« 地球防衛軍 | トップページ | キー・ラーゴ »

ダイヤルMを廻せ

ダイヤルMを廻せ! 特別版 DVD ダイヤルMを廻せ! 特別版

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007/10/12
Amazon.co.jpで詳細を確認する

洋画メモ、NO,23、NHKBS

1954年、WB、スタンダード、カラー、105分、画質良

原題- Dial M for Murder

監督- アルフレッド・ヒッチコック、脚本-フレデリック・ノット、

撮影- ロバート・バークス、音楽- ディミトリ・ティオムキン

出演- グレース・ケリー、レイ・ミランド、ロバート・カミングス、

ジョン・ウィリアムズ

----------------------------------------------------

ヒッチコックの映画は未見のものが多いが、その一つを観た。

タイトルは有名で知っていたが、白黒映画だとばっかり思っていたところ、カラー作品だった。

資料によると、3D映画として制作されたという。この撮影は通常よりカメラが大がりになり、現場でも制限が多く、ヒッチコックも悩んだらしい。

しかし、3Dではなく、普通の映画として上映されたということだ。

この映画は、私は殺人計画をレイ・ミランドが仕込むまでと、その実行が予定と狂ってしまうことまでが大変面白い。

つまり、自分がミランドを応援しているからだが、完全犯罪が計画どおりいかないことにハラハラしてしまう。 これがヒッチコックのワナといえる。

後半の警部による鍵のトリックあばきは、「コロンボ」的で、推理ドラマを見慣れた我々の世代には関心するほどでもないと思うが、頭の悪い私には、もう一回、できれば日本語吹き替えで観なければよく分からない。

私には、警部のコロンボ的トリックあばきより、その以前のミランドと推理小説作家との、死刑になるグレース・ケリーを助けようとする共謀計画に期待したが、そうはいかなかった。そこから発展させても、それはそれで面白い映画になったと思う。 しかし、そのあとのミランドの機転も面白かった。

ケリーは当時20代であるが、ミランドは40代後半ということで、ちょっと夫婦の設定に疑問を感じる。

そのケリーは美貌だけでなく、あの若さ(25歳)でも芝居がうまい女優であることが分かった。ただしヒッチに絞られたかもしれないが。

最後、犯罪がバレたミランドがジタバタせず、皆に酒を振舞うのは、なんとも粋であった。これもコロンボ的だ。

|

« 地球防衛軍 | トップページ | キー・ラーゴ »

洋画メモ」カテゴリの記事

コメント

この映画、好きです~。昔、何度か観たのですが、今回のBSも録画しました。後日、じっくりと鑑賞しま~す。これのリメイク「ダイヤルM]も面白いですよ。
グレース・ケリーは美貌と知性と品性を持っていましたよね。たしか良い家の出でしたね。

投稿: マーちゃん | 2008年4月15日 (火) 21時29分

マーちゃん。おはようございます。
もう何度もご覧なったのですね。
私はイギリス時代の作品かと思っていましたが、
アメリカ作品ですね。
ケリーはほんとうに素敵な人ですね。ポーッとします。
結婚したモナコ王はハンサムでもないので、
くやしいです。
ミランドはけっこうB級SF映画に出演していますが
アカデミー賞とっているんですね。
ヒッチコックの出ているところは直ぐわかりましたが、
気が付かない人がいるみたいですね。にぶいなー。

投稿: スタンリー | 2008年4月16日 (水) 09時00分

今晩は。
この題名を聞くと思い付く事があります。順不同です。1.アメリカでは3D公開されましたが日本でも3Dで見た人はかなりいます。但しTVのディスプレイでです。かの昨日液晶TVから撤退発表した「技術」のかつ「初」の多いビクターですが、ベータに大勝したVHSのビクターではありますがパイオニアのLDに惨敗したビクターのVHDで3Dの盤で専用ゴーグルで見る事が出来たのです。3Dの本作品や13日の金曜日(何作目かは失念)を見たくてVHDを買った人案外いました。2.ダイヤルの「ヤ」とは隔世を感じます。「ダイキンのエヤコン」が今では「ダイキンのエアコン」になったように。3.Mはダイアルそのものではなく殺人と言う意味。4.20才以上離れてて、あのような美しさでは浮気の一つあっても仕方がない事。などなど。又再見したくなりました。

投稿: ロンリー・マン | 2008年4月18日 (金) 21時10分

TVのディスプレイではなく厳密には「ゴーグル」の間違いです。訂正してお詫びします。

投稿: ロンリー・マン | 2008年4月18日 (金) 21時48分

ロンリー・マンさん。こんばんは。
そうですか、3D版のソフトも存在するそうで。ハサミを使った格闘シーンはその効果をねらったみたいですね。
あれは、撮影は2台のカメラをずらしてステレオ撮影するのでしょうか。それとも70ミリのフィルムを左右に分けるのでしょうか。
ダイヤルという言い方も、なんとなく懐かしいですね。
ダイアモンド--ダイヤモンド、ダリヤ-ダリアなど・・・
グレースはたしかに浮気するのが自然ですね。
でもあんな美人をよく殺す気になったものです。

