういう光景を、いままで番組では紹介しているだろうか。

あるいは、あの番組を最初から一本残らず観ているのではないので即断できないが、番組中、夜間などの休止時間に、旅館やホテルなどでコンセントの交流から、充電器を介して電気自動車のバッテリーに充電しているところ視聴者に見せたことがあるだろうか。 

私は一回もそのシーンも見たことがないが、実際にそういうことが皆無だったら、視聴者を太陽エネルギーだけで走らせていると、欺いていることにはならないだろうか。

 

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コメント

「ザ!鉄腕!DASH!!」私も時々見ています。以前はかかさず見ていたのですが・・・。今日は出かけていて見ることができませんでした。ソーラーカーは手作りなんですよね~。車検に合格させるため、あれやこれやと苦労していました。
>そういう光景を、いままで番組では紹介しているだろうか。
私も、そんな光景は見たことがありません。「今日も天気だ・・・」というナレーションで軽快に走っていますもの。ダッシュ村の野菜作りや大工仕事も、素人であそこまで出来るの~?と思うことがあります。でもあの番組は好きです♪

投稿: マーちゃん | 2008年10月19日 (日) 23時12分

マーちゃん。おはようございます。
ウィキで番組を調べると、ソーラーカーがすべて太陽エネルギーで走っていることを番組では明らかにしていない。
とありました。
これは私だけでなく、多くの人が疑問にもっていることだということですね。
どうも民放のやり方は視聴者を知識の乏しい者として見下している感じがします。
野菜作りも、同感ですね。忙しい彼らがあんなことすぐできるわけがありません。

投稿: スタンリー | 2008年10月20日 (月) 10時16分

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