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イージーライダー

イージー★ライダー DVD イージー★ライダー

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2006/12/20
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洋画メモ、NO,36、レンタルDVD

1969年、コロンビア、ビスタサイズ?、94分、カットによって粒子が粗い。

制作- ピーター・フォンダ、監督- デニス・ホッパー

撮影- ラズロ・コヴァック

出演- ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン、

カレン・ブラック、ルーク・アスフォー

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マスターフィルムが紛失していたそうで、幸いみつかりDVD化された。

ただし、カーニバルの夜間撮影での増感現像のシーンを除き、時々フィルムを拡大トリミングしたような荒い粒子のカットがある。さらに色合いが古い絵葉書のようなカットもある。これはDVD化での問題かもしれない。

34万ドルの予算で600万ドル稼いだ作品だそうだが「いやー面白かった」と言う作品ではない。

根本的にラリッている映画なので、「そこんとこヨロシク」というものだと思う。

「2001年宇宙の旅」のスターゲートコリドーのシーンが始まると「グラス」を吸い始める連中が、1年たって再びラリながらこの映画を観たのだろうか。

ロードームービーというのはいいもんだ。バイク版「世界の車窓」という感じ。だからフォンダとホッパーが野宿しているシーンになると少しがっかりしてしまう。ずーっとハーレーで走っていたいんですな。そういう映画があってもいいと思う。

最近は大型二輪の教習所での免許取得も楽になり、また高速道二人乗りも緩和されたおかげで、道路ではハーレーが繋がった親子のダイコクネズミのように走り回っている。ライダーはたいてい、50代以上のいいオッサンで、やはりこの映画が頭の隅に焼付けられていてハーレーにあこがれているのだろう。

アマノジャクの私はこれだけハーレーだらけになると全く乗る気にならない。 

またVツインOHVエンジンの「ドタバッタン・バッタン」という排気音も私の好みではない。

しかし、二輪・限定解除の試験の合格率が5パーセントの頃に、アメリカから個人輸入したハーレーに乗っていたライダーはたしかにカッコヨカッタ。

この映画ではフォンダのチョッパーは前輪にブレーキが無く、ちょっとスピードを出すのは怖そうだ。車にせよ二輪にせよ、ブレーキは前輪が70パーセント担っているのだ。あの後輪ブレーキしかないバイクではせいぜい時速60キロしか出せないだろう。 ま もともとスピードを求めるバイクではないのだが。

撮影はカーニバルのシーンから始まったそうで、これはもう即興もいいとこ、完全なゲリラ撮影で混乱している。

前半のシーンも、何かギコチナク、出演者の演技も堅いが、ジャック・ニコルソンが出でくるところから画面や演技が締まってきた。

彼の自由に関するウンチクのセリフは印象にある。「アメリカは自由のためなら殺人も平気だ」という言葉は40年たった今でもまったくその通りだ。

キリスト教に関する思わせぶりのシークエンスが多いが、知識の無い私には意味が分からない。

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コメント

暑い、暑いと言いたくないのですが、暑い日が続きますね。昔の夏はこんなに暑くなかったです。
ご覧になったのですか。きつい映画でしょ?(笑)。脚本も含めてアラが目立ちますよね。偉大なるマグレ当たり映画です。でも、時代を映し出したという観点から見れば、価値を持つ映画だと思うのですよね~。それに売れない俳優だったジャック・ニコルソンを一躍有名にしてくれたし(笑)。
ブログを不完全な形ですが、再開しています。よかったら覗いてやって下さいませ。

投稿: マーちゃん | 2008年7月20日 (日) 23時50分

ラリッてる…(笑)、まさにおっしゃる通り。
あの時代のアメリカ映画て多かったですね、ラリッてるの。

うちの田舎の国道でもオヤジライダーがよくハーレー、乗ってますが、あれは手足が長くないとサマにならないですね。
上げっぱなしの腕も疲れそう…。まぁ、そう言ったら「みもふたもない」けど。

投稿: バルおばさん | 2008年7月20日 (日) 23時58分

マーちゃん。おはようございます。
暑いですね。私の部屋は西向きなので34度まで上がります。
午後はパソコンが熱暴走する恐れがあるので使えません。
ニコルソンはこの映画で出世しましたか。でもあっけなく殺されてさみしかったですね。
あそこの処理は手抜きでしたね。遺体を送る処理とか警察に届けるシーンがあってもよかったのではないでしょうか。
ブログ復活されてうれしいです。
のぞいたらニコルソンのすごい記事。楽しみです。

投稿: スタンリー | 2008年7月21日 (月) 08時34分

パルさん。おはようございます。
群馬は暑いですか。こちらは多治見も暑そうです。
ハーレーおじさんは日本どこでもいますね。
でもオランウータンがバンザイしているようなスタイルは
ワケー連中のようですね。
あれはジッチャンには疲れまっせ。でも短足にはハーレーは合ってますね。

ラリる映画はやっぱり「2001年宇宙の旅」ですかね。

投稿: スタンリー | 2008年7月21日 (月) 08時42分

イージーライダーは荒削りなところがいいんじゃあないですか。こういう映画はあまり理屈ぽっく考えずにラリッて、ではなくラフに見た方がいいと思いますが。かくいう私は、この作品に触発されて(さすらいのライダー)というソングを作ってしまった一人です。イージー・ライダーはなにかと影響を受けやすい映画ではある。
http://www4.plala.or.jp/mannmaru/

投稿: さすらいのライダー | 2009年10月 2日 (金) 09時10分

さすらいのライダー様、コメントありがとうございます。
仰るとおり、理屈で観る映画ではありませんね。映画を観るときは、私の悪い癖がいつも出で来て、説明不足や編集の不備を指摘してしまいます。あの当時のニューシネマはだいたい説明などいりませんね。「2001年宇宙の旅」からしてそうです。
それにしても、ハーレーでゆっくり走っている映像はいいものです。唄をお作りになられたのですね。大分、この映画に思い入れがありますね。
私は改造し、他人の迷惑も顧みず集団で爆音を立てているハーレー軍団は醜悪だと感じていますが、ノーマルで一人静かに優雅に走っているハーレーライダーはカッコイイと思っています。
ハーレーダビットソンでは883が好きです。ハンドルを改造してオランウータンがバンザイしているようなスタイル走行は実にカッコワルイですね。

投稿: アラン・墨 | 2009年10月 2日 (金) 11時04分

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