投稿: スタンリー | 2008年4月18日 (金) 22時34分

ケースと一緒に解説があったみたいですから「クローゼットの奥の奥の段ボール」にある筈ですから気長にお待ち下さい。第一、VHD動くかなー。

投稿: ロンリー・マン | 2008年4月19日 (土) 01時02分

ロンリー・マンさん。おはようございます。
VHDというのがあったんですね。貴重ですね。
私のところにはパイオニアのLDがあり、現役です。
ディスクジャケットがLPレコードのように大きいですから、
中の解説や写真が豪華でよかったですね。
あの大きさのものが現在でもあってもいいと思います。
そうすれば、ブルーレイの密度で片面30時間ほど録画できますね。「木枯らし紋次郎」全編が一枚で済みます。

投稿: スタンリー | 2008年4月19日 (土) 09時48分

3Dの解説ありましたが、大した内容ではないですね。スタンリー推測案の前者の2台のカメラで撮影しが正解で70ミリ云々ではないです。
映写の際に各レンズの前に直角に屈折する・・・あたりから非常に曖昧な説明で理解不能と言う塩梅です。
お役に立てずごめんなさい。

投稿: ロンリー・マン | 2008年4月27日 (日) 00時29分

ロンリー・マンさん。おはようございます。
そうですか。2台で撮影ですか。
映写もむずかしそうですね。フィルムの掛け換えなどどうするのでしょうか。私もネットで検索したのですが、見つからず、あきらめました。
日大芸術学部のライブラリーには資料があるかもしれませんね。

投稿: スタンリー | 2008年4月27日 (日) 08時50分

今晩は。
VHD動いて3Dで見ましたよ。さすが、スタンリーさん、一番効果的だったのは殺されそうになる伸びた腕、はさみ。初めの殺人依頼する所の電気スタンド(手前だからピンは甘い)。ただ子供の頃に「フェザー河の襲撃」、「ホンドー」(両方とも矢とかトマホークはばんばん飛んで来るわ、おまけにインディアンがこっちまで落馬して来た)を見た私に言わせれば余り意味がないですね。
だけど、うん十年振りに見た感想を言うと、この作品は案外雑ですね。少しも綿密でなく疑問だらけ。
国民性の違いと言われるとそれまでだけど、キーをむき出しで使ってる。少なくとも育ちや躾が良かったヒロインはキー・ホルダーくらいつけるでしょうがな。大きくなくてもいいから、キティーちゃんの可愛い小さなものでもいい(笑)。普通なら事件の直後か当日に「だんなの鍵見せて下さい」、「奥さんの鍵ちょっと見せて下さい」でやりますよ、警視庁なら。旦那だって何回も銀行に行けるなら合鍵造る時間はおお有り。甘い甘い。こう言う人はエンジン・キーもむき出し?。鍵の隠し場所もトーシロー。そもそも20年振りに会った人間に例え前科者でも「即日」に頼むか?。最後に(ホントは沢山あり)我々洋画ファンは外国の長ーーい電話コードを部屋中引き回すシーンにある種の憧れがありましたね。コードレス子機のない時代です。いつも机の上、この件も何か出来すぎ。もう一つ、事件とは直接は関係ないけど寝室のドアは来客があってもベッド丸見えのルーズさ。呆れましたね。つまり生活とか習慣などが嘘っぽいのです。がっかり。説明(会話)だけで展開するのもヒッチらしくない。裏窓のが遥かに上。

投稿: ロンリー・マン | 2008年5月 2日 (金) 20時05分

ロンリー・マンさん。こんばんは。
そうですか、VHDで観られましたですか。
私は筑波博覧会でスクリーンにて立体映画を観ました。
目の前に動いている魚がつかめそうでしたね。
立体だとハサミを刺すシーンは今のゾンビ映画よりショッキングかもしれませんね。
私はハサミが背中に刺さったくらいで即死するかが疑問です。
トリックについては同感ですね。ロンドン警察の捜査はフシアナだらけです。元は演劇だそうですから、アクションが雑でオーバーに作ってあるのかもしれません。観客席からは鍵は良く見えませんので。笑

投稿: スタンリー | 2008年5月 2日 (金) 22時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/412224/20262366

この記事へのトラックバック一覧です: ダイヤルMを廻せ:

« 地球防衛軍 | トップページ | キー・ラーゴ »