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パニック・ルーム

パニック ルーム/Panic Room - Soundtrack パニック ルーム/Panic Room - Soundtrack
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洋画メモ、NO,25、日曜洋画劇場

2002年、コロンビア

監督- デヴィット・フィンチャー、脚本- デヴィット・コープ

音楽- ハワード・ショア、撮影- コンラッド・W・ホール、ダリウス・コンジ

出演- ジョディ・フォスター、フォレスト・ウィテカー、ジャレット・レト

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民放の映画はCMもあるし、カットされているのでめったに観ないが、偶然、終わりまで観てしまった。

ジョディ・フォスターという女優さんの演じるキャラクターはいつもギスギスしていて、尖がっていて男女かまわず相手に喰ってかかるものが多い。 男性からみたら、どうもなじめない女性ばかり演じているように見える。 離婚している状況が多いようにも感じ、いつも誰かと戦っている。

ただ、この映画では娘に言われて、汚い言葉を素直におうむ返しでしゃべるシーンが彼女には意外で面白かった。

最近の映画はカメラのマジックを見せてくれて面白い。

この映画では大きな邸宅が舞台なので、カメラは立体的に動いていて、時には壁の中をすりぬけたり、透かしてみせたりする。

例えば、吹き抜けの下からカメラはクレーンでチルトし、上の手すりの間をすりぬけ、廊下を移動、奥の一室の僅かに開いたドアを通りぬける。

どうやって撮影しているのか分からぬが、ところどころカットして、コンピューターで画面を接着処理しているかもしれない。

また、デジタルビデオカムなら図体も小さいのでやりやすく、ミニチュア撮影のようにモーション・コントロールされているのかもしれない。

こういう撮影は「市民ケーン」などにもみられるが、昔はローテクなので、「すりぬけ撮影」はカメラの移動ととも、カメラやクレーンがセットにぶつからないよう、スタッフが大急ぎでセットの一部を取りはずして行われていた。

だけど、最近のハイテク撮影も私は飽きてしまった。これだけ方々の映画で使われるようになると、単なる小手先をひねくり廻しているようにしか見えない。昔からのオーソドックスな撮影でもいい映画はできるはずだ。

大悪人と中悪人と小悪人の3人が押し入る。小悪人は糖尿病の娘を助ける。フォスターも助ける。

ヒッチコックだったら今の撮影テクで撮るだろうか。 脚本はどうするだろうか。

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コメント

スタンリーさんと同じ理由で、民放の映画はめったに見ないのですが、奇遇ですねぇ、私も昨日の放送を見ました!小悪人のフォレスト・ウィテカーは、あの顔つきですから悪党にはなりきれないですよね。始めから暴力はイヤだと言ってましたものね~。ジョディ・フォスターの夫役は、お金持ちに見えなかったです(笑)。

投稿: マーちゃん | 2008年4月28日 (月) 21時24分

マーチャン。こんばんは。
あ 観ましたか。私は丁度2時間で終わるので、寝そべって気楽に観てしまいました。
そうですね。ウィテカーという優しい悪党がこの映画のキーポイントですね。この人カンヌ映画祭で男優賞もらっているんですね。
フォスターの旦那はちょっと描ききれていない感じがしました。
最後、2000万ドルの債券が風で飛んでいくのは平凡だけど、いい終わり方ですね。

投稿: スタンリー | 2008年4月28日 (月) 22時36分

 スタンリーさんがおっしゃるように、ジョディー・フォスターが演じるキャラクターは、いつも同じような感じですね。(「フライトプラン」とか) 子役当時から好きな女優さんです。「ダウンタウン物語」の歌姫タルーラ役が好きでした。
 「パニックルーム」は2002年の公開時に2回観ました。(2回目は2本立てのおまけで観ましたが。) 殆ど建物の中だけの映画ですから、部屋の移動や階の移動で変化をつけたり、どうやって撮影したのかと思うようなカメラワークで楽しませてくれました。相手が二流以下の泥棒だったのが、少し物足りなさを感じました。

投稿: | 2008年5月 3日 (土) 23時49分

名前を書き忘れました。(↑)

投稿: 雷おやじ | 2008年5月 3日 (土) 23時53分

雷おやじさん。こんばんは。
フォスターの子役時代からご存知ですか。テレビコマーシャルなんかにも出ていたらしいですね。
私の子供のころ、5年生くらいと思いますが、NHKの海外ドラマ「トム・ソーヤの冒険」がありましたが、ベッキー役は彼女だったらしいです。でも顔に記憶がありません。
この映画の撮影テクは仰るとおり、おもしろいですね。
でもこういうことを嫌う監督もいるでしょうね。
日本の小泉監督もそんなタイプに見えます。
あの泥棒は、押し入る必要があったでしょうか。
「引越しするとき、大事な書類を金庫に忘れたので取りに来ました。」と訪問すれば解決すると思いますが。

投稿: スタンリー | 2008年5月 4日 (日) 00時09分

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