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宮本武蔵、キャスティング-1

宮本武蔵(一)
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- 血の巻 - 「鈴」 から 「茨」 まで

関が原の戦いで負け戦の野にくたばっていたのは17歳の武蔵と又八であるが、三船敏郎と三国連太郎に演ってもらうには、これまた少々老けすぎて見える。

この二人が出演している稲垣浩監督の「宮本武蔵」リメークは、昭和29年の作品であるが、この時ご両人とも30歳前後ではなかろうか。

例えば実年齢が30歳くらいでティーンエィジャーを無理なくこなした俳優さんというと「七人の侍」で勝四郎を演じた木村功さんなどがいる。 この方は晩年でも万年青年と言われ、たしかに童貞とも思える雰囲気を持つ若々しさがあった。

三船と三国には青年期を演じさせるには少々不満なところがあるが、このまま稲垣作品からシフトして出演していただく。

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新免武蔵  ・・・・・   三船 敏郎

本位田又八 ・・・・・  三国 連太郎

お通      ・・・・・  八千草 薫、   この方意外は考えない。病弱でも強い意志を感じる人

朱美      ・・・・・  岡田 茉莉子、  原作では15歳であり、これも彼女では大人っぽい感じがするが、このまま出演していただく。

お甲      ・・・・・  水戸 光子、   このまま出演していただく、元日本軍帰還兵、小野田さんがファンだった人である。 中年の色気を持つ。「~かえ?」と言う喋り方がこの人に似合う。

辻風典馬   ・・・・・  加藤 武、  武蔵に叩きのめされるが、この俳優さんは時代劇ではそういう目に合うことが多い。

沢庵      ・・・・・  西田 敏行、  普段はバカなことを演じているが、実際は大変な人物。人脈も重い。 心の底ではお通を好いているが、そのアクションは一切起こさない。

お吟      ・・・・・  原 節子、   武蔵の姉。 出番は少ないが武蔵の理解者、心の支え。

お杉婆    ・・・・・   浪速 千栄子、 これは内田吐夢監督作品から起用。彼女以外考えられない。 オロナイン軟膏ぬってがんばっていただく。

どじょう髭の男 ・・・・・ 浜村 純、  姫路城の武士(青木丹左衛門)、お通のストーカー、後々まで登場する重要な役どころ。 いずれ改心するので生真面目さも必要。

・武蔵が最初に出会う村人 ・・・・・ 谷 晃  追加。

----- 武蔵のフラッシュバック映像に登場 -----

新免無二斉  ・・・・・  宮口 精二、  武蔵の父、剣一筋。実の子でも容赦しない。

武蔵の母    ・・・・・  田中 絹代、  武蔵にとっては聖母マリアのような存在

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原作をここまで読んで、疑問に感じていたことは、お杉婆の策略で武蔵は風呂に入って油断してしまうが、そのときまで武蔵の体は胃液を口から吐くほどのすきっ腹である。そんなフラフラの体で風呂に入れるだろうか。しかも「気持ちいい」とまで発言している。しかもその後大立ち回りまでやっている。ちょっと無理な運びと思う。メシを食わせてから風呂に入らせるべきだ。

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