サンセット大通り
![]() | サンセット大通り スペシャル・コレクターズ・エディション 販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン |
洋画メモ、NO,49、DVDレンタル
1950年、パラマウント、スタンダード、白黒、110分、画質悪い
監督- ビリー・ワイルダー、 撮影- ジョン・サイツ、
音楽- フリッツ・ワックスマン、
出演- ウィリアム・ホールデン、グロリア・スワンソン、ナンシー・オールソン、
エリッヒ・フォン・シュトロハイム、セシル・B・デミル、バスター・キートン
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廉価版ソフトなので画質が悪い。映像がシャープでない。おまけに日本語字幕が原語と比較してメチャメチャ省略してある。誤字まである。
映画の出だしはやっぱりホールデンのナレーションで始まる。私が殺された理由をこれからお話します。という展開。これを倒叙法といいましたっけ。
グロリア・スワンソンというサイレントの女優を知った。「エアポート75」に本人役で出演しているが、この映画をまだまともに観ていない。私の町のレンタル屋にはこのソフトを置いていないからだ。19世紀末の生まれの人で、私の祖母と同じ年代の人。映画には彼女の豪邸の中に、全盛期の頃のポートレートがたくさん飾ってある。
デミル監督が本人役で出演しているが結構芝居がうまい。スワンソンとはこの映画の内容通り、過去に彼女と組んで映画を製作していた。
当時のパラマウントの映画スタジオを見せてくれるが、「雨に唄えば」、「錨をあげて」についで舞台裏を見たのはこれで3回目である。スタジオのカメラがでかい。テクニカラーカメラなのかもしれない。
スワンソンはこの映画でアカデミー賞候補となったが、渾身の演技といえる。しだいに狂った顔になっていく。しかし私には多少オーバーな演技に見えた。
彼女の話し方が「宇宙家族ロビンソン」のジョナサン・ハリスの喋り方に近く、英語圏では傲慢で自分勝手な人物を演じるときのアクションなのかもしれない。
彼女のチャップリンの物まねが見もの。
彼女の執事もなぞの男で、鉄仮面のような容貌は最初から興味がわく。ラスト近くで彼の人生が明らかになる。
バスター・キートンが彼女のサイレント時代の同僚の一人として、カードゲームのシーンにカメオ出演している。 相変わらずニコリともしないが一言「パス」という声を発している。彼のテレビ出演のシーンをユーチューブで観たが、声は良く、歌もうまい。
映画の中でホールデンは彼らサイレント時代の俳優のことを「蝋人形」と揶揄して言っていた。
ラストシーンのスワンソンが悲しい。 殺人の取材に来たメディアのカメラを映画の撮影と幻想し演技をしてしまう。 彼女の執事をしている男も「カメラ、アクション」と幻想の演出して彼女を支える。 ふたりとも哀れ。
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