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サンセット大通り

サンセット大通り スペシャル・コレクターズ・エディションDVDサンセット大通り スペシャル・コレクターズ・エディション

販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2008/06/20
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洋画メモ、NO,49、DVDレンタル

1950年、パラマウント、スタンダード、白黒、110分、画質悪い

監督- ビリー・ワイルダー、 撮影- ジョン・サイツ、

音楽- フリッツ・ワックスマン、 

出演- ウィリアム・ホールデン、グロリア・スワンソン、ナンシー・オールソン、

エリッヒ・フォン・シュトロハイム、セシル・B・デミル、バスター・キートン

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廉価版ソフトなので画質が悪い。映像がシャープでない。おまけに日本語字幕が原語と比較してメチャメチャ省略してある。誤字まである。 

映画の出だしはやっぱりホールデンのナレーションで始まる。私が殺された理由をこれからお話します。という展開。これを倒叙法といいましたっけ。

グロリア・スワンソンというサイレントの女優を知った。「エアポート75」に本人役で出演しているが、この映画をまだまともに観ていない。私の町のレンタル屋にはこのソフトを置いていないからだ。19世紀末の生まれの人で、私の祖母と同じ年代の人。映画には彼女の豪邸の中に、全盛期の頃のポートレートがたくさん飾ってある。

デミル監督が本人役で出演しているが結構芝居がうまい。スワンソンとはこの映画の内容通り、過去に彼女と組んで映画を製作していた。

当時のパラマウントの映画スタジオを見せてくれるが、「雨に唄えば」、「錨をあげて」についで舞台裏を見たのはこれで3回目である。スタジオのカメラがでかい。テクニカラーカメラなのかもしれない。

スワンソンはこの映画でアカデミー賞候補となったが、渾身の演技といえる。しだいに狂った顔になっていく。しかし私には多少オーバーな演技に見えた。

彼女の話し方が「宇宙家族ロビンソン」のジョナサン・ハリスの喋り方に近く、英語圏では傲慢で自分勝手な人物を演じるときのアクションなのかもしれない。

彼女のチャップリンの物まねが見もの。

彼女の執事もなぞの男で、鉄仮面のような容貌は最初から興味がわく。ラスト近くで彼の人生が明らかになる。

バスター・キートンが彼女のサイレント時代の同僚の一人として、カードゲームのシーンにカメオ出演している。 相変わらずニコリともしないが一言「パス」という声を発している。彼のテレビ出演のシーンをユーチューブで観たが、声は良く、歌もうまい。

映画の中でホールデンは彼らサイレント時代の俳優のことを「蝋人形」と揶揄して言っていた。

ラストシーンのスワンソンが悲しい。 殺人の取材に来たメディアのカメラを映画の撮影と幻想し演技をしてしまう。 彼女の執事をしている男も「カメラ、アクション」と幻想の演出して彼女を支える。 ふたりとも哀れ。

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コメント

「サンセット大通り」というタイトルは知っていますが、ビリー・ワイルダー監督作でしたか。私はバスター・キートンの声を聞いたことがありません。ユーチューブで彼の映像を見てみます・・・ワクワク。

投稿: マーちゃん | 2008年11月 1日 (土) 15時29分

マーちゃん。こんにちは。
ワイルダー監督も作品はあまり観ていないのですが、私はこれで4作目くらいでしょうか。なかなか面白かったです。
お笑いシーンはなかったですね。
キートンのテレビ番組では彼はギターを弾きながら唄っていました。すると上からタライが頭に落っこちてきます。
これってドリフのギャグですね。50年くらい前の映像だと思います。

投稿: スタンリー | 2008年11月 1日 (土) 17時29分

訂正します。
キートンのその番組(映画)のシーンではウクレレで唄っていました。
頭に落ちてくるのは果物やかぼちゃでした。 笑
以下でご覧ください。

http://jp.youtube.com/watch?v=nOTWN8apuA8

投稿: スタンリー | 2008年11月 1日 (土) 17時41分

見ました~。可笑しい!頭に落ちてくるものが、だんだんと大きくなるのですね。その後のドタバタも面白いです!ドリフのコントの原形ですね(笑)。

投稿: マーちゃん | 2008年11月 2日 (日) 10時57分

マーちゃん。こんばんは。
ご覧になりましたか。
クレージーキャッツやドリフの原型がみられますね。
キートンの作品では小学生のとき、テレビで「キートンのトロッコ旅行」というのを観て大爆笑した記憶がありました。
もう一度観ようとユーチューブで探したところ「The Railrodder」というタイトルで見つけました。カラー作品です。
改めて40年ぶりに観るとたいして面白くありませんでした。
子供なんて他愛のないことに喜ぶんですね。
キートンが亡くなる1年くらい前の作品ですので貴重な映像です。
ためしにご覧ください。

投稿: スタンリー | 2008年11月 2日 (日) 20時32分

以前に「昔のスター特集」みたいな雑誌で彼女の写真を見た事がありますが、…美しかったです。あまりきれいで一度で
その名前を覚えましたもん。

投稿: バルおばさん | 2008年11月 6日 (木) 17時14分

パルさん。こんばんは。
雑誌で彼女をごらんになりましたか。この映画では役柄も本人も50歳くらいでした。
向こうの人は老けて見えますが色っぽい感じでした。
若い頃の写真はかなりスリムでしたね。
おばあちゃんになった「エアポート75」を観たいです。

投稿: スタンリー | 2008年11月 6日 (木) 20時06分

